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Yamareco

記録ID: 8298724
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

【日本三百名山】太郎山【日光連山】 〜山王峠からピストン〜

2025年06月17日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
7.6km
登り
1,025m
下り
1,025m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
1:03
合計
6:03
距離 7.6km 登り 1,025m 下り 1,025m
5:40
7
スタート地点
5:47
5:48
58
6:46
6:55
16
7:11
7:12
21
7:33
48
8:21
8:33
18
8:51
9:17
23
9:40
9:41
30
10:11
16
10:27
10:33
27
11:00
11:06
33
11:39
11:40
3
11:43
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
≪駐車場≫
◆山王峠駐車場
◇駐車料金:無料
◇駐車台数:6〜7台(路肩と合わせて10台程度)
◇トイレ:なし(三本松園地に公衆トイレあり)
◇電波状況:docomo(△)、au(△)
コース状況/
危険箇所等
≪駐車場〜山王帽子山≫
・危険箇所、不明瞭箇所はありません。
・標高差350mほどの淀みのない急登が続きます。

≪山王帽子山〜小太郎山〜太郎山≫
・山王帽子山から標高を150m下げた後、小太郎山まで400m登り返します。
・小太郎山の先に岩場がありますが、落ち着いて歩けば問題ありません。(巻き道あり)
・この区間も特に不明瞭箇所はありません。
その他周辺情報 ≪日帰り温泉≫
◆奥日光湯元温泉 湯元板屋
◇利用料金:1000円(タオル付)
◇種類:内湯、露天風呂
◇泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)
◇無料休憩スペース:あり(少しスペースがある程度)
◇特記事項
 ・白濁した硫黄泉が楽しめる、源泉掛け流しの温泉です。
 ・硫黄臭はさほどキツくなく、㏗6.4と酸性もそこまで強くありません。
 ・この辺りは昼頃〜15時までと、日帰り入浴の受入時間が短いのが難点です。
登山口の駐車場に来ました。この先の路肩と合わせれば10台くらい停められます。
2025年06月17日 05:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 5:41
登山口の駐車場に来ました。この先の路肩と合わせれば10台くらい停められます。
舗装路を200mほど歩くと太郎山(山王帽子山)の登山口です。いきなりの笹薮に不安を感じますが、少し歩くと登山道は広くなります。
2025年06月17日 05:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 5:47
舗装路を200mほど歩くと太郎山(山王帽子山)の登山口です。いきなりの笹薮に不安を感じますが、少し歩くと登山道は広くなります。
写真だと大したことないように見えますが、割と急登です。この日の行程はほとんどが急坂でした。
2025年06月17日 06:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 6:05
写真だと大したことないように見えますが、割と急登です。この日の行程はほとんどが急坂でした。
距離はさほどないですが、熊笹地帯もあります。この日は乾いていましたが、朝露の時期はズブ濡れになりそうです。
2025年06月17日 06:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 6:28
距離はさほどないですが、熊笹地帯もあります。この日は乾いていましたが、朝露の時期はズブ濡れになりそうです。
スタートから1時間ほどで山王帽子山(2077m)に到着しました。この日は猛暑予報なので、暑さにやられないようにゆっくり目に歩きました。
2025年06月17日 06:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 6:43
スタートから1時間ほどで山王帽子山(2077m)に到着しました。この日は猛暑予報なので、暑さにやられないようにゆっくり目に歩きました。
山王帽子山の山頂はさほど広くないですが、そこそこ休憩スペースはあります。
2025年06月17日 06:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 6:43
山王帽子山の山頂はさほど広くないですが、そこそこ休憩スペースはあります。
高木に囲まれて眺望はあまり良くないですが、男体山の方面は開けています。
2025年06月17日 06:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 6:44
高木に囲まれて眺望はあまり良くないですが、男体山の方面は開けています。
山王帽子山からは急坂を下って150m以上も標高を下げてしまいます。せっかく登ったのに…。
2025年06月17日 07:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 7:07
山王帽子山からは急坂を下って150m以上も標高を下げてしまいます。せっかく登ったのに…。
鞍部まで下ったら、すぐに400m以上の登り返しが待っています。こちらも淀みのない急登です。
2025年06月17日 07:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 7:53
鞍部まで下ったら、すぐに400m以上の登り返しが待っています。こちらも淀みのない急登です。
急坂に脚が止まりそうになりながら、小太郎山(2328m)に到着しました。山頂は開けており、四方が見渡せます。
2025年06月17日 08:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:19
急坂に脚が止まりそうになりながら、小太郎山(2328m)に到着しました。山頂は開けており、四方が見渡せます。
山頂からの眺望はこの先の太郎山とあまり変わりませんが、中禅寺湖はこちらの方がよく見えました。
2025年06月17日 08:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:20
山頂からの眺望はこの先の太郎山とあまり変わりませんが、中禅寺湖はこちらの方がよく見えました。
目指す太郎山が見えます。小太郎山からは20分ほどの距離です。
2025年06月17日 08:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:28
目指す太郎山が見えます。小太郎山からは20分ほどの距離です。
小太郎山から少し歩くと「剣ヶ峰」という岩場があります。この先が少しキツイらいしいですが…。
2025年06月17日 08:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:30
小太郎山から少し歩くと「剣ヶ峰」という岩場があります。この先が少しキツイらいしいですが…。
