雄山・雌山 〜標高千メートルで草刈隊に出会う〜


- GPS
- 03:47
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 564m
- 下り
- 563m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に笹が茂っていたようですが、この日地元の方(?)が刈ってくださって、スッキリと歩き易くなっていました。ありがとうございます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(おむすび)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(麦茶600mL+ブレンド茶600mL)
地図(コース図・地形図)
スマホ(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
カメラ
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
腕時計
手拭い
ファストエイドセット
|
---|---|
備考 | 曇って展望が無かったのでドローンは飛ばしませんでした。 お茶は1本で済みました。 |
感想
例年であればこの時期、梅雨の真っ最中で、天気予報と地図を見ながら悶々としているのだが、今年は梅雨が早々に明けてしまっている。雨の心配をすることはほぼ無いのだが、日照りと干ばつで農業への影響は心配なところだ。気温は毎日35℃に迫っている。せめて、山は少しでも涼しい所を選びたいと、まだ行ったことの無い1,000m超の山を探した。『岡山県の山(分県登山ガイド)』に載っている「雄山」(1,153m)というのが条件に合う一番近い山のようだったので調べてみた。「雄山」の近くには「雌山」もあり、周回ルートを設定するのは難しそうだったが、往復ルートで距離も標高差も手頃な山のようだ。地図をよく見ると「雄山」には「おんぜん」とルビが振ってある。ならば、「雌山」はやはり「めんぜん」だ。
家を7:30ぐらいに出て西へ向かった。天気予報はあまりきちんと確認していなかったが、晴か曇りだったように思っていた。大山には雲がかかっているが、それはよくあることで大して心配はしていなかった。しかし、蒜山に近付くと、空が暗くなり、蒜山山頂辺りには雲がかかっていた。そこでちょっと心配はしたが、きっと良くなるだろうと楽観視していた。それでもその先、途中で短時間雨に降られてまた少し心配になったが、それも一時的なものだった。
登山口へ近づき道路が途中で未舗装になったが、軽四駆で無理なく登れるところまでは車で行こうと進み、道路中央に生えている草が車の腹を擦る高さにになっている手前で、路肩に車を停めた。空は曇っていたが、今すぐ雨が降りそうな様子でもなかったので、支度を整えて歩き始めた。
歩き始めてじきに、軽トラが4台ほど道の脇の空地に停まっていた。しばらくすると反対側に1台、さらにその先の道に1台、計6台の車が停まっていた。何か共同で作業をしている人があるようだと思っていたが、その人たちには山で出会った。なんと、雄山までの登山道の草刈り作業をしておられたのだ。何人かとは声を交わすことができ、感謝を伝えた。道の脇には笹が密生していてそれが登山道にもかなり入り込んでいるようだったが、ついさっき草刈りをしてくれたことで、道は明瞭になっていてずいぶん歩き易くなっており、ありがたかった。
山全体が雲に覆われていて近くの木などは見えるものの、隣の山となると真っ白な中でまったく見えない状態だった。本来であれば雌山も雄山も山頂からは展望が開けているはずなのだが、雌山山頂は霧雨、雄山山頂では周囲全て白い雲に囲まれていた。雄山で昼食をとってしばらく待っていたら、一瞬雲が薄くなって近くの山の稜線が見えたりもしたが、じきにまた雲がかかり、展望には恵まれなかった。そんな状況だったので、ドローンも持ってきていたものの飛ばさなかった。
涼しかったのは良かったものの、この山の魅力であろう展望を全く得られなかったのは残念だ。山頂辺りでもっとゆっくり過ごすことも考えはしたのだが、晴れるかどうかわからない空を眺めながら時間を過ごすのも手持無沙汰だったので、早目に山を下りてしまった。車の所に戻った頃には雲がだいぶ晴れて日も差していたので、待っていれば展望が得られたのかもしれないが、ま、しかたがない。そのうちリベンジできればと思っている。
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