【北海道遠征3座目は羅臼岳…が山頂目前で無念の撤退😭】


- GPS
- 07:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,459m
- 下り
- 1,459m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:01
天候 | 山麓は曇り、山腹は雨、山頂付近はガス&風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
クマが徘徊するのでテント泊、車中泊はしないで欲しいとのことでした(木下小屋) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大沢まではどうということのない樹林帯の道、横から伸びる枝が少々煩いところもあるが危険箇所もない道 ・大沢から幅の広い広い雪渓歩きとなる、傾斜もあるので軽アイゼンが良い(チェーンスパイクなんてのは傾斜もないところの滑り止め、ちょっとでも傾斜あれば躊躇なくアイゼン、今回はこれを怠った) ・山頂手前の雪渓、ここが急で天候も悪く全く雪が緩んでいなかった、前日のトレースもなくガスっていて雪渓の長さも判然とせず、チェーンスパイクだけでは下りが危険と判断、残念でしたが無念の撤退を決めました |
その他周辺情報 | ホテル地の涯近くに岩尾別温泉三段の湯があります無料の混浴露天風呂 |
写真
感想
北海道遠征3座目として計画したのが羅臼岳
天気予報は一日曇りという予報で、晴れは期待できなかったのですが夜中にエゾシカの鳴き声で目を覚まし、雨が降っていないことを確認して支度を整え3時半頃に登山口のホテル地の涯に到着しました
車は自分の他に3台くらいで、やはり天気が悪いので人も少ないんだろうなと、天候悪化とクマに不安を抱きつつ登山口を出発
標高上げるにつれポツポツと雨が当たるようになり、650m峰あたりでレインウェアを着ました
天気も悪いので景色も見えず写真も撮らず、ただ黙々と歩を進め気づけば大沢の雪渓入り口
ガスっていて先もよくみえず、引き返した方がいいんじゃないかと思いつつも雪渓を登りきり羅臼平へ、谷を抜けた頃から風も強く当たるようになり、気分はかなりネガティブ、それでもピークハントだけはしたい、あと標高差は300mと自分に言い聞かせて羅臼平を進みます
そこへ突然現れた山頂手前の急な雪渓、前日までのトレースが全くなくなっていて、どこをどう進んだものか判然としません、竹竿が2本たってるところまで10mほどトラバースして進みましたが、そのままトラバースするのか雪渓を登るのか全くわかりません、なんとか雪渓の終わりまで30mほどトラバースしてみたもののその先に道はなくまた雪渓入り口まで戻る羽目に...下りが滑って危険なので帰り道は自然と登り基調になり、雪渓入り口に戻る頃には今度は5mほど降ることになってしまいました、この下りがチェーンスパイクだけでは腰が引けてしまってとても安全に下れません
この時点で単独では何かあった時に怪我どころか遭難してしまう、自分はこんなところで遭難と引き換えにピークハントにこだわるほど危険な登山をしにきた訳ではないと割とあっさり撤退を決めました
その後はとにかくひたすら下るのみ、途中何人か登ってくる方にお会いしましたが、最後の雪渓が急で自分は撤退しましたと話しました、その頃になってなんだか勿体無いことしたな、ここからでももう一度あの人たちについて行って登ろうかと逡巡する気持ちも正直ありました
下山して木下小屋のご主人に最後の雪渓が自分には危険で、登頂せずに引き返してきた旨をお伝えすると、無理しないことが一番、もう一度来ればいいんですよと声をかけていただき、救われた気持ちになりました
羅臼岳はそう何度も来れるところではありませんが、なんとか機会を作りそして願わくば天気の良い時に登頂を果たしたいと思いを強くした、ちょっとしょっぱい気分の羅臼岳でした
羅臼はいい所だし山以外でも僕は2度行ってます。また来いって事ですよ。
お疲れ様でした。
羅臼ね、登る前日はすごくいい天気で一人で盛り上がってたんですけど、当日はガスと風がひどくて散々でした
んで情けないことに雪渓下りが怖くなっちゃって、とほほでした
でも確かに2回行く機会ができたと前向きに考えようと思ってます
100もようやく96まできましたよ、くにやんの100達成ももう直ぐですかね
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