下ったところから撮りました。足の置き場はしっかり確保できるので、落ち着いて歩けば問題ありません(巻き道あり)。
2025年06月17日 08:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:32
下ったところから撮りました。足の置き場はしっかり確保できるので、落ち着いて歩けば問題ありません(巻き道あり)。
小太郎山からはなだらかに見えましたが、最後の一登りは結構な急坂です。この日はずっと急坂との格闘でした。
2025年06月17日 08:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:39
小太郎山からはなだらかに見えましたが、最後の一登りは結構な急坂です。この日はずっと急坂との格闘でした。
スタートから3時間ちょっとで太郎山(2368m)に到着しました。太郎山は男体山、女峰山と並んで修験道の修行の場として信仰の対象になっていた山です。
2025年06月17日 08:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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スタートから3時間ちょっとで太郎山(2368m)に到着しました。太郎山は男体山、女峰山と並んで修験道の修行の場として信仰の対象になっていた山です。
山頂には太郎山神社があり、味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネ)が祀られています。
2025年06月17日 08:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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山頂には太郎山神社があり、味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネ)が祀られています。
太郎山の山頂は開けており、360度眺望が楽しめます。
2025年06月17日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:53
太郎山の山頂は開けており、360度眺望が楽しめます。
日光連山の顔とも言える男体山(2486m)。独立峰のような堂々とした山容でよく目立つ山です。
2025年06月17日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:53
日光連山の顔とも言える男体山(2486m)。独立峰のような堂々とした山容でよく目立つ山です。
右が太郎山より少し高い大真名子山(2376m)で、左が小真名子山(2323m)です。
2025年06月17日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 8:53
右が太郎山より少し高い大真名子山(2376m)で、左が小真名子山(2323m)です。
こちらは女峰山(2483m)です。標高は男体山の方が3m高いですが、山行のキツさはこちらが上でした。
2025年06月17日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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こちらは女峰山(2483m)です。標高は男体山の方が3m高いですが、山行のキツさはこちらが上でした。
反対側に目を向けると、日光連山の最高峰である奥白根山(2578m)です。溶岩ドームが遠目にもよく目立つ山です。
2025年06月17日 08:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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反対側に目を向けると、日光連山の最高峰である奥白根山(2578m)です。溶岩ドームが遠目にもよく目立つ山です。
この日は猛暑予報でしたが、山頂は風が通るので意外と心地よく、30分ほど休憩していました。もう少しゆっくりしたいところですが、帰りの渋滞もあるので下山することにします。
2025年06月17日 09:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 9:16
この日は猛暑予報でしたが、山頂は風が通るので意外と心地よく、30分ほど休憩していました。もう少しゆっくりしたいところですが、帰りの渋滞もあるので下山することにします。
太郎山からは新薙方面方面に周回することもできますが、コース距離が3倍以上になるので、大人しく来た道を戻ります。
2025年06月17日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 9:18
太郎山からは新薙方面方面に周回することもできますが、コース距離が3倍以上になるので、大人しく来た道を戻ります。
小太郎山(剣ヶ峰)手前の岩場に来ました。帰りは右側に見える巻き道の方を行ってみます。
2025年06月17日 09:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 9:34
小太郎山(剣ヶ峰)手前の岩場に来ました。帰りは右側に見える巻き道の方を行ってみます。
ここに出ました。目印もないので、分かりにくいですね。
2025年06月17日 09:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 9:36
ここに出ました。目印もないので、分かりにくいですね。
小太郎山からは急坂をグングン下りますが、この後は山王帽子山への150m超の登り返しが待っています。気が重い…。
2025年06月17日 10:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 10:22
小太郎山からは急坂をグングン下りますが、この後は山王帽子山への150m超の登り返しが待っています。気が重い…。
急坂に脚が止まりそうです。太郎山の山頂では涼しさすら感じましたが、この辺りはひたすら暑く、吹き出るように汗が出ます。
2025年06月17日 10:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 10:36
急坂に脚が止まりそうです。太郎山の山頂では涼しさすら感じましたが、この辺りはひたすら暑く、吹き出るように汗が出ます。
駐車場に戻ってきました。この日にすれ違ったのは5人と、静かな登山になりました。
2025年06月17日 11:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 11:43
駐車場に戻ってきました。この日にすれ違ったのは5人と、静かな登山になりました。
下山後は奥日光湯元温泉で汗を流しました。乳白色の硫黄泉で、源泉掛け流しの良いお湯でした。今後はゆっくり泊まりで来たいですね。
2025年06月17日 13:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/17 13:17
下山後は奥日光湯元温泉で汗を流しました。乳白色の硫黄泉で、源泉掛け流しの良いお湯でした。今後はゆっくり泊まりで来たいですね。
撮影機器:

