大朝日岳


- GPS
- 09:09
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,987m
- 下り
- 1,983m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
梅雨の合間に朝日連峰の最高峰、大朝日岳に日帰りで挑む。
関東圏からだと車で概ね5時間以上かかるので、深夜から出るか、前泊するかしたほうがよい。大朝日岳へのアクセスはかなり山深く、長時間細い山道を走ることになるため運転には注意したい。当初古寺鉱泉から登る予定だったものの、ゲートが封鎖されていたため、朝日鉱泉に向かう。このあたりは行く際には事前に情報収集しておくほうが良い。
水場は途中いくつかあるものの、ただ流れている沢の水だったりするので、神経質な人は浄水器を持っていくか、無補給だと思って登るほうが良い。中腹の長命水は唯一安心して飲めそうな水だが、往復15分ほどかかり、道も全く整備されていないためできれば避けたい。
コースは最短ルートの朝日鉱泉から中ツル尾根ルートからの往復コースを選択する。このコースは最短距離だが、結果から言うとかなりハードなルートだった。コース自体は迷うようなところは少ないが、渡河、渡橋、川沿いルート、降りたあとの登り返し、狭い登山道、痩せ尾根とバリエーションに富んでいた。二股出合までは小さな上り下りが続き豊かな自然を楽しみながら登る。二股出合からはかなりの急登が続き、徐々に余裕はなくなってくる。6合目ごろから小朝日岳や大朝日岳が見え隠れし、徐々に森林限界が近づいてくることを予感させる。8合目頃から森林限界となり、シロバナニガナ、イワカガミ、ウスユキソウなどの数多くの高山植物の花が咲いていた。
虫が非常に多かった。血を吸う虫も多く、虫除けスプレーでも完全にシャットアウトは不可能に近い。長袖上下やアームカバーで肌の露出は少なくし、虫除けスプレーをこまめにかけ、その上で防虫ネット等もあれば持って行くに越したことはないと思われる。
今回の山行の反省点として、北アルプスなどと比べ標高が低いため昨今の猛暑日では道中かなり暑く体力消耗に苦戦した。また水も大量に消費してしまったため本来行くつもりの無かった長命水に助けられた(往復ともに寄って約30分のロス)。登る時期や自身の体力も鑑み、適切なルート設定や事前計画に努めるようにしたい。
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