藪トレ幻



- GPS
- 13:39
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 1,059m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後は町の中華喜多村にて遅めの昼食、金城の湯にて入浴 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
シュラフ
シュラフカバー
藪ゴアマ(レインウェア)
ゴアマ
シャツ
ズボン
防寒着
登山靴
靴下*2
銀マット
ブキ(個人用コッヘル)
コーゲキ(カトラリー)
ナイフ
ベニヤ板
軍手*2
ライター*2
行動食(2日分)
予備食
非常食(1日分)
ポリタンク2.5発
トイレットペーパー
ウェットティッシュ
ヘッドライト
電池予備
笛
熊鈴
非常用パック
現金
登山計画書
携帯電話
モバイルバッテリー+ケーブル
学生証
健康保険証
地図 (本地図
予備地図)
コンパス
米一合
藪軍手
藪メガネ(眼鏡バンド)
防虫ネット
軽アイゼン
虫除けスプレー
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共同装備 |
7人用テント2式
4人用テント1式
ペグ32
コッヘル特大大2
お玉4
しゃもじ2
EPIヘッド4
EPI小缶5
8mm*20mロープ
高度計
天気図用紙
工具箱
救急箱(ダニリムーバー)
ラジオ2
(GPS1)
共用ポリタンク12
薮ノコ2
確保用具2
赤布150枚
|
感想
いつも通り金曜夜に東京を出発し、レンタカーで湯沢を目指す。共同装備のEPI小缶を忘れるというトラブルがあったが、山小屋のカセットコンロとガスを拝借することで事なきを得た。
土曜日は山小屋を出発し堰堤までダラダラと林道を歩く。桜坂駐車場の車と人の数に驚く。堰堤で藪装を装着し薮入り。最初のピッチは本体誘導が速い。どうやらトップが速いようだ。露岩の手前からペースがゆっくりになる。露岩は右巻きで突破。1070で休憩を取る。1年会の1人の調子が悪く、吐き気がするという。朝起きて歩き出す前から調子が良くなかったらしい。歩くのは難しいということで、上級生2人をつけて清水のバス停まで車で送っていってもらうことになった。ついて行った2人にはその後登り返してもらうことになる。2人に大変申し訳ないが、これしかなかった。次のピッチでは問題なく2個目の露岩を突破。登りで難しいところもない。
1380mでトップが角度をきり間違え、本隊はストップした。この待ち時間はかなり長く、10分は待っていた気がする。120度で角度をきり直す。沢を発見したとのことで、散開すると報告が来たが、結局しなかったらしい。雪渓が出てきて、1年会は雪の上を楽しそうに歩いている。その後トップは110度で散開。本隊も110度で進む。しかし1450m手前で間違い沢に入ってしまった。角度をきるのが早かったので1つ北の沢に入ってしまったようだ。トップ・中継は尾根を登ってから沢へ、本隊は130度で角度を切って進む。本体誘導が頑張ってくれたが、尾根上は笹薮が濃く、結局そこから1ピッチかかって正解沢に合流した。ロングたるみののち、スタート。沢の途中で休憩の時間になるも、水量が多くて狭く、藪もあるので休憩は不可能。2ピッチ連続でロングピッチになってしまった。トップが幻湿原に到着し、水が汲めなさそうということで、本隊は最後と思われる雪渓で水を汲む。トップも幻湿原にザックを置き、サブザックで水汲みに来る。汲み終わるころに登り返しの2人が合流。読み0.5倍くらいで上がってきたという。流石。汲み終わって5分もせず幻湿原到着。一帯が雪に覆われており、わずかに土が見えるのみ。乾いた地面をなんとか見つけテントを張る。国境稜線と柄沢山をORとしてとっていたが、ORに行きたいか、テン場で昼寝や雪遊びをしたいか、1年会にアンケートを取ったところ、全員が後者を選択。偽沢に入り込んだ際に濃いめの藪を漕いだので、ORに行かずともそれなりに薮トレにはなったということにする。時刻は12時。外サイトを14時開始とし、各々昼寝をしたり、雪渓でかき氷を作ったりして楽しむ。サイトのメニューは麻婆茄子。普通に美味しかった。1年会が積極的に野菜を切ってくれる。新人合宿の頃と比べると随分サイトにも慣れてきた様子。食後そのまま宴会に移行。プリンやカルピス、マドレーヌなど差し入れ多数で盛り上がった。皆さんありがとうございます。皆明日お風呂に入りたいそうで、スムーズに薮抜けしてお風呂の時間を確保するために食後に方針会議。すると、威守松尾根に乗るルートがズレていたことが発覚。すみません。就寝は18時頃だったが、集合写真を撮っていないということで1枚パシャリ。
日曜日の歩き出しは最初の尾根に乗るまでラッセル。先頭のラッセルが速い速い。角度をバチバチに合わせて直登。後ろは十分ついていけるペースで体感はさほど速くないが、読みよりはかなり速い。尾根上から雪の積もった北アが見える。虫さえいなければきれいな景色だけを楽しめるのに。尾根を降りるときはゆっくりだが確実に降りていく。トップも本隊誘導の小RFも完璧。2度ほど本隊が待つことがあったが、どうやらトップは本隊が遅れていると思って待ってくれていたようだ。次のピッチはトップの活躍により本隊は止まることもなくスムーズに進む。途中本隊は1470ごろから南の間違い尾根に入りかけたが、誘導により復帰。予備地図のルートが南にズレていたのが悪い。
次のピッチでは本隊誘導が上手。小さいRFをさくさくとこなしていく。トップも伸びていていい感じ。距離が遠いので声を張るのがちょっと大変そう。次は藪抜け前ラストピッチになりそうな予感。トップが機動力を活かして猛スピードで進んでいく。後ろの1年会もついていくが後から聞いたところ結構しんどい人が多かったらしい。ごめん。藪の濃さ自体は昨日の幻沢トラバースのほうが濃いはずだが、稜線上で日が照っており、標高も下がってきているので暑さが堪える。日焼けした肌に藪があたって痛いと訴える人も。約60分のロングピッチで威守松山到着。山頂は遮るものがなにもないので暑すぎる。ここで差し入れをもらう側のはずの1年生からミカン缶の差し入れ(!?)が。美味しかったです。稜線上で長くたるむのは渋いので集合写真を撮ってそそくさと出発。小屋までの登山道は相変わらずの激下り。急坂を下り、平坦な道に出ると元気な1年会は飛ばす。後ろの上級生たちは着いていくのが苦しい。ロングピッチを切るつもりだったが3分程度の小休止をとる。その後は小屋までダッシュした人がいたらしい。小屋到着後は山の宿雲天に向かい、1年会を紹介。その後金城の湯にて入浴、「町の中華 喜多村」で打ち上げを行い帰京した。
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