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Yamareco

記録ID: 8319821
全員に公開
沢登り
蔵王・面白山・船形山

20250621 蔵王連峰 八方沢

2025年06月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
mmdaichi その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:16
距離
22.5km
登り
2,284m
下り
2,292m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
15:14
休憩
0:02
合計
15:16
5:18
20
スタート地点
19:23
19:24
43
20:34
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
ゲート前
2025年06月21日 05:10撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 5:10
ゲート前
入渓地点
2025年06月21日 06:00撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 6:00
入渓地点
川上方面
2025年06月21日 06:01撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 6:01
川上方面
枝沢
2025年06月21日 06:26撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 6:26
枝沢
両側が立っている
2025年06月21日 06:26撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 6:26
両側が立っている
旧F1付近の大崩落
2025年06月21日 06:33撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 6:33
旧F1付近の大崩落
奥に見えるのが南雁戸沢との出合だったような
2025年06月21日 06:49撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 6:49
奥に見えるのが南雁戸沢との出合だったような
崩落
2025年06月21日 06:56撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 6:56
崩落
崩落
2025年06月21日 07:00撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 7:00
崩落
旧F2付近の崩落
2025年06月21日 07:31撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 7:31
旧F2付近の崩落
しばらく前から干物のような匂いがして警戒していたところ、右側の草むらが大きくガサガサといったかと思うと、大きなクマが右の尾根を駆け上っていった
2025年06月21日 07:57撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 7:57
しばらく前から干物のような匂いがして警戒していたところ、右側の草むらが大きくガサガサといったかと思うと、大きなクマが右の尾根を駆け上っていった
ようやく出てきたF3。右のルンゼを簡単に巻く
2025年06月21日 08:51撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 8:51
ようやく出てきたF3。右のルンゼを簡単に巻く
雪渓がでてきた
2025年06月21日 09:29撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 9:29
雪渓がでてきた
渓相
2025年06月21日 09:40撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 9:40
渓相
両側から雪渓が沢に崩れてきていた。慎重に真ん中あたりを乗り越す
2025年06月21日 10:44撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 10:44
両側から雪渓が沢に崩れてきていた。慎重に真ん中あたりを乗り越す
渓相
2025年06月21日 10:56撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 10:56
渓相
F4は悪い草付きを左巻き、沢床に降りると二段になっており、よくなさそうなので、更に巻くことにした
2025年06月21日 12:16撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 12:16
F4は悪い草付きを左巻き、沢床に降りると二段になっており、よくなさそうなので、更に巻くことにした
大高巻きとなり、下部が岩壁のためクライムダウンできず、フローティングロープ50mで懸垂1回。直下に巨大なスノーブリッジが見える
2025年06月21日 12:45撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 12:45
大高巻きとなり、下部が岩壁のためクライムダウンできず、フローティングロープ50mで懸垂1回。直下に巨大なスノーブリッジが見える
巨大なので、慎重に上を歩くことにした
2025年06月21日 12:58撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 12:58
巨大なので、慎重に上を歩くことにした
また雪渓。これはブリッジにはなっていなかった
2025年06月21日 13:07撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 13:07
また雪渓。これはブリッジにはなっていなかった
名号沢、の一本先の沢
2025年06月21日 13:42撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 13:42
名号沢、の一本先の沢
本流方面
2025年06月21日 13:42撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 13:42
本流方面
渓相
2025年06月21日 14:08撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 14:08
渓相
co1,200m付近の二俣。左へ
2025年06月21日 15:33撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 15:33
co1,200m付近の二俣。左へ
渓相
2025年06月21日 16:00撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 16:00
渓相
右側がF7。左は枝沢
2025年06月21日 16:14撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 16:14
右側がF7。左は枝沢
F7。水流左を直登
2025年06月21日 16:17撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 16:17
F7。水流左を直登
ようやく両門の滝にたどり着いた
2025年06月21日 16:43撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 16:43
ようやく両門の滝にたどり着いた
左から高巻きし、地形図上の水線まで戻ってきた
2025年06月21日 17:34撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 17:34
左から高巻きし、地形図上の水線まで戻ってきた
登山道歩きに時間を要し、ヘッデン下山となってしまった
2025年06月21日 20:09撮影 by  KYV41, KYOCERA
6/21 20:09
登山道歩きに時間を要し、ヘッデン下山となってしまった
おまけ:持参したあんちょこ
おまけ:持参したあんちょこ
撮影機器:

