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Yamareco

記録ID: 8423236
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

濃霧と暴風雨のなかの伊吹山頂部散策

2025年07月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:01
距離
1.7km
登り
125m
下り
134m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:51
休憩
0:11
合計
1:02
距離 1.7km 登り 125m 下り 134m
15:11
7
スタート地点
15:36
15:39
1
15:44
15:49
12
16:13
ゴール地点
天候 濃霧・強風・雨
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊吹山ドライブウェイ駐車場
コース状況/
危険箇所等
悪天だったため、もっとも短時間で往復できる「中央登山道」を歩いた。通常であれば散策路といってもよい道で何の問題も無い。しかし、雨と強風で、平木や丸太、整形された小岩などを敷き詰めた階段は滑りやすくやや注意が必要だった。また、濃霧のため頂上部で少しだけ方向感覚を失いちょっと焦った。
荒島岳から伊吹山に近づくにつれて天気予報通り空が暗くなってきて、「天気よもってくれ」という期待はあえなく裏切られた。
料金所で3,100円(JAF割引300円)も払ったのもあり、よほどのことが無い限り登るぞ〜の思いで駐車場に到着。
2025年07月14日 15:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:14
荒島岳から伊吹山に近づくにつれて天気予報通り空が暗くなってきて、「天気よもってくれ」という期待はあえなく裏切られた。
料金所で3,100円(JAF割引300円)も払ったのもあり、よほどのことが無い限り登るぞ〜の思いで駐車場に到着。
天候は悪化するばかりで霧で10m位先も見えなくなってきたし嵐のような強風も吹き出した。
でも、看板を見ると頂上20分とあり、頂上から降りてきた係の人に確認すると「登ってもよい」との返事でのぼると決めた。
2025年07月14日 15:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:14
天候は悪化するばかりで霧で10m位先も見えなくなってきたし嵐のような強風も吹き出した。
でも、看板を見ると頂上20分とあり、頂上から降りてきた係の人に確認すると「登ってもよい」との返事でのぼると決めた。
山頂広場まで階段のみで、歩き始めは雨が降っていなかった。雨よ降らないで〜と念じたのも効果なく、ポツポツときた。時間が短いから少しの雨ならカッパの上だけで行っちゃうと思っていたが、本格的な雨降りになりズボンの方も装着。
これで大分落ち着いたが、カッパを着た安心感はすごくて、その威力は抜群だ。
2025年07月14日 15:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:15
山頂広場まで階段のみで、歩き始めは雨が降っていなかった。雨よ降らないで〜と念じたのも効果なく、ポツポツときた。時間が短いから少しの雨ならカッパの上だけで行っちゃうと思っていたが、本格的な雨降りになりズボンの方も装着。
これで大分落ち着いたが、カッパを着た安心感はすごくて、その威力は抜群だ。
この天候で登るような変人はさすがにいなくて、霧の向こうから2人組がおりてきたが、服装からして係の人だったようだが、無言ですれ違った。
2025年07月14日 15:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:28
この天候で登るような変人はさすがにいなくて、霧の向こうから2人組がおりてきたが、服装からして係の人だったようだが、無言ですれ違った。
これでは、ホントただ登るだけになっちゃうじゃんと、いくらか格好をつけるべく写真をとってみたが、天候のせいばかりでなく伊吹山の花期は過ぎてしまったみたいで、咲いている花自体が少なかった。
2025年07月14日 15:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:33
これでは、ホントただ登るだけになっちゃうじゃんと、いくらか格好をつけるべく写真をとってみたが、天候のせいばかりでなく伊吹山の花期は過ぎてしまったみたいで、咲いている花自体が少なかった。
元々の計画では山頂部をぐるっと一周する予定(2時間半くらい)だったが、それができていれば多くの花に出会えたのかもしれない。
2025年07月14日 15:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/14 15:33
元々の計画では山頂部をぐるっと一周する予定(2時間半くらい)だったが、それができていれば多くの花に出会えたのかもしれない。
残念ながら、最短経路の「中央登山道」ではこのくらいしかなかった。そもそも、こんな日に花を見ようなんて人は居ませんけどね。
2025年07月14日 15:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:35
残念ながら、最短経路の「中央登山道」ではこのくらいしかなかった。そもそも、こんな日に花を見ようなんて人は居ませんけどね。
タカネナデシコ
2025年07月14日 15:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:35
タカネナデシコ
ウツボグサ
2025年07月14日 15:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:36
ウツボグサ
イブキジャコウソウ
初めて見ました。感激! はじめての花に出会えて、ホント救われた気がした😁
2025年07月14日 15:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/14 15:37
イブキジャコウソウ
初めて見ました。感激! はじめての花に出会えて、ホント救われた気がした😁
山頂広場到着
