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Yamareco

記録ID: 8308666
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山滑走
鳥海山

鳥海山外輪山、伏拝岳南面の心字雪渓滑りと登頂

2025年06月19日(木) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
9:10
休憩
0:20
合計
9:30
4:45
205
滝ノ小屋下駐車場
8:10
0:00
95
河原宿
9:45
0:00
70
心字雪渓上端
10:55
11:15
60
伏拝岳
12:15
0:00
120
河原宿
14:15
駐車場
滝ノ小屋下の駐車場、4時過ぎに着くが誰もいない。スキー靴を板に付けて、重くなったバックパックを背負うが、歩き始めれば覚悟した重さなので忘れてしまう。
荒木沢の橋が架かっておらず、慎重に渡渉するが沢に入る前後の残雪が 薄くなり、安全なポイントを探す。ここ以外は歩くのに特に問題無く、ただ黙々と歩くだけだった。
滝ノ小屋の雪渓を登り、八丁坂の夏道を歩き河原宿、ここからアイゼン歩行となる。雪渓上端からはハイキングブーツ、一部雪が残り夏道を覆い、立ち上がり始めた低灌木が登りを困難にさせる。
6時間余りかかり、乾いた風が心地よく吹く外輪山、伏拝岳に到着!
「雪の殿堂、鳥海山」、どこかで聞いた『剱岳、岩と雪の殿堂』、さあ滑るのだ!標高差は400M、溝は出来ていないが小さめなスプーンカット状の雪を楽しむことが出来た。
大雪渓でウロコ板で滑り返していた秋田の若者と暫く河原宿で談笑、昨年から通っていると聞く。
再び板と靴をバックパックに取りつけて駐車場に向かう。

