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記録ID: 8281220
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

群馬県東吾妻(あがつま)町の吾嬬(かづま)山に登る

2025年06月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
4.5km
登り
474m
下り
471m

コースタイム

出発11:10−登山口11:15−上段の林道(姉山口)11:45−正面コース登山口11:55−尾根に乗る12:10−970m圏平坦地12:20〜12:50−1130m圏コブ巻き道13:25−吾嬬山頂上13:40〜14:25−下降点14:25−寺社原分岐14:30−11号鉄塔基部14:50−枝尾根下降点15:00−上段の林道15:15〜15:25−姉山口下降点15:45−ゴール16:15
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道を渋川伊香保ICで降り、国道353号線、145号線を西に進む。JR吾妻線の岩島駅の1kmほど手前で町道に右折、駅の北側を通り、姉山集落を抜けると林道姉山線になる。道なりに進むとゲートが閉じられている。鍵は掛かっていないので、自分で開け閉めして先へ。300mほど先で舗装は切れ、荒れたダートとなる。さらに800mほど走ると13号鉄塔が建っているので、その近くの路肩に停める。あるいはさらに50mほど進むと、舗装された林道吾妻山線にT字路で出る。左折して通行止め手前の路肩に停めれば登山口は直ぐ先。
コース状況/
危険箇所等
道標が随所に立ち、一部を除いて踏跡も明瞭なので迷う心配は無い。ただし、11号鉄塔から降りる東鉄塔コースは下降点が分からなかったので、1本東側の枝尾根を下りた。踏跡もテープも無いが、藪も無いので安心して降りられた。
林道姉山線に入るとゲートが閉じられている。自分で開閉して先へ進む
2025年06月08日 10:22撮影
6/8 10:22
林道姉山線に入るとゲートが閉じられている。自分で開閉して先へ進む
林道姉山線最上部の駐車地点。直ぐ西の林の中に13号鉄塔が建っている
2025年06月08日 16:11撮影
6/8 16:11
林道姉山線最上部の駐車地点。直ぐ西の林の中に13号鉄塔が建っている
50mほど先で舗装された林道吾妻山線と合流。左折すると直ぐに通行止め。この路肩にも駐車できる
2025年06月08日 11:13撮影
6/8 11:13
50mほど先で舗装された林道吾妻山線と合流。左折すると直ぐに通行止め。この路肩にも駐車できる
2つの林道の合流地点に立つ13号鉄塔
2025年06月08日 11:13撮影
6/8 11:13
2つの林道の合流地点に立つ13号鉄塔
通行止めの直ぐ先が登山口。標高730m
2025年06月08日 11:14撮影
6/8 11:14
通行止めの直ぐ先が登山口。標高730m
登山口に立っている案内地図。これを見て、東鉄塔コースを降りることにした
2025年06月08日 16:09撮影
6/8 16:09
登山口に立っている案内地図。これを見て、東鉄塔コースを降りることにした
植林帯は良く踏まれて歩き易い山道が続く
2025年06月08日 11:23撮影
6/8 11:23
植林帯は良く踏まれて歩き易い山道が続く
急斜面になるとつづら折りの山道になる。溝の底は歩きにくいし、積もった落ち葉に潜むヤマビルが怖い
2025年06月08日 11:31撮影
6/8 11:31
急斜面になるとつづら折りの山道になる。溝の底は歩きにくいし、積もった落ち葉に潜むヤマビルが怖い
送電線巡視路独特のプラ階段が設置されている
2025年06月08日 11:40撮影
6/8 11:40
送電線巡視路独特のプラ階段が設置されている
上段の林道に出た。右も左も吾嬬山へと案内されているが、左を採る
2025年06月08日 11:44撮影
6/8 11:44
上段の林道に出た。右も左も吾嬬山へと案内されているが、左を採る
林道を100mほど進むと正面コースの登山口
2025年06月08日 11:53撮影
6/8 11:53
林道を100mほど進むと正面コースの登山口
草藪が生い茂った山腹を進むので、踏跡が分かりにくい
2025年06月08日 11:54撮影
6/8 11:54
草藪が生い茂った山腹を進むので、踏跡が分かりにくい
やがて草藪は薄くなり、踏跡が明瞭になってきた
2025年06月08日 12:00撮影
6/8 12:00
やがて草藪は薄くなり、踏跡が明瞭になってきた
949mコブから南西に伸びる尾根に乗った。この尾根は吾嬬山頂上から伸びて来る南尾根に繋がるので、後は尾根筋を詰めて行けば良い
2025年06月08日 12:08撮影
6/8 12:08
949mコブから南西に伸びる尾根に乗った。この尾根は吾嬬山頂上から伸びて来る南尾根に繋がるので、後は尾根筋を詰めて行けば良い
ギンリョウソウを見かけた。別名ユウレイダケ。これはキノコではなく、花も実もなる高等植物とのこと。これだけ密集しているのは珍しい。
2025年06月08日 12:52撮影
6/8 12:52
ギンリョウソウを見かけた。別名ユウレイダケ。これはキノコではなく、花も実もなる高等植物とのこと。これだけ密集しているのは珍しい。
