瀬戸内を歩く 1

2016年03月18日(金) 〜 2016年03月21日(月)

• GPS: 31:53
• 距離: 137km
• 登り: 905m
• 下り: 894m

コースタイム

1日目：8：32宇野駅ー12：33児島駅ー16：39水島(西栄町)
2日目：6：46水島ー10：53鴨方駅ー14：43大門駅ー16：27福山駅
3日目：5：58福山ー9；13戸手駅ー13：21福山・尾道市境ー15：52松永駅
4日目：5：40松永ー7：58戸崎瀬戸ー9：14尾道大橋ー9：51尾道駅

コース状況／危険箇所等

尾道大橋は歩行者通行可能ですが、大変危険です。橋のアーチが邪魔して普通には歩けません。小学生低学年や足に不自由のある人は避けましょう。健常者でも両手を開放して歩きましょう。手提げ袋や杖を持っては危険です。リュックは大丈夫です。

写真

3/18 8:48

「藤原兄」とか「横畠弟」とか屋号が面白い。
同姓が多いのでしょう。

3/18 9:13

玉比売神社。玉野市の地名の由来になっている霊岩です。

3/18 10:29

霞んだ海上にしまなみの瀬戸大橋が見えます。

3/18 10:46

玉野と倉敷の市境です。

3/18 10:59

かすかに瀬戸大橋が見えますが、手前の島は竪場島でしょうか。

3/18 11:35

田の口漁港近くです。木材関係の商家です。

3/18 11:37

防州小郡(山口県小郡)の方が寄贈した常夜灯です。

3/18 11:54

学生服メーカーの施設が何か所もあります。

3/18 15:48

全国に18か所ある国際拠点港湾の一つです。
中国地方は最多の4か所があります。

3/18 15:49

ちょっとうす暗い船客待合室に入ってみました。この時代にこれほどたばこ臭い場所があるのかと思うほど、不快でした。船客用の航路はなく、今は港湾労働者の休憩場所になっていました。

3/19 7:47

2日目です。
高梁川にかかる堰です。

3/19 7:56

大きく古い木造建築です。これは裏側です。正面に回っても何業かわかりませんでした。

3/19 7:57

霞橋は歩行者通行禁止でした。上流側の橋を通過します。

3/19 9:26

里見川沿いの集落では立派な和風民家が楽しめます。

3/19 9:26

豪邸が多いです。

3/19 9:47

浅口市の存在を初めて知りました。
金光教は知っていましたが、本部がここにあることも知りませんでした。

3/19 10:50

鴨方駅前近くです。

3/19 11:28

インスタント味噌汁で有名な会社がありました。

3/19 13:19

笠岡海上タクシーの待合所です。
白石島、北木島、真鍋島などは10人まで1万円。
旅客船だと白石島までは530円でした。

3/19 14:26

西国街道では大きな国境石が旅の楽しみの一つでした。
現代の県境は見過ごされそうな小さいものです。
旧漢字表記なのが、嬉しい。

3/19 14:34

ルート2の222Kmポイント(梅田新道から)です。
見事に2並びです。

3/19 15:58

後姿の人は常滑からのサイクリストです。70歳前後の西洋人です。しまなみ海道や直島に行くそうです。

3/20 6:12

3日目です。今回の旅で福山城下の多くは埋め立て地だと知り驚きました。確かに道路は直線状で整然としていました。

3/20 6:21

艮神社。名前の通り福山城の鬼門にあります。

3/20 7:28

重厚な民家です。

3/20 7:29

昔の商家と思われます。何業でしょうか。
延焼除けの袖壁があります。

3/20 8:16

道路整備で移転してきたのでしょう。
整然と並んでいます。

3/20 8:32

日本六十六ヶ国廻国供養塔は66ヶ国の霊場に1部づつ納経して遍歴する行者に因んで建立された供養塔である。これまでに各地で出会ったが、満願が近づいた私には絶大な応援になります。