山日記を確認、12年5月20日は宮様コースの手前から車道歩き、駐車場から滝ノ小屋を経て往復する。所要時間は7時間15分。2009年6月27日は駐車場から6時間50分、若くて早かった。
今回は9時間半、16年前の記録に+2時間40分でした。
「根性試し」の山行、49年生まれの75歳になる小生だが、まだまだ歩いて滑りを続けよう!
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
計画通り、5時前の4時45分に滝ノ小屋下の駐車場から歩き始める。
2025年06月19日 04:45撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 4:45
計画通り、5時前の4時45分に滝ノ小屋下の駐車場から歩き始める。
ムラサキヤシオがお出迎え!
2025年06月19日 04:53撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 4:53
ムラサキヤシオがお出迎え!
難所が現れる。
荒木川、橋桁があるが板は取り付いていない、慎重に渡渉する。
2025年06月19日 05:04撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 5:04
難所が現れる。
荒木川、橋桁があるが板は取り付いていない、慎重に渡渉する。
滝ノ小屋、正面の入り口は鍵が掛けられていた。
2025年06月19日 05:16撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 5:16
滝ノ小屋、正面の入り口は鍵が掛けられていた。
滝ノ小屋上の雪渓、八丁坂のルートは雪の下、登りすぎて観察したら下に夏道、時間ロス。
2025年06月19日 05:20撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 5:20
滝ノ小屋上の雪渓、八丁坂のルートは雪の下、登りすぎて観察したら下に夏道、時間ロス。
ベニバナイチゴか?
2025年06月19日 05:48撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 5:48
ベニバナイチゴか?
ヨツバシオガマを見る。
2025年06月19日 05:58撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 5:58
ヨツバシオガマを見る。
八丁坂を登る自画像。
2025年06月19日 06:03撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 6:03
八丁坂を登る自画像。
左の大雪渓、右の小雪渓を合わせて心字雪渓と呼んでいる。
2025年06月19日 07:02撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 7:02
左の大雪渓、右の小雪渓を合わせて心字雪渓と呼んでいる。
朽ちてしまった河原宿の小屋。
裏側左には公共トイレ。
2025年06月19日 07:10撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 7:10
朽ちてしまった河原宿の小屋。
裏側左には公共トイレ。
心字雪渓の雪解けは河原宿前、滝の小屋脇に流れ澄御沢となる。目指す伏拝はまだ先、高い!
2025年06月19日 07:10撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 7:10
心字雪渓の雪解けは河原宿前、滝の小屋脇に流れ澄御沢となる。目指す伏拝はまだ先、高い!
ここから雪渓歩き、テレブーツに履き替えアイゼン歩行となる。
2025年06月19日 07:34撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 7:34
ここから雪渓歩き、テレブーツに履き替えアイゼン歩行となる。
月山森、千畳ケ原方面の分岐点。
2025年06月19日 07:41撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 7:41
月山森、千畳ケ原方面の分岐点。
大雪渓を登り終え小雪渓。片斜面に見えたがそれ程ではなく滑りやすそうだ。
2025年06月19日 08:34撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 8:34
大雪渓を登り終え小雪渓。片斜面に見えたがそれ程ではなく滑りやすそうだ。
月山森
2025年06月19日 09:47撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 9:47
月山森
雪渓末端が河原宿。
2025年06月19日 09:47撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 9:47
雪渓末端が河原宿。
月山森が全容を見せる。
2025年06月19日 09:47撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 9:47
月山森が全容を見せる。
ここで重い荷から解放される。
標高1920M、伏拝迄あと標高差200M!
2025年06月19日 09:48撮影 by  KYV47, KYOCERA
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6/19 9:48
ここで重い荷から解放される。
標高1920M、伏拝迄あと標高差200M!
ここからは軽いバックパックで登り始めるが急斜面、花達や景色を見ながらゆっくりとゴールに向かう。
2025年06月19日 10:04撮影 by  KYV47, KYOCERA
1
6/19 10:04
ここからは軽いバックパックで登り始めるが急斜面、花達や景色を見ながらゆっくりとゴールに向かう。
オォー、雲が涌き雪渓に影を映す、夏がやって来た。
2025年06月19日 10:04撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 10:04
オォー、雲が涌き雪渓に影を映す、夏がやって来た。
ミヤマキンバイが風に吹かれる。
2025年06月19日 10:30撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 10:30
ミヤマキンバイが風に吹かれる。
アップ!
2025年06月19日 10:31撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 10:31
アップ!
ミヤマキンポウゲ
2025年06月19日 10:32撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 10:32
ミヤマキンポウゲ
昨日登った、笙ガ岳が低い!
2025年06月19日 10:40撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 10:40
昨日登った、笙ガ岳が低い!
やったー!
伏拝岳に到着する。
2025年06月19日 10:55撮影 by  KYV47, KYOCERA
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6/19 10:55
やったー!
伏拝岳に到着する。
新山
2025年06月19日 10:56撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 10:56
新山
新山右側の七高山、ここから新山のコルに降りての千蛇谷〜鳥越川の大滑降、数多くやった。
今季も計画したが早くゴールの中島台周辺の雪が解けてしまった。
2025年06月19日 10:58撮影 by  KYV47, KYOCERA
1
6/19 10:58
新山右側の七高山、ここから新山のコルに降りての千蛇谷〜鳥越川の大滑降、数多くやった。
今季も計画したが早くゴールの中島台周辺の雪が解けてしまった。
稲倉岳と麓の鳥越川、温暖化で4月末の祓川ルートの開通を待っていると千蛇谷と繋いで滑れなくなったので最近は4月初旬に中島台から遡る様になった。
2025年06月19日 10:59撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 10:59
稲倉岳と麓の鳥越川、温暖化で4月末の祓川ルートの開通を待っていると千蛇谷と繋いで滑れなくなったので最近は4月初旬に中島台から遡る様になった。
昨日の「花見ハイクとサマースキー」の笙ガ岳、東面を滑ると言う人がいた。
2025年06月19日 11:13撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 11:13
昨日の「花見ハイクとサマースキー」の笙ガ岳、東面を滑ると言う人がいた。
準備OK、さあ滑るのだ!
2025年06月19日 11:51撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 11:51
準備OK、さあ滑るのだ!
行くぞー!
2025年06月19日 11:52撮影 by  KYV47, KYOCERA
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6/19 11:52
行くぞー!
マイシュプールでニンマリ、刻める訳が無いダロー!
2025年06月19日 11:59撮影 by  KYV47, KYOCERA
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6/19 11:59
マイシュプールでニンマリ、刻める訳が無いダロー!
河原宿の流れで板を洗い、24-25スキーシーズンを終える。
2025年06月19日 12:19撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 12:19
河原宿の流れで板を洗い、24-25スキーシーズンを終える。
八丁坂からの滝ノ小屋、7月1日が山開き、降りたら小屋明けの準備をしていた。
この斜面で数名のスキーヤーが楽しんでいた。
2025年06月19日 13:35撮影 by  KYV47, KYOCERA
6/19 13:35
八丁坂からの滝ノ小屋、7月1日が山開き、降りたら小屋明けの準備をしていた。
この斜面で数名のスキーヤーが楽しんでいた。
9時間半の歩き、スキーが出来て大満足!
お疲れさまでした。
2025年06月19日 14:15撮影 by  KYV47, KYOCERA
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6/19 14:15
9時間半の歩き、スキーが出来て大満足!
お疲れさまでした。
2025年06月19日 14:15撮影
6/19 14:15
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コメント

goroさん、

やりましたね❣️

小生は6/1の乗鞍が滑り納めでしたが、goroさんの素晴らしい気力と体力に感服です‼️

小生は信濃町時代に2013の6/29に新潟のIさんと滝ノ小屋手前の駐車場まで入ることができ、伏拝山まで登り、お花畑と雪渓滑走を楽しみ、2014も6/29に乗鞍岳で滑り納めができました。当時は富士山吉田大沢でも6/19に登頂滑走ができ、やはりその頃はの方が残雪が多かったのですね。

来年は是非、鳥海でご一緒させて下さい。
2025/6/21 12:14
teledaisukiさん
コメント、ありがとうございます。

山スキーシーズン始めに仲間に「6月の鳥海に行くぞー!」と宣言、山仲間を誘い計画しましたが週末の好天日が無く、月曜日に滝ノ小屋迄の道路の開通を確認、好天の水木にソロでの山行になりました。
terledaisukuiさんと同じ年齢、区切りの良い75歳でかつて通い続けた伏拝の滑降が出来ました。
ここは麓の牧場を通る道路に雪が残り、大野台から歩くこともありハードなルートです。今回は「根性試し」をテーマとして実施、自分のペースで歩けばまだまだ行けそうだと自信を持ちました。

夏山モードに切り替えです!
7月は尾瀬沼からのロングコース、黒岩山(栃木県境)10時間+を計画、すでに会津の低山2座/日を4回と花の不忘山〜屏風岳〜水引入道のロングを実施しているので歩きを楽しめそうです。
お互いに燃え尽きないように夏山を歩き、冬の山スキーに繋げましょう!
2025/6/22 9:33
プロフィール画像
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