小笠原：母島：日本100低山「乳房山・他」

2025年07月01日(火) 〜 2025年07月06日(日)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 船

竹芝桟橋→（小笠原丸：24時間)→父島→（舟：2時間）→母島

コース状況／危険箇所等

・堺ケ岳：自然環境保全の為、ガイド同伴でないと登山禁止
・乳房山・剣先山・小富士：標識もトレイルもしっかり整備されている。

写真

7/1 11:15

【7月1日】
竹芝桟橋から出発。レインボー・ブリッジの下をくぐり外洋へ。
父島：二見港まで24時間の船旅。

7/1 18:47

八丈島の右に沈む夕日。

7/2 8:33

【7月2日】
カツオドリが競争するように船の周りを飛びます。水面近くを泳ぐ小魚の群れをめがけて垂直ダイブ。お見事！

7/2 10:47

父島・二見港に入港。「ははじま丸」が待ってます。

7/2 13:44

母島です。門？　特徴的な岩！
その向こう側を回り込むと港。港の有る集落に住む450人ほどが島の全人口。他は無人。

7/2 15:38

宿に荷を置いて、小剣先山に登ります。
民家の庭先や道端に普通にあるトロピカル・フルーツ(@_@)！
鈴なりのパパイヤ

7/2 15:41

ドラゴンフルーツ

7/2 16:41

お店で売ってるような立派なバナナ
すごい！　9段だよ！　花もついてる。

7/2 16:08

ガジュマルの気根洞窟に入っていくような登山口。

7/2 16:15

山頂近くは岩

7/2 16:17

ミニの万里の長城

7/2 16:22

小剣先山の山頂。
右手前：剣先山
奥の山並みの左寄り、小さく尖った山が、日本100低山「乳房山」で小笠原諸島の最高峰。

7/2 16:18

港の奥に、向島。

7/3 9:24

【7月3日：堺ケ岳＆母島縦断】
今日は、ガイド登山で堺ケ岳。宿から登山口までは車。
外来種を持ち込まないために、ブラシで靴底を払い、備え付けの酢のスプレーをかけ、コロコロで衣服をぬぐいます。

7/3 9:24

固有種も多く生息してますが、外来種の進入で絶滅危惧の種もあるそうです。

7/3 9:24

母島固有種＠「メグロ」
歩いている時に何度も会いましたが、動きが早くてカメラに収められませんでした。

7/3 9:24

天敵がいないので殻が退化。見つからないように体を透明化したカタツムリ。長〜い名前です。

7/3 10:59

これは、私が写した写真。下手だね〜( ´艸｀)