1020m圏を越えると急登となる。露岩が現れてきたが、落ち葉を踏むより、むしろ岩の方が登り易い
2025年06月08日 13:14撮影
6/8 13:14
1020m圏を越えると急登となる。露岩が現れてきたが、落ち葉を踏むより、むしろ岩の方が登り易い
1130m圏コブの東側を巻いて吾嬬山本峰との鞍部に出る
2025年06月08日 13:26撮影
6/8 13:26
1130m圏コブの東側を巻いて吾嬬山本峰との鞍部に出る
珍しい蝶がいた。3cm程だが、黄色と黒の色合わせなので目立つ。帰ったら、何ていう蝶なのか、知り合いの蝶博士に聞いてみよう
2025年06月08日 13:28撮影
6/8 13:28
珍しい蝶がいた。3cm程だが、黄色と黒の色合わせなので目立つ。帰ったら、何ていう蝶なのか、知り合いの蝶博士に聞いてみよう
蝶博士曰く、これは蝶ではない、「キンモンガ」と言う蛾の仲間とのこと。詳しくは後述
2025年06月08日 13:29撮影
6/8 13:29
蝶博士曰く、これは蝶ではない、「キンモンガ」と言う蛾の仲間とのこと。詳しくは後述
吾嬬山頂上に着いた。山名杭と1181.5mの三角点
2025年06月08日 14:21撮影
6/8 14:21
吾嬬山頂上に着いた。山名杭と1181.5mの三角点
さあ降りよう。頂上のすぐ下、平板な急斜面の山腹の途中から東に主稜線が伸びる。道標やテープがあるからいいが、これが無いと下降点を特定することは厳しい
2025年06月08日 14:23撮影
6/8 14:23
さあ降りよう。頂上のすぐ下、平板な急斜面の山腹の途中から東に主稜線が伸びる。道標やテープがあるからいいが、これが無いと下降点を特定することは厳しい
尾根と言うより一様な山腹を斜めに下って行く
2025年06月08日 14:28撮影
6/8 14:28
尾根と言うより一様な山腹を斜めに下って行く
急斜面が終わる直前に、北側の寺社原へ分岐する道標が立っていた
2025年06月08日 14:31撮影
6/8 14:31
急斜面が終わる直前に、北側の寺社原へ分岐する道標が立っていた
尾根筋が明瞭になり、1090m圏コブを過ぎると幅広い尾根となるが、急下降は変わらない
2025年06月08日 14:43撮影
6/8 14:43
尾根筋が明瞭になり、1090m圏コブを過ぎると幅広い尾根となるが、急下降は変わらない
1030m圏で主稜線に並行する道が右下に分かれたのでこれを辿ると、11号鉄塔の基部上部に出た
2025年06月08日 14:51撮影
6/8 14:51
1030m圏で主稜線に並行する道が右下に分かれたのでこれを辿ると、11号鉄塔の基部上部に出た
鉄塔の真下をくぐる
2025年06月08日 14:54撮影
6/8 14:54
鉄塔の真下をくぐる
登山口の案内地図には、ここから上段の林道に降りる東鉄塔コースが描かれていたが見つからない。主稜線に並行する古い巻き道があるのみ
2025年06月08日 14:57撮影
6/8 14:57
登山口の案内地図には、ここから上段の林道に降りる東鉄塔コースが描かれていたが見つからない。主稜線に並行する古い巻き道があるのみ
この巻き道はいずれ主稜線に合流するようだ。そこで主稜線960m圏コブから南に伸びる枝尾根を下りることにし、巻き道のこの地点から枝尾根を下り始める
2025年06月08日 15:02撮影
6/8 15:02
この巻き道はいずれ主稜線に合流するようだ。そこで主稜線960m圏コブから南に伸びる枝尾根を下りることにし、巻き道のこの地点から枝尾根を下り始める
この枝尾根には踏跡もテープも無いが、せいぜいこの写真の藪が邪魔する程度なので歩き易い。尾根筋を確認しながら降りて行く
2025年06月08日 15:08撮影
6/8 15:08
この枝尾根には踏跡もテープも無いが、せいぜいこの写真の藪が邪魔する程度なので歩き易い。尾根筋を確認しながら降りて行く
上段の林道が木間越し左下に見えて来た。いずれ林道がこの尾根を寸断するだろうから、枝尾根側面のこの急斜面を降りて、早めに林道に降り立った
2025年06月08日 15:15撮影
6/8 15:15
上段の林道が木間越し左下に見えて来た。いずれ林道がこの尾根を寸断するだろうから、枝尾根側面のこの急斜面を降りて、早めに林道に降り立った
案の定、林道は切通しとなって枝尾根を寸断していて、とても降りられない
2025年06月08日 15:16撮影
6/8 15:16
案の定、林道は切通しとなって枝尾根を寸断していて、とても降りられない
一般コースでは主稜線を林道峠まで降りて林道に入るが、枝尾根を降りたことでショートカットしたことになる。後はこの林道を歩けばよい
2025年06月08日 15:24撮影
6/8 15:24
一般コースでは主稜線を林道峠まで降りて林道に入るが、枝尾根を降りたことでショートカットしたことになる。後はこの林道を歩けばよい
林道の脇に12号鉄塔が建っていた
2025年06月08日 15:41撮影
6/8 15:41
林道の脇に12号鉄塔が建っていた
朝方通った姉山口まで戻った。これで吾嬬山を周回したことになる。ここから降りれば、後30分程でゴールする
2025年06月08日 15:47撮影
6/8 15:47
朝方通った姉山口まで戻った。これで吾嬬山を周回したことになる。ここから降りれば、後30分程でゴールする