2025年07月14日 15:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:39
山頂広場到着
見渡すとすぐの所に弥勒菩薩が祀ってあった。
2025年07月14日 15:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:39
見渡すとすぐの所に弥勒菩薩が祀ってあった。
そして、山頂目指して濃霧と風雨の中、さまよい歩く😆
2025年07月14日 15:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:40
そして、山頂目指して濃霧と風雨の中、さまよい歩く😆
写真では遠くまで見渡せるように見えるが、暴風でもあるし実際は視程は10mも無くて時に5m以下になる。初めての場所で有力な目印を見つけるのはむずかしかった。
2025年07月14日 15:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:40
写真では遠くまで見渡せるように見えるが、暴風でもあるし実際は視程は10mも無くて時に5m以下になる。初めての場所で有力な目印を見つけるのはむずかしかった。
山頂をさがしてうろうろしていると、わりとすぐに見つかった。伊吹山頂には日本武尊像があった。
2025年07月14日 15:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:40
山頂をさがしてうろうろしていると、わりとすぐに見つかった。伊吹山頂には日本武尊像があった。
その脇には山頂標識も。伊吹山頂1,377mだ!
のぼったぞ〜!!!
2025年07月14日 15:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:41
その脇には山頂標識も。伊吹山頂1,377mだ!
のぼったぞ〜!!!
すぐに駐車場に戻ろうと歩き始めたが、中央登山道の方向がわからなくなり、ちょびっと焦った。
2025年07月14日 15:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/14 15:41
すぐに駐車場に戻ろうと歩き始めたが、中央登山道の方向がわからなくなり、ちょびっと焦った。
でも、いくつかある山小屋のひとつで、本当かどうか別として「営業中」の看板と明かりがともっていて、落ち着きを取り戻せた。(いざとなれば、あそこに逃げ込めるし〜〜)
2025年07月14日 15:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:41
でも、いくつかある山小屋のひとつで、本当かどうか別として「営業中」の看板と明かりがともっていて、落ち着きを取り戻せた。(いざとなれば、あそこに逃げ込めるし〜〜)
記憶の糸をなんとか引き出しながら、あっちこっちふらふら。実際はほとんど記憶の糸は引き出せなかった😭
2025年07月14日 15:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:42
記憶の糸をなんとか引き出しながら、あっちこっちふらふら。実際はほとんど記憶の糸は引き出せなかった😭
そのうち偶然に、中央登山道の看板があったので下り始めることができた。
2025年07月14日 15:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 15:48
そのうち偶然に、中央登山道の看板があったので下り始めることができた。
濃霧と暴風雨は弱まらず、しかし短距離の道でカッパに守られた身は落ち着いてもいたので、ひたすらすべって転ばないようにしながら先を急いだ。
2025年07月14日 16:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 16:00
濃霧と暴風雨は弱まらず、しかし短距離の道でカッパに守られた身は落ち着いてもいたので、ひたすらすべって転ばないようにしながら先を急いだ。
当然、誰にも会うこともなく、獣よけのゲートに到着。
2025年07月14日 16:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 16:02
当然、誰にも会うこともなく、獣よけのゲートに到着。
ゲートを開け、そしてちゃんと閉めて駐車場に向かった。
2025年07月14日 16:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 16:03
ゲートを開け、そしてちゃんと閉めて駐車場に向かった。
駐車場へは20mくらいだが、滑る階段もあるしまだ用心用心!
2025年07月14日 16:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 16:06
駐車場へは20mくらいだが、滑る階段もあるしまだ用心用心!
登山道入口の小屋をみて、駐車場に降り立った。
2025年07月14日 16:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 16:06
登山道入口の小屋をみて、駐車場に降り立った。
そして残る車は、我が愛車のみ〜。さっとカッパを脱いで、ザックカバーも外してすぐに発進した。
この後も霧でスピードは出せず、料金所までの16kmのなんと長かったことよ。
余り強調できないが、初志貫徹できて良かったヨー。
2025年07月14日 16:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 16:07
そして残る車は、我が愛車のみ〜。さっとカッパを脱いで、ザックカバーも外してすぐに発進した。
この後も霧でスピードは出せず、料金所までの16kmのなんと長かったことよ。
余り強調できないが、初志貫徹できて良かったヨー。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ダウン上 雨具 帽子 ザック/ザックカバー 行動食 非常食 飲料(ポカリ) 座布団 地形図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 スマホ スマートウォッチ サングラス タオル カメラ レスキューシート クマ鈴

