鋸岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,007m
- 下り
- 2,006m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:20
双葉SAで眠気の限界、仮眠後18:00頃帰宅(中央道はほぼ渋滞なし)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
釜無川のゲートは中央道の小淵沢ICを出て約30分。国道20号を曲がって釜無川つりぼりセンターを過ぎてまもなくダートに突入、ゲートの少し手前のGoogleマップ上で「唐沢砂防堰堤」と表記されるあたりが路駐適地になっています。いっぱいの場合はさらに手前へ、という具合でそれなりの台数が駐車出来ると思います。 今回AM2:00頃に来てみた次第ですが、停まっていたのは2台のみ。下山してきたお昼ごろにはめちゃくちゃ増えて20~30台ぐらいは停まっているように見えました。なおこのあたりは河川工事関係車両がよく通るので路駐場所はよく選ぶ必要がありますが、流石みなさんその点は抜かりなく気遣いのされた路駐になっている思いました! 路駐場所の周りには特に何もありませんし、地図上すぐそばに見える釜無川にも降りるにはちょっと遠いです。おまけに路面の粉塵がかなり舞うので準備・撤収は速やかに済ませたいところです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
異常はあるけど無いと言いますか・・・ともかく大丈夫です! とは言え本コースは山梨県の山のグレーディングで言う6Dにあたるコースで、そもそもがなかなか手強いコースになると思います。以下に区間ごとに紹介します。 ■釜無川ゲート〜ログハウス 約600mの標高差がある約9kmの林道歩きになります。 だいたい7kmあたりまでは本当にただの林道です。心頭滅却して歩くのみ。以降で何箇所か林道が激しく崩落しており、素人目には復旧される日は来るのだろうか・・・と思えるもの。迂回路が設けられていたりして、少し危なっかしい箇所もありますがなんとか通行は出来ます。 この区間は何か工夫が欲しいところです。一般的には自転車ですかね。実際この日も7km以降の崩落地点手前のあたりに駐輪場が出来ていたのを見かけたので、大多数の方が自転車を持って来ていたのではと思います。 自分は狙ってはいなかったのですが、涼しい時間に往路を終わらせたのが幸いでした。とは言えこの日は本当に暑くて下りの復路ですらしんどかったです・・・。 ■ログハウス〜三角点ピーク 約3kmで約1000m標高を上げるという区間で、数字はともかく登山道としては割と豪快。ところどころの鬼のような急坂で体力を削られること間違いなしです! 道中に水場(富士川の源流)があったり、分かりにくい箇所にはピンクテープがきっちりあったり、横岳峠まで上がってくるとちらほら展望があるあたりには優しさを感じられます。 ■三角点ピーク〜鋸岳 稜線歩き区間です。鋸の一端を味わうことが出来ます! 高度感のある箇所がちらほらありますが、手や足の置き場所に困るだとか保持力がいるとかそういうものではないです。あくまでハイカーの通路という感じ。 とは言えきっちり手を使うことにはなると思いますので、突入前にはストックの類はしまって備えましょう。鎖やロープ等は一切無かったと記憶しています。 攻略の鍵はやはり序盤の林道歩きかなと。ここをバカ正直に歩いてみた感じでは体力度はご近所の笊ヶ岳に迫るキツさを感じました。 |
その他周辺情報 | 道の駅 信州蔦木宿に併設の天然温泉 つたの湯へ。釜無川ゲートからは20分程度の距離です。 良い施設で混んでもいない時間帯だったのですが、何しろこの日は暑すぎて参ってしまいましたね!のんびりお風呂というよりはむしろ休憩所での冷たい飲み物に癒やされた感があります。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
フリース
ジャケット
ズボン
タイツ
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
サングラス
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感想
いや暑くなってきたなー、ということでちょっと標高がある山へ。今回は鋸岳を目指してみました。何かとよくその姿を目にする機会は多かった鋸岳ですが、ようやくの初訪問となりました。
今回予想外に良い天気予報が出た梅雨の半ばですが、予想外だったことは他にもいくつか。まず予想外に林道がキツかった!いやある程度は覚悟していたんですが、形状として標高差が600mぐらいあるというのは把握出来ていなかったのと、コースタイムの読みがけっこう遅れる方向でズレたのは事実ですね。予想以上に暑い日だったのもあいまって復路は本当にしんどかった。こんなに暑い思いをするのは今夏最初で最後になるんじゃあるまいかと思うほどで、暑くなってきたから標高がある山へ、とは一体なんだったのか・・・。
あとは予想外に登山者が多かった。去年の笊ヶ岳とそう変わらない具合だろうと考えていたのですが、その10倍は賑わっていましたね。気軽に歩けるともそもそもそんなに人気になる要素が多いコースとも思っていなかったのですが、それは登山者の根性と鋸岳を過小評価もいいところ。いやぁキツかったけど、横岳峠以降あたりから見えてくる南アルプスの風景は良いものだと僕も思いました!何しろ仙丈ヶ岳が印象的で、確かに以前に仙丈ヶ岳に登った際には鋸岳が立派に見えていたなと思い出して懐かしかったです。今度はまたどこかの山から鋸岳を眺めたいですねー。
それにしても梅雨の合間の晴れってこんな感じでしたっけ。まるで梅雨明けのような雰囲気を感じたのですが・・・近年の夏の天気はますます難しくなってきた気がします。
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