思いつき!一日早いチャレンジ生駒山・高安山・信貴山マラニック


- GPS
- 05:14
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
※今回はトレイルランなので参考にはならないです。ゆっくり歩けば、今回のコースの中、石切〜生駒山〜高安山〜信貴山〜山門前バス停なら5時間30分程度、高安山からケーブルを使えば、4時間程度で十分です。(いずれも休憩時間含まず。)
※最寄り電車駅は近鉄信貴山下(約3k程度)、また信貴のどか村経由でJR高井田駅も4〜5k程度ですが、いずれも舗装路が多く、住宅地がほとんどどなのでマラニック向きです。ハイキングでは高安山より直進し高尾山(これも大阪50山です。)に登り、鐸比古鐸比売神社等の遺跡を楽しんだ後、近鉄堅下駅に下るコースもおすすめです。
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
*上本町方面からは準急利用が便利です。 【復路】JR奈良線王寺駅 (天王寺、奈良下車) *王寺駅からの快速利用が便利です。 *信貴山山門前から信貴山下駅行きのバスが出ています。10分程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・石切駅からのルートは3ルート。今回使用した『くさかハイキングコース』は前半、石や木の階段道が多く結構急です。 ・生駒縦走歩道はぬかた園地のあたりまでほぼ緩やかなアップダウンはありますが、ほぼ平坦な舗装路が続きます。生駒山頂を登らなければ、かなりのショートカットになります。 ・また『暗峠近道』の標識から一度『暗峠』に向かって、そこから縦走歩道に戻るコースもあり、こちらは舗装路が中心で、いくらか距離・時間ともショートカットできます。 ・生駒山頂はスカイランドいこま(旧生駒山上遊園地)(入場無料)のミニSLのゲートの中にあり、係員に頼んでゲートをあけてもらうようです。 ・高安山山頂(三角点)は、高安ケーブルと信貴山への分岐付近にあります。 ・信貴山山頂は、奥の院・空鉢護法堂のすぐ下にあります。 ・信貴山付近は、飲食店・お土産店・自販機等多数。ホテル等も多数あります。 ・生駒山・高安山は大阪50山です。 ・生駒縦走歩道にはトイレが多く設置されています。(くさかハイクコース終点・生駒山頂付近・額田園地・十三峠・信貴山付近等)。また展望台、あずまや、ベンチ、案内板も多くありました。 ・駐車場は縦走路近くでは生駒山上有料駐車場(生駒山頂近く)、府民の森駐車場、十三峠の近くにあります。鐘の鳴る展望台近くでも駐停車できそうです。 ・トレイルランコースとしてコースもわかりやすく、エスケープルートも多いので初心者〜中級者向きです。ただ今回のコースそのままトレースするのにはある程度の体力は必要です。危険な場所も少ないですが、一部道が崩れて細くなっているところもありました。石切〜生駒山〜高安山〜信貴山〜信貴バス停では約18kくらいです。 ・ルート上、ミツバチの巣が多いようで、注意書きがやたらありました。 ・石切駅の前のスーパーは午前8時開店で弁当や忘れ物を購入できます。 ・破損している道標が多数ありましたので、分岐では必ず確認してください。 |
写真
感想
日曜に『生駒チャレンジ登山大会』が私市から高安山の生駒連山で行われる。その『登山の部』に参加することも考えたが、どうせなら慣れた生駒、好き勝手に走りまわる方がいい、ということで一日早い『チャレンジ生駒』になった。
スタートも私市ではなく石切、全コースの南半分を走ろう(歩こう?)ということにした。この石切駅からのハイキングコースは『くさか』『宮川谷』『辻子谷』と3コースあるが、少しでも縦走路を長く走りたいということで、一番北にあるくさかハイキングコースを選んだ。このコースの登山口は駅の西出口から北に向かって走りだし、『玉霊院』との分岐を右折してゆるやかな坂をいくらか登ったところにある。霊岩寺のあたりにブリキの看板が電柱につけてあるので、すぐわかる。登山道は突然大きな石がごろごろしている道から始まっているが、すぐに急な木の階段道に変化する、ちょっときついがそれもひとふんばり。すぐに歩きやすい樹林帯の道に変わる。ゆっくりジョグで、このハイキングコースの終点、生駒縦走歩道があるアカシアの谷まで30分程度。歩けば50分程度のコースタイムになっている。ここにはトイレやベンチがありこれから走るための態勢を立て直すためには絶好の場所だ。