7/3 9:34

アカギ　という、繁殖力が強く成長の早い外来種。中腹まではほぼこの木で覆われていました。
入植者が材木や薪として持ち込んだのが始まりだとの事。

7/3 9:49

本土のナツツバキによく似た花。

7/3 10:15

ジュラシック・パーク　に足を踏み入れましたよ！
マルハチ　という木製シダ。

7/3 10:35

名前が分からない。
黄色〜グリーンへのグラデーションが綺麗です。

7/3 10:42

尖がっているのが、乳房山です。

7/3 10:45

堺ケ岳山頂。三角点のみ。視界無し。
下山しましょう。

7/3 11:08

葡萄の様。でも違います。何でしょうね？

7/3 11:47

登山口に戻ってきました。ここからガイドの車でトンネルを抜けて北上し、都道241号線の母島北端：北港まで送ってもらいます。

7/3 12:06

北港。
昔は航路もあり、人が住んでいたそうです。石造りの桟橋がその名残を伝えていますが、現在は無人。澄み切った海だけ。

7/3 12:29

浜辺に居たヤドカリ。大きい！
さあ、北港から集落まで10kmを歩いて戻りますよ！

7/3 12:40

道中、いろいろな植物がみられました。
ベニヒモノキ？
ヒスイカズラ？

7/3 14:23

ヒギリかな？

7/3 19:47

夕食後、お散歩。小笠原太鼓保存会の方々の演奏。

7/4 5:21

孵化するまでアオウミガメの卵を保護していました。

7/4 8:16

【7月4日・乳房山＆南崎小富士】
港のすぐ近くに登山口。
「本土の花屋で売っている観葉植物」の下草の中を歩きます。

7/4 9:34

美しい模様

7/4 10:10

ハハジマノボタン。固有種。

7/4 10:15

海抜0mから登りました。
日本100低山。今回の目的達成！

7/4 10:29

名前が分かりませんが、ブーゲンベリアに似ています。咲くと黄色。その後、赤に変色！

7/4 10:42

食われそう！

7/4 11:56

ここが、太平洋戦争の激戦地だったことを物語っています。

7/4 12:13

母島唯一の集落。

7/4 13:36

登山口へ戻りました。
次は宿の車で、都道最南端まで送ってもらいます。
そこから小富士〜南崎と歩きます。

7/4 13:57

「すり鉢」という名称の窪地。子供たちが敷物で滑って遊んでいたそうです。

7/4 14:02

これもまた「本土の花屋で売っている観葉植物」の下草。贅沢！

7/4 14:04

そこかしこに駆除装置

7/4 14:15

南崎（手前）と小富士（右）の分岐。
まず、小富士へ。

7/4 14:22

オガサワラアオバト。
首筋がサファイアブルー！　おしゃれですね！

7/4 14:42

小富士の山頂標識。

7/4 14:28

こんな風。突端まで行ってみましょう。

7/4 14:28

南崎の海岸を見下ろせました。後で行きますよ。

7/4 14:28

鰹鳥島とその奥に続く島々

7/4 14:28

綺麗です。ぼーっとしていたいです。

7/4 15:14

南崎。小富士も綺麗。さっきまであそこに居たね。海岸のゴミ拾いをして帰ります。
都道最南端から宿まで歩く予定でしたが、送迎車を頼んでしまいました。

7/5 5:54

【7月5日】
早朝、アオウミガメ保護センターへ。昨夜は何匹も産卵に来ましたね！

7/5 5:55

亀は3〜4回に分けて産卵するとの事。次の産卵まで保護水域で休息かな？　体調は1m位ありました。

7/5 8:30

12時出港の母島丸。それまでの散策。先ず「清美が岡鍾乳洞」へ。観光センターへ声をかけヘルメットを借ります。お寺の裏手に・・・→

7/5 8:31

入口。

7/5 8:36

小規模な鍾乳洞。気根が垂れさがっています。

7/5 9:00

次に「石次郎海岸」
道路から遊歩道で降ります。

7/5 9:00

急な階段を下り切ると・・・→

7/5 9:05

美しいプライベートビーチがありました。
シュノーケリングや遊泳にいいですね。
トビハゼや旨そうなナマコが居ました。

7/5 11:56

母島を出航。

7/5 11:57

石次郎海岸が見えました。もっとゆっくり遊びたかったなあ。

7/5 12:02

中央の尖った山「乳房山」。母島とお別れです。

7/5 14:50

そして父島：二見港の出航セレモニー。
オガサワラ太鼓、園児たちの横断幕、そして・・・→

7/5 15:07

船の伴走と船からのダイブ。
昔も今も変わらない小笠原の見送りです。
挨拶の言葉は
「行ってらっしゃ〜い」「行って来ま〜す」

撮影機器：

COOLPIX W150 NIKON CORPORATION

SO-41B Sony

感想

mizuki

・小笠原：母島にある日本100低山「乳房山」を登って来た。
・小笠原：父島までは、先代の小笠原丸で25時間かけて行った事がある。
・今は次の代の船になっており、24時間に短縮されていた。
・母島ヘは、1時間後出航の「ははじま丸」に乗り換えて更に2時間。
・母島はトロピカル・アイランド。パパイヤやパッションフルーツ、バナナやドラゴンフルーツが道端や民家の庭先に’普通に’生っていた。

・主目的の「乳房山」は集落から周回でき、朝食をとってから歩き出しても昼前には戻ってこられる。まあまあの展望。立派な標識あり。
・ガイド登山の「堺ケ岳」。母島の歴史や固有種、また、自然環境保全への取り組み等、学びながら登れるのがいい。山頂の展望はゼロ😢
・絶景を満喫したいなら、小富士かな？　隣接する岩礁の周りを囲むサンゴ礁の上に魚影。多分、大きさからしてネムリブカ。