天狗岳(唐沢鉱泉から反時計回り)



- GPS
- 06:45
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 912m
- 下り
- 912m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 7:40
天候 | 晴天・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(前泊地:BBQ guesthouse ILA 白州) ※唐沢鉱泉駐車場は6時時点で満車のため、100m近く下った路上に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐沢鉱泉→第二展望台:緩やかな登り中心。苔の森が美しい。第一展望台からは日本アルプスや御嶽山が見え、第二展望台では赤岳や阿弥陀岳の他、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳あたりが見える。 第二展望台→西天狗岳:鞍部から西天狗岳山頂までは大きめの岩が多く、慣れてない場合は上りで使うのがよさそう。 西天狗岳→東天狗岳:鞍部への下りは細かい岩が多くやや滑りやすい。 東天狗岳→中山峠:足元に岩が多く、傾斜もある。 中山峠→唐沢鉱泉:黒百合ヒュッテまでは平坦。黒百合ヒュッテから先は緩やかな下り坂だが、足元は岩も多く湿っていると滑りやすい。苔の森が美しい。 水場は唐沢鉱泉の湧き水のみ。有料でよければ黒百合ヒュッテを利用できる。 |
その他周辺情報 | 唐沢鉱泉:日帰り入浴できる。(10:00-15:00/990円) 清泉寮ジャージーハット:山梨県側の清里にある。濃厚なソフトクリームを味わえる。 Uchu Brewing Taproom:山梨県側の小淵沢IC近くにある。IPA中心のクラフトビールを飲める。ノンアルコールビールもしっかりビール感があった。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ウィンドシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
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備考 | 黒百合ヒュッテ前では虫が多く、虫除けを持っていた方がいいです。 |
感想
今回はグループ登山です。
難易度も高くなく、道のりも長くない、そして苔の森も楽しめそうな天狗岳へ行くことにしました。
<朝発か夜発か>
2週間前に白駒池・高見石・中山・ニュウを周回した時は当日朝発にしました。
今回も同様に当日の朝発も考えましたが、駐車場が6時台には埋まってしまうという話だし、日帰り入浴の受付時間を見るとやや厳しく、前夜発とすることにしました。
<どこで仮眠するか>
そうなると仮眠場所をどうするか。
ミニバンのシエンタを借りたものの、人数的に車中泊はちょっと窮屈。
そして快活クラブは早い段階で予約がいっぱいで取れず。(予約を受け付けていない当日枠があるそうですが、行って泊まれなかったら困ってしまいます。)
次に考えたのがAirbnbです。
人数がいればビジネスホテルよりは安く、また車中泊やネットカフェよりかは快適に寝られそうです。
結果的に借りられたのはゲストハウスでAirbnbでなくても見つけられたかもしれませんが、計画時の選択肢として十分あり得ると感じました。
<6時着では遅かった>
翌朝、国道20号沿いの国界橋近くのゲストハウスを出発したのが朝5時で、唐沢鉱泉に着いたのが6時頃です。(ナビではもう少し早めの到着予想でしたが、4km近くある未舗装は速度も出せません。)
駐車場は既に満車で、100mくらいは下った路上に停めることになりました。
6時台には満車と聞いていたものの、6時着では甘かったようです。
<苔の森と道の変化が楽しい>
唐沢鉱泉の湧き水を汲み、まずは西天狗岳へ向けて出発です。
序盤は傾斜も緩やかな苔の森、そして第一展望台からは北アルプス、中央アルプス、御嶽山、南アルプス、赤岳、蓼科山とかなり広い範囲を見渡すことができました。
第二展望台からの岩場も上りなら楽しいです。
<山々の景色と彩雲>
順調に西天狗岳・東天狗岳の山頂に進みます。
東天狗岳山頂からは更に浅間山や奥秩父、さらに向こうには両神山など、かなり遠くまで見えます。
周りの山で見えないのは南八ヶ岳に隠れた富士山くらいです。
そして上空を見上げると、虹のような色をした雲が見えました。
皆さんカメラを向けるわけですが、肉眼で見た通りにはなかなか撮影できないようで、「写真には写らない美しさ」という、どこかで耳にしたことのあるフレーズも聞こえてきます。
これだけでもとても恵まれたと思います。
<味覚や温泉も楽しめた>
黒百合ヒュッテではビーフシチューセットも味わえたし、唐沢鉱泉に浸かることもできました。
下山後はソフトクリームを求めて清泉寮へ。
もう遥か昔、小学5年の八ヶ岳移動教室*で食べた濃厚なソフトクリームの味は忘れることができません。
同行の皆さんにも満足いただけたようで嬉しいです。
そしてもう一つ、小淵沢にUCHU BREWINGというIPA中心のクラフトビールのお店があるようで、こちらへ向かいました。
自分は運転だったのでお酒は飲めませんがノンアルコールビールのレベルが高く、しっかりビールの風味を感じられたし、こちらも満足度が高いです。
*東京都の公立小学校では5年生の宿泊行事で八ヶ岳の麓を訪れることが多いようです。
<計画とコースタイムの実際について>
ヤマレコ、YAMAP、山と高原地図と標準コースタイムを見比べてみるとヤマレコとYAMAPの差は小さく、山と高原地図はやや慎重でした。
今回、唐沢鉱泉から東天狗岳山頂まではヤマレコ・YAMAPの1.0に近いペースで歩けたものの、以降はやや遅れ気味になりました。
東天狗岳から中山峠への下りは道も狭く岩がちだったこともあって時間がかかり、黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉はなだらかだったものの疲れも出てきたのかなと想像しています。
自身の体感上はそこまでゆっくりでもなかったような気がしているのですが、まだまだ計画の難しさを感じます。
結果的には山と高原地図の標準タイムに最も近くなったわけですが、そもそも山と高原地図の標準タイムはグループを想定しているし、当然といえば当然ともいえそうです。
今回は行程も易しめだったし、計画と実際の差も小さかったので問題ないのですが、今後もし難易度を上げていくならもう少ししっかり計画しないといけないのかなとも思いました。
このあたりを緻密に計画・共有するなら、やはりヤマレコで計画を立てて時間を手動入力するのが一番よさそうです。
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