ここからぬかた園地のゲート付近までは一部緩やかなアップダウンはあるものの、ほぼ平坦な舗装路。北の四条畷方面から来たと思われる快速ランナーを見送った後、自分たちもゆっくりジョギングを始めた。本来のコースはこのまま生駒山頂を寄らずに、ぬかた園地方面へとこの舗装路を辿るのだが、自分たちはせっかくだからと生駒山頂へ向かうことにした。ベンチのある場所からつづら折りに登る道に『生駒山頂まで1.2k』の道標。ここから直登すれば少しは近道できる。
ただ、生駒山頂といっても、三角点は『スカイランドいこま』の中。そこに行くのにはコンクリートの普通の長い階段を駆けあがることになる。これが結構きつい。登りきるとバス停もある遊園地の前の広場に出て、そのまま休日も開放されている門を通り抜けて園内へと入る。係員がいればミニSLのゲートを開けてもらい、『生駒山頂』の三角点に行くつもりであったが、まだ開園前、今日はその横を通過するだけにした。
さあ、先を急ごう。いったん反対側の南門から舗装路に出て、今日の目的、生駒縦走歩道に戻るには、摂河泉ハイキングコースを一旦一気に下らなければいけない。サブルートとしては『暗峠近道』と書かれた林道を進み、暗峠から縦走歩道に戻るルートもあるが道路。少しでも山道を楽しむのには前者の方がいい。何故か山伏の集団とすれちがう。『暗峠』に出た方がぬかた方面に行くのも近いと助言してもらうが、今日は距離を走るのも目的。ただこのルート途中『暗峠』という道標がよく出てくるので、やっぱりそこにも行こうか…と心は揺れたが。
やはり、予定通り縦走歩道へ一気に向かうことにした。スカイラインを横切り、広い道にでればそこが縦走歩道。この辺からまた普通にジョギングを楽しめる。まもなく大きなゲートにたどりつき、その横から入った奥の広くなったところに十三峠への道標を見ることができる。そこから少しで道は細い山道に変わる。
山道といってもスカイラインにほぼ並行してつけられた良く整備された道で、この辺も、ほぼ平坦に近い快適なトレイルラン(or山歩き)が楽しめる道だ。途中何度か展望の良い場所にあるので休憩するのにはよい。『鐘がある展望台』をすぎれば、すぐに鳴川峠。この鳴川峠から十三峠のあたりも快適な登山道で、練習で何度も走っているので気持ちよく走れた。十三峠近くの十三塚で昼食をとり、近くの駐車場のトイレで用を済ませ、再スタートだ。
十三峠を高安山に向けて走りだすとすぐに分岐があり、そこにある道標に従い、高安山へ。うっかりするとそのまま広い道を直進してしまうが、それでも平群方面に下るだけだ。高安山へはいったん細い山道を下り、登り返すように進む。しかし距離的には大したことはなく、すぐに気持ちの良いスカイライン沿いの道に戻る。ただ、この夏暑かったせいか、草が多く脚にまとわりつき走りにくい。
時々高安山が前方に見え隠れする。快適なペースでジョギングできるので、30分もたたないうちに高安ケーブルとの分岐にたどり着くことができる。高安山頂はそのあたりにあるが、ルートがわかりにくいので今日はパス。ケーブル駅までは広い道を直進し5分程度で、そのまま帰宅することができる。しかし、まだ昼前なので、今日はそこをゴールとせず、そのまま信貴山に向かうことにする。道の左側にある『信貴山へ』の小さな道標があり、また山道に戻る。
まもなく、また小さな分岐があり、右をとれば信貴山の山門まで一気に下ることができる。信貴山頂へは左側の道をもう一度登り返さなければいけない。相談することもなく、そのまま山頂へのコースを選んだが、30分足らずで奥の院にある山頂に到着した。
『信貴山って山頂があったんだ。』とtuyoponn。自分も奥の院までは何度も来ていて、この辺が山頂というのは知っていたが、『山頂』の山名板を見たのは初めてである。
このあと奥の院からの長い階段を下り、いくつかの寺院を巡ったあと、山門まで早足で降りていく。「これも走った距離に入るの?」「走ったと思えば入るやろ。」とゆるい会話。そうこうしているうちに大きな虎の張り子がある朝護孫子寺に着く。
今日はトレイルラン&マラニック。山門前から出ているバスに乗らずに、JR王寺駅までの6k近く、のんびりジョギングを楽しみながら山の余韻を楽しんだ。
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