感想

荒島岳を下山し宿に忘れ物を取りに行った関係から、伊吹山ドライブウェイ終点の駐車場に辿り着いたのが15時頃になってしまった。駐車場から山頂はごくごく短時間で行けることは分かっていたので、高い道路通行料(JAF割引-300円で3,100円の支払い)もあり、よほどのことが無い限りは登るつもりでいた。
しかし登るにつれ霧が濃くなり、昔、箱根の山道で1m先も見えない濃霧で怖い思いをしたのが脳裏を横切り「まずいな〜」と思った。
到着してみると霧は濃くなる一方で視界は10mくらいでその先はぼんやりと見える感じだった。おまけに強風がゴーゴーと音を立て、今にも雨がぱらつきそうだった。
私と同じように先を急ぐ車があり、その人たちも登るために来たようだったが、なんといっても観光の服装でそうそうに諦めて立ち去った。
私の方は到着してしまったし、20分で頂上ということもあり、やはり行くことにした。
登りはじめは雨は降っていなかったが、5分もしないうちにパラパラきたので急いで上下カッパを着込んだ。カッパを着ると守られ感がつよくて、一時「ありがたいもんだな〜」と強く感じた。
霧と雨と強風は一向に弱まる気配がなかったが下ってきた係の人に「のぼっても大丈夫ですか」と聞くとOKとのことだったのでそのまま登ることにした。
そのほかもう1名係の人が降りてきて、さらに2名登山者風の人が降りてきたので大丈夫だろうと気持ちを強くして登った。
途中、カッパを着たので約30分で山頂広場に到達したが、眺望があるはずもなく、うっすらと見える建物をたよりに周回した。
幸い、山頂はそれほど広くなく、山小屋などの建物も密集していたのであまり歩かずに回ることができた。山頂標識もすぐにみつかって一安心したが、濃霧と雨風の中、適当に歩いたので方向感覚を失いちょっと焦ったが、山小屋の一つに電灯がついていて「営業中」の看板が出ていたのでまた安心した。落ち着いて試行錯誤するうちにすぐに「中央登山道」の方向をみつけ下山した。
今回の伊吹山は、散策・散歩の距離・時間だったが、濃霧と嵐のような中、歩いたのは、ひんしゅくものかもしれないが悪い印象はなくけっこう気分爽快ではあった。
大変だったのは下りの車で、霧の中ゆっくりと走らせたので料金所までの16kmは長かった。
今回の伊吹山は登山と言うよりは散策だったが、人っ子一人居ない濃霧と暴風雨の伊吹山もまたけっこうなものでした ハイ 😁

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伊吹山西登山道
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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