感想

日光連山に属し、日本三百名山の一座でもある太郎山(2368m)。男体山、女峰山と合わせて「日光三山」と呼ばれており、修験道の修行の場として信仰の対象となった山です。日光連山の中では、男体山(父)、女峰山(母)の間に生まれた長男という位置付けになっています。

登山口(山王峠)との単純な標高差は650m程度で、距離的にも片道4km弱と、一見すると楽に登れそうですが、急登の連続で意外とキツい山でした。
小太郎山まではほぼ眺望がなく、ひたすら我慢の登山となりました。しかし、小太郎山や太郎山の山頂は360度眺望で日光連山の山々や中禅寺湖、戦場ヶ原などが一望できるので、苦労して登った甲斐はありました。

なお、小太郎山の先には剣ヶ峰という岩場があります。事前に調べたところでは、評価に幅があって難易度がよく分からなかったですが、巻き道もあるので何とかなるだろうと思っていました。実際に行ってみると、確かに傾斜は急ですが距離が短く、足の置き場はしっかり確保されているので、特に問題はありませんでした。
また、この日の関東地方は猛暑予想で、暑さが心配でしたが、奥日光の2000m級の山ということで、下界より5度くらいは気温が低く、午前中(気温が上がりきる前)に下山できたので、ヘロヘロにならずに済んで良かったです。

ちなみに、日光連山には、まだ大真名子山(長女)、小真名子山(次女)というファミリーがいます。10年くらい前から志津峠に車の乗り入れができなくなったので、小真名子山まで足を延ばそうとするとロングコースになりますが、機会があれば周回してみたいと思います。

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コメント

SHAKATAKさん
太郎山/小太郎山お疲れ様でした。
6/17は梅雨前線が消え青空最高、そして山頂に着く前から展望が開き、山頂では展望が広がり、見晴し最高。
やはり、こういう山だと気分が上がり、いいですよね。
また、写真から、相当な暑さに見えますが。
2025/6/23 22:05
KOTOWAKAさん
コメントありがとうございます。
『梅雨時とは思えない』良い天気で、遠出した甲斐がありました。
山頂は日差しがキツそうに見えますが、僅かながら日陰があり、風も通るので意外と快適でした。
急坂と格闘している時はかなり体温が上昇しましたが、山頂で一息入れられたので何とかペースを保つことが出来た感じです。
2025/6/24 20:46
プロフィール画像
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