★四阿山★ 深田久弥が何故この山を百名山にしたのか道中考えた・・
- GPS
- 06:00
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 920m
- 下り
- 912m
コースタイム
天候 | 高曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
先週はドカーン系だったので今週はヤンワリ系で紅葉が拝めればと、前から気になっていた四阿山から根子岳周回を選択した、昨日は晴れの予報が出ていたが夜中車を飛ばし途中パラパラと雨が・・菅平牧場駐車場到着がAM4:00で星が西の空に瞬いていた、AM5:40に四阿山に向け出発 辺りは大分明るくなり沢を渡ったあたりから綺麗な紅葉黄葉が楽しめた、第1第2四阿山展望台からは浅間山が雲海越しに輝き また、遠くには白馬三山が朝日に照らされ、剣・立山・槍穂高・北信五岳も遠望出来た。崩壊地点を過ぎると松林の急登で標高差200m登り、程なく頂上で頂上からは360度の展望で群馬県側の紅葉が特にきれいであった、頂上から根子岳コルを目指すも松の木の根が非常に滑りやすく、両手オープンで笹や木の枝を掴みコルに到着、根子岳の登り返しから振り返ると見える四阿山が黒々でどっしりと鎮座している、根子岳の南面西面は(山滑走には最適斜面)笹で覆われ頂上直下笹原で「寝っ転び岳」と洒落て四阿山を眺めてみると、こうして2山一括りにすると百名山に選定された訳が実感できる、至福の時を終え、あとは駐車場へ向け途中の、岳樺の黄葉とカエデの紅葉に迎えられ12:00駐車場着となった。
標高2354mの四阿山は深田久弥の日本百名山にも選ばれており、その容姿と周りの風景の美しさは多くの人達に親しまれ、盤石な脇役が主役を盛りたてている、四阿(あずまや)という名前もなかなかいい。百名山の中でも全く目立たず深田久弥が何故選定したのか登ってみて初めて判るじわじわと良さが滲み出てくるスルメの様な山であった。
「山の形があずまやの屋根に似ているところから、その名が由来したと言われる。たしかにそんな風にみえる。信越線の上田に近づくと、神川の谷の奥に、遥かにこの山の望まれる所がある。頂上がやや左に傾いだ屋根型をして、その右端に乳首のような丘が盛り上がっている。いい形である。昔の人はただどんな山でも名山とは呼ばなかった。眺めて美しい、品格のある山でなければならなかった。」深田久弥より
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