ベニバナヤマシャクヤクを探し回って 学能堂山（三重）

2025年06月12日(木) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,077m
• 下り: 1,085m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:31

距離 13.9km 登り 1,077m 下り 1,085m

9:09 石名原簡易郵便局
9:30 ミツマタ群生地展望台
10:44 石名原登山道入口
11:23 学能堂山
11:30 佐田峠への分岐
11:35 11:36 東俣山
11:47 白土山
11:59 東俣山
12:18 佐田峠への分岐
12:33 学能堂山
12:38 12:41 笹峠
12:50 石名原登山道入口
13:26 ミツマタ群生地展望台
13:40 石名原簡易郵便局
13:40 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊勢地地域住民センター横の広場に駐車させていただきました。数十台は駐車可能と思われます。

コース状況／危険箇所等

危険個所はありませんでした。私のように花を探し回って登山道を外れない限り大丈夫です。ただ、雨の後だったので滑りやすくなってました。

写真

6/12 9:08

伊勢地地域住民センター横の空き地に駐車させていただきました。おそらく登山客は私だけでしょう。

6/12 9:09

道路に出て左に曲がり、50Mくらい進むと右へ下りていく道があります。

6/12 9:13

しばらく進むと三差路に突き当たるので左に曲がります。

6/12 9:13

中垣内常夜灯（文化11年と銘があります）を右に曲がり登っていきます。

6/12 9:16

少し歩くと林道と合流し、真っすぐに進みます。

6/12 9:18

そこそこの坂道を進んでいきます。

6/12 9:21

途中、急に物音がしたのでそちらを見ると、罠にかかった鹿でした。この辺りも獣害がひどいのでしょう。かわいいですが、登山者にとってはヤマビルを拡散させる悪魔の使いです。

