大雪お鉢巡り【黒岳・白雲岳・北鎮岳・北海岳】


- GPS
- 56:00
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 2,409m
- 下り
- 2,406m
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
初日は行動量少ないので遅めに札幌を出る。層雲峡まで3時間のヨミだったが高速使えば2時間で着いた。プレということで一年目二人のザックに大量のペットボトルが詰め込まれる。合宿と比べれば軽いが各々10kg程度重量化された。そんなこんなで入山に1時間かかった。
ロープーウェイとは反対側の黒岳沢右岸の入山口へ。尾根上まで一部岩場のあるカンバ樹林帯。尾根にあがるとササ。サブリーが何か動くものをみたようでビビっていた。途中休憩したところで谷口がアブに噛まれる。5合目リフト乗り場、観光地。7合目まではスキー場で、ササやカンバ。観光客に見下ろされながら歩く。7合目も観光地。黒岳ピークまでは階段や木道があり、よく整備されていて歩きやすい。ハイマツや高山植物が増えてくる。
黒岳ピークも観光地。写真を撮る人、無線交信する人、ほこらに手を合わせる人、疲れて息切れしている人、お弁当を食べる人、ヤッホー!を叫ぶ人。。。
人間観察に飽きたので、石室まで。植物保護のロープ、階段、木道でしっかり夏道が整備されている。途中で美人とすれ違い、辰が興奮する。石室テント一泊500円。無料のタンクの水。バイオトイレ。視界無いので桂月岳アタックはやめることにした。
二日目減った水を補い、再び重量化させる。北鎮分岐までなだらかな道。分岐手前に赤ペンキでマーカーされた雪渓ある。慎重にのぼる。北鎮岳までサブザックで。道はガレていて歩きづらいが、あっという間に着いた。愛別岳はイケメン。北カールを滑りにいきましょう。間宮岳まで、歩きやすい道。お鉢を横目にみながら足下の高山植物にいやされる。この時期は、コマクサ、チングルマ、ハクサンチドリ、エゾノツガザクラ、クモマユキノシタなどが見頃だ。北海岳まではややザレていて歩きづらい。白雲分岐までは草原が広がっている。白雲北の沢型には遅くまで残る大雪渓。滑落の心配は無い。ガイドロープに沿って進む。
白雲岳まで、小さな岩場を越え、なだらかなトラバースを行き、最後にマーカーのある岩場を乗り越えればピークに到着。ピークはやや狭い。予定よりだいぶ早かったので昼寝する。白雲岳は5月になると融雪水が台地に溜まり小さな沼ができる。一年で2週間程度しか現れないので幻の湖と呼ばれている。いつか見に来たい。分岐に戻る途中、リーダーの友人とすれ違う。白雲岳避難小屋まではハイマツ多い。途中、沢沿いの雪渓渡るがなんも。避難小屋のテン場は超満員であった。水場、トイレある。一泊300円。
雲は低く、朝は冷え込んだ。同じ道で北海岳まで。北海沢に下るまでに一カ所ロープある。ハイマツ帯を歩き、北海沢の雪渓に出る。夏道と雪渓を行き来しながら赤石川の徒渉まで。沢幅広く飛び石。増水したら面倒そう。石室まで歩きやすい整備された道。
同じ道をたどり、層雲峡温泉まで。ロープーウェイに乗りたい衝動を抑えながら下る。層雲峡観光ホテルで汗を流し、反省会。旭川で餃子の王将を食べる。リーダーの懐かしの味であった。
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