「上州武尊山」高く天を突く白い峰を超えて
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 725m
- 下り
- 719m
コースタイム
天候 | ・曇りのち快晴 ・風は穏やか |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
・リフトを降りて歩き出しより積雪量はたっぷり。 ・ずっと山頂まで明瞭なトレースがあり、剣が峰へ向かう途中の細尾根もフィックスロープを張る必要なく通過。この日の時点で。 |
写真
装備
個人装備 |
フリース素材のフェイスマスクは息苦しい
スキー用のマスク(鼻と口に小さい穴が開いている)のほうが快適。
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感想
昨年の夏に穂高岳へ行く前に練習で行こうと思っていた武尊山。もちろん名前で選んだわけではないが、起伏に富んだ山道が面白いと聞いていてずっと歩いてみたかった山の一つだった。結局、天候等の理由で延期したが、今回積雪期にチャンスを得て、雪の上州武尊山へ登ってきた。
武尊山 は前武尊、剣ガ峰、家ノ串、中ノ岳、沖武尊(主峰)、剣ガ 峰山(西武尊)、獅子ガ鼻山と2000メートル級7座の峰頭を連ねる長い尾根道の続く山並みだ。沖武尊へは3つのコースがあるが、川場スキー場からリフトを2つ乗り継いで、ゲレンデトップからピストンで行ってきた。
高速より車窓から見える武尊山は真っ白で、まだまだ雪もたっぷりありそうと期待がしてきたが、まず土曜日はオグナほたかスキー場でアイゼン歩行(フラットフッティング)とピッケルの講習会。日曜日の朝に川場スキー場へ移動した。スキー場はもう雪が少なく感じだが、リストを2つ乗り継いでゲレンデトップへ着くと積雪量もぐっと増し本格的雪山山行となりそうな雰囲気。楽しみだ。だいぶこれまでの登山者に踏み固められたトレースをたどってスタート。
歩き出しは曇っていて景色も真っ白。風が弱く寒さもほどほどなのが救いか。私が見ていた天気予報では9時以降お昼頃までは晴れそうだったので、山頂に着くころは…なんて希望も抱くが、だんだん視界も悪くなってホワイトアウト寸前。諦めかけたころ、雲が切れた。
あれ?と思って何分もたたないうちに、真っ青な青空が出てきて沖武尊が見えた。少し晴れてくれればラッキーと思っていたのが、こんなに快晴登山になるとは。これだから山登りはやめられない。山頂でも遠くの山々の雲がみるみるうちにとれて、昨年登った山がほとんど見えた。谷川岳、朝日岳、巻機山、八海山、越後駒ケ岳に平ヶ岳。至仏山、燧ケ岳、その間から会津駒ケ岳。日光白根山、皇海山、赤城山…
群馬県に来ると見える山も違う。
アイゼンとピッケルの練習にファーストエイドの講習も受けられた上に、こんなに素晴らしい眺望の武尊山にも無事に登ることができて、大満足の誕生日月登山だった。どうもありがとうございました。
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