感想

「吾妻」と書いて何て読む?一般的には「あづま」、地名としても「あづま」が多いが、群馬県では「あがつま」、ここの川やJRの路線名も「あがつま」。
「吾嬬」と書いて「あづま」とも読めるけれど、群馬県の「吾嬬山」は「かづまやま」。ややこしい!
今回はその「かづまやま」に登って来た。

道標が整備され、良く踏まれた山道が続いているので気楽に歩けた。登山口に掲げられていた大きな案内地図に、11号鉄塔から降りる東鉄塔コースが紹介されていた。これを使えば林道歩きが短くなるので、急遽、これを降りる積りになった。しかし、鉄塔からの下降点が分からなかったので、1本東側の枝尾根を下りた。詳しくは写真で説明した通りである

ここは静かな山である。日曜日というのに、終日、誰にも会わなかった。代わりに会ったのが鮮やかな色彩の小さな蝶。
黄色と黒なので、可愛いいというより、いささかどぎつい。知人に蝶博士がいる。蝶を追って、国内はもとより台湾まで出かけている。帰宅後、彼に蝶の名前を問い合わせたら、早速返事が戻って来た。

これは蝶ではなく蛾の仲間、名前は「キンモンガ」。触角を見ると、先端が細く尖っているのは蛾。蝶は触角の先端に小さな塊が付いている、とのこと。専門家なら区別できても、素人の私には分からない。
でも、浅間山の先の桟敷山の花畑の小さな木にいたのを写真に撮った、と彼は言っているから、ほどほど珍しいのかしら?

昨日は信越道の下仁田IC近くの神成山に登った。富岡アルプスと呼ばれ、人気が高いのか結構の人出だった。4時間ほど山を楽しんでから、猿ヶ京温泉に回り、昔の山仲間と酒を飲み交わした。
今日は天気が持ちそうなので、ここ吾嬬山に来た。朝9時に宿を出て、歩き出したのは11時、車に戻ったのは16時。それから3時間半かけて神奈川の自宅まで車を走らせたが、さすがにきつかった。

昔は、せっかく遠くまで来たのだから、ついでに一つか二つ、山に登って来るのは当たり前だった。でも、82歳にもなると、気力はあっても体力的に厳しくなってきた。
gakukyourou の名前に負けず、いつまで「岳に狂っている老人」でいられるかしら?

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コメント

頑張ってください。
2025/6/12 17:50
シロマ様:

激励、ありがとうございました。

gakukyourou より
2025/6/13 8:00
プロフィール画像
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