6/12 9:26

今は季節外れですが、この辺りはミツマタの群生地です。

6/12 9:28

分かれ道を左に進みます。

6/12 9:30

ミツマタの展望所です。東屋もありますね。

6/12 9:41

コンクリート舗装の急坂をひたすら登ります。

6/12 9:48

また分かれ道ですが、右に進みます。

6/12 9:51

この分岐も右に進みます。

6/12 9:54

山で初めて実がなっているのを見ました。木イチゴです。ベリー系は今が旬ですからね。私が採って食べると後の方が写真を撮れないので我慢します（笑）

6/12 9:55

コアジサイが咲いてました。面白みのないこの林道を登ってきた目的の一つです。

6/12 9:56

この分岐は右に進みます。

6/12 9:59

崩落個所も多いので、岩が転がって来ないか注意して進みます。

6/12 10:03

林道、荒れてきました。

6/12 10:05

人間は通れますが、車は通れませんね。

6/12 10:07

イナモリソウが咲いてました。ここだけだったけど・・

6/12 10:11

ベニヤマタケ？きのこは分からん。

6/12 10:13

この辺りはどちらを向いてもコアジサイが咲いてます。

6/12 10:22

登山道を外れて探し回っていたのですが、他の登山者の方に教えてたいだき、やっと見つけたベニバナヤマシャクヤクです。花期は終わろうとしています。

6/12 10:29

斜面全体に群生しています。学能堂山で最大の群生地でしょう。ただ、標高が低いので頂上よりも花期は1週間ほど早いように思います。

6/12 10:36

ピンテはありますが、踏み痕ははっきりわかりません。

6/12 10:41

ウツギの花が至る所で咲き乱れています。

6/12 10:42

林道に出ました。このまま目の前の急斜面を登っていきます。

6/12 10:47

なかなかの急登です。

6/12 11:02

トラバースしたら、獣道になって進めなくなりました。

6/12 11:11

急斜面をよじ登って登山道に合流します。

6/12 11:12

尾根に出ました。雰囲気はジブリ？です。

6/12 11:15

このルートは踏み痕が薄いので、あまり利用者はいないようです。尾根だけが自然林で両側植林です。

6/12 11:20

開けた場所にでました。頂上はもうすぐです。

6/12 11:23

学能堂山山頂到着です。奥の尖った山は高見山ですかね。

6/12 11:29

とりあえず山頂の花見物は後にして、白土山へベニバナヤマシャクヤクを探しにいきます。山頂からは急斜面のつづら折りが続きます。

6/12 11:31

下まで下りると、あとは歩きやすい道が続きます。

6/12 11:35

東俣山です。

6/12 11:38

次のピークも東俣山です。どっちが本当？

6/12 11:43

タンナサワフタギの花が咲いてます。このモフモフ感が何とも言えません。

6/12 11:46

白土山山頂です。展望は全くありません。

6/12 11:47

バイケイソウがつぼみを付けてます。周囲を探しましたが、咲いているのはありませんでした。

6/12 11:47

ガスが出てきました。戻ります。

6/12 11:51

行きは見逃しましたが、白土山の手前の登山道脇で一輪見つけました。

6/12 11:55

種類は分かりませんが、きのこもきれいです。

6/12 11:57

大きいフタリシズカです。

6/12 12:05

見つけました。ベニバナヤマシャクヤク。

6/12 12:05

探し回ったかいがありました。

6/12 12:06

林道沿いの斜面に咲いてますが、写真を撮るために斜面を登ったあとがないので、あまり人は通らないようです。

6/12 12:07

マルミノヤマゴボウ？の蕾です。

6/12 12:12

林道をもう少し下った場所にもありました。

6/12 12:12

近くに寄って見ると、やっぱり美しい。

6/12 12:13

まだ小さいものも多いので、何年か経てば見ごたえがありそうです。

6/12 12:18

学能堂山を下ってすぐのこの案内板を、右に降りていったところです。

6/12 12:19

つづら折りの急登を登り返していきます。

6/12 12:28

三峰山方面の稜線歩きも楽しみにしているひとつです。

6/12 12:29

山頂のベニバナヤマシャクヤクです。日が良く当たるからでしょうか、葉が焼けて元気がないように見えます。

6/12 12:31

花の見ごろもギリギリといったところです。

6/12 12:31

下で見た花の方がフレッシュだったように思います。

6/12 12:31

ヘビイチゴです。

6/12 12:33

この前登った、大洞山と尼ヶ岳が見えてます。

6/12 12:34

帰りは違う道を通っていきます。

6/12 12:39

ここから右に折れます。

6/12 12:40

登山道沿いにフタリシズカがたくさん咲いてます。

6/12 12:42

こんな感じで・・

6/12 12:48

どんどん下っていきます。

6/12 12:50

林道が見えてきました。ここからはコアジサイロードとなります。

6/12 12:52

林道脇にずっと咲いてます。

6/12 12:54

花は青が強いものと

6/12 12:56

少し紫っぽいものがあります。

6/12 12:56

これは大きな花ですが、近くで見ると華やかな感じがします。

6/12 12:57

こちらの花は青が強いですね。

6/12 12:57

こんな感じで道端に咲いてます。

6/12 12:59

ここが一番群生してました。

6/12 13:10

やっぱりヨウシュヤマゴボウなのかな？

6/12 13:11

実は遠くの斜面、人が登ってます。

6/12 13:14

林道脇の沢も水量が多いと滝のようです。

6/12 13:16

あとはひたすら林道を下っていきます。

6/12 13:26

最初の分岐点まで戻ってきました。

6/12 13:27

花が咲いてないので気づきませんでしたが、道の両側、ミツマタだらけです。

6/12 13:27

実をつけているものもあります。

6/12 13:32

大分、下ってきました。正面に大洞山が見えます。

6/12 13:39

駐車場に戻ってきました。少し雨が降ってきました。ポンチョが必要かもとザックに入れてきましたが使わずに済みました。
花を満喫した山行でした。お疲れさまでした。

撮影機器：

Pixel 9a Google

感想

うだだん

当初は三多気の桜駐車場から歩いて、丘の洞登山口からピストンしようと計画を立てたものの、他の方の山行記録を見て急遽、斜面に咲き乱れるベニバナヤマシャクヤクとコアジサイに期待して中垣内常夜灯の方から登りました。
結果、斜面に咲き乱れているはずだったベニバナヤマシャクヤクは花期が過ぎてしまっていたものの、帰りのコアジサイは想像以上に美しく目の保養になりました。
また、せっかく来たのだからと白土山方面へ足を延ばして、いろいろ探し回ったところ、運よく林道脇に群生しているベニバナヤマシャクヤクを見つけました。ここが一番花期が遅かったようで、ちょうど見ごろでラッキーでした。
学能堂山の山頂に戻ってから咲いている花も見ましたが、こちらの方が少し花期を過ぎているように思いました。今日のような平日でもまだまだ登山者が多いので、土日は写真を撮るのも順番待ちで大変だったんじゃないでしょうか。
ベニバナヤマシャクヤクは想像通り気品のある花でしたが、地味な花だと高を括っていたコアジサイは実際に見ると繊細で可憐な花でした。
いろいろ歩き回って大変でしたが、いろんな花を楽しめた良い山行でした。ちなみにこの山にもヤマビルはいませんでした。