感想

<日 程>令和7年6月21日(土)
<山 名>蔵王連峰 八方沢
<目 的>沢登り
<コースタイム>
05:18 蔵王ダム →06:00 八方沢入渓地点 →13:30 名号沢出合 →16:43 両門の滝 →17:45 左俣、登山道交差地点 →20:34 蔵王ダム
<報 告>
 八方沢は、日本百名谷のひとつで、蔵王連峰最大級の沢だ。
 ネットのリサーチでは、直近の記録が2022年。古い記録を含めても6月の入谷記録は見当たらない。今年は特に残雪が多いことが想定されたので、天候などの条件を、直前まで見極め、実施することにした。
 装備については、寒さ、泳ぎ対策として、上はフローティングベスト、下はウェットスーツ素材の2mm厚のタイツを履き、フローティングロープも持参した。さらに、ビバークの可能性も考慮して、ツエルトテント、シュラフ、ガスも持っていくなど、万全の装備で臨んだ。
 ゲート前で準備をしていると、釣り師のひとがやってきた。昨年の状況では、やはりF1、F2は埋まっていたと教えていただく。
 吊り橋の残骸のある付近から入渓。当日の天候は、晴後曇。全般的に谷が深いが、ところどころ開けているところでは日差しもあり、暗い雰囲気はない。
 遡行を続けていると、干物のような臭いが漂いはじめ、徐々に強くなってきた。クマスプレーを手に、ときどき笛を吹きながら、クマか、動物の死骸かもと話していると、突然、目の前の草むらが大きくガサガサと揺れて、次の瞬間には、右の尾根を大きなクマが駆け上がっていくのが見えた。このとき、スプレーのセーフティロックを落とす。
 F4は左巻き。少し手前から大高巻きのルートもありそうだったが、相談して小巻きを選択。相方にトップをお願いし、泥壁交じりの草付きを、三か所支点をとりつつ、上部へ抜けてもらう。フェルトシューズならチェンスパ推奨。
 沢床に降りる際、チェストポーチに入れたクマスプレーを誤射。幸い、目には入らなかったが、ポーチを洗った際にグローブに付着したようで、触る箇所がヒリヒリして不快だった。
 F4の巻きは、一度、沢床に降りるも、続く滝も、高さは1mほどだが深い釜があり、取りつきに苦労しそうに見えたので、再度、左から巻く。大高巻きとなり、下降点付近は下部がスラブ状の岩壁でクライムダウンできず、50mのフローティングロープで懸垂一回。この続く滝は、なんとか登ったほうがよかったのかも。
 岩壁を降りると、目の前に巨大なスノーブリッジが架かっていたが、逆に安定しているようだったので、慎重に上を歩いて通過。
 F5、F6はトップで登らせていただく。写真は撮り忘れる。
 F5は、釜を左からトラバースして、水流ぎわに取りつこうとするも、ドボン。再チャレンジでは、ドボンポイントから手がかり、足がかりを求め、やや高いところに逃れるも、掴めばすぐちぎれる草付と、滑りそうな足場をダマしダマし数メートルトラバースするハメになった。時間をかけて何とか、水流沿いのホールドに辿りつく。
 F6も、水線左。最初の数メートルはホールドに乏しいが、そこを越せば、ホールドは豊富にある。
 両門の滝は左巻き。まず草付きの泥壁を登り、灌木を伝っていくと、上部は岩壁になっている。左から迂回して、尾根地形をしばらく登っていき、右側の枯れた沢地形に下りた。相方の用意したGPSログをもとに、さらに右の沢筋に下りると、しっかりした水流のある、幅の広い、歩きやすい沢に出ることができた。18時、登山道との出合。
 過去の記録では、走れば1時間半ほどで下山できるとのことだったので、まだ日が残っている時間帯に駐車場まで出られると喜んだが、それほどペースは上がらず、20時半、ゲート前に無事、到着した。
 翌朝のこと、両耳や、後頭部に、ボコボコした腫れと、強いかゆみがあった。駐車スペースや詰め付近で、小さな虫が纏わりついて、耳の中まで入ってこようとしていたので、虫刺されによるものだろう。ディード100%の虫除けでも効果なく、厄介な虫がいるようだ。

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