3/20 8:47

お彼岸の行事でもあるのでしょうか。多くの高齢者が集まってにぎやかに談笑されています。
理由を聞けばよかった。

3/20 9:03

美しい。二階の腰下がナマコ壁風なのが印象的である。

3/20 9:04

美しい民家が多いです。

3/20 9:43

備後一ノ宮の素戔嗚神社。

3/20 10:21

眼前に見えるのは吉備津神社の神橋と思い、元気がでました。

3/20 10:23

橋を渡ったら、そこは厳島神社でした。

3/20 10:27

橋を渡って300mくらいで吉備津神社です。
こちらも備後一ノ宮です。

3/20 11:45

皇子神社。高御産霊神(別名高木神)を祀っているのが、この地が高木町である由来でしょう。

3/20 12:17

美しい集落の甍と整えられた棚田。
せせらぎの水音が聞こえてきそうです。
徒歩旅で良かったと思えるひと時です。

3/20 13:10

田上古墳。

3/20 13:20

福山・尾道市境に近い山間部の集落。

3/20 14:05

地元のおばさんが捕まっていました。
この警官はこの後、尾道方面に引き返す途中で、もう一件、捕まえていました。

3/20 14:11

中国自然歩道の一部です。

3/20 15:34

徒歩旅愛好者として、はきもの資料館は訪ねたい場所である。近所で尋ねると「廃館になったのでないか」と言われた。確かにこの外観では廃館と思われます。
ワープロで手作りした『土日祝日 開館』の貼り紙があって、無事に見学できました。

3/20 15:42

下駄の形もいろいろ。

3/20 15:42

側面の形もいろいろ。

3/20 15:44

近在の仕上げ職人の家まで大八車で運んだそうです。

3/20 15:47

職人たちの住居です。

3/21 6:59

4日目です。松永湾を時計方向に戸崎に向かいます。

3/21 7:02

浦崎の立派な常夜灯です。

3/21 7:22

民家とは思えない瓦葺きの建物が何棟も見えます。
お寺にしては、それらしい幟も看板もありません。

3/21 7:24

常夜灯の傍に『昭和御大典記念』の石標があります。
昭和天皇の即位を記念して建立されたものでしょう。

3/21 7:25

右 松永道　左 戸崎道　と刻まれています。

3/21 7:54

戸崎の桟橋です。

3/21 7:56

フェリーが対岸にいる場合は、こちらから乗船合図を送ります。
私は回転灯のスイッチボタンを押しました。

3/21 7:58

対岸からすぐにフェリーが来ました。
『開かずの踏切』より早いです。

3/21 8:57

向島から本州を眺めています。
これから尾道大橋を渡ります。

3/21 9:02

尾道大橋の歩道の中央は橋を支えるロープに阻止されて、普通には歩けません。
両手を開放して、車道に出ないように慎重に歩きましょう。

3/21 9:04

反対方向に同好の士がいました。
お互いにニコッとなります。

3/21 9:07

眼下を走るR2に出たいが容易ではありません。

3/21 9:14

歩行者はガードレールの外側にある雑草地を進みます。

3/21 9:42

「大漁桜」と表示されていました。

3/21 9:43

かってしまなみ海道を完歩したときは、ここから向島に渡りました。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR400 カシオ

感想

ア?ドッポ

かって西国街道を京都から下関まで完歩したが、内陸部を通過することが多かったので、今回は瀬戸内海に近いルートを歩いた。
途中で備後一ノ宮の参拝を優先したため、鞆町や沼隈町を通過できなかったのが心残りである。改めて訪問することになるだろう。
徒歩と渡しで、瀬戸内海をたっぷりとウオークルーズしたい思いが一層強まりました。
海、島、船そして石仏や日本家屋特に赤瓦(西条瓦)が楽しめる。
投稿は『瀬戸内を歩く 1(宇野〜尾道)』、『瀬戸内を歩く 2(三原〜広島)』の2回に分けています。
今回はその1です。