花飽きぬ景色に飽きぬ駒ヶ岳(八合目〜秋田駒ヶ岳〜ムーミン谷)


- GPS
- 05:54
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 724m
- 下り
- 724m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
盛岡 5:17 → 田沢湖 6:06(JR田沢湖線 \770) 田沢湖駅前 6:33 → 駒ヶ岳8合目 7:32(\1,250) ・帰り 駒ヶ岳8合目 14:05 → 田沢湖駅前 15:04(\1,250) 田沢湖 15:53 → 盛岡 16:58(JR田沢湖線 \770) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレ 八合目登山口 阿弥陀池小屋 --- ・八合目登山口〜阿弥陀池小屋(新道コース) 右(西側)の展望が良い樹林帯。 途中いくつかの展望スポットあり。 男女岳をぐるっと回り込むとニッコウキスゲの咲く階段。 さらに進むと木道で阿弥陀池が見えてくる。 ・阿弥陀池小屋〜男女岳 歩きやすい石段と木階段。 ・阿弥陀池小屋〜横岳分岐点〜男岳 狭い樹林帯で稜線に出ると足元の岩岩のアップダウン。 鞍部からは歩きやすい登り。 ・男岳〜駒池〜大焼砂〜横岳(馬場の小路コース)(ムーミン谷) ザレ場の下り。 葉の生い茂る下りで平坦なところまで降りるとチングルマの群生地で木道が続く。 大焼砂からはコマクサの群生地の登り。 途中から砂が深くなり登りづらくなる。 ・横岳〜焼森〜八合目登山口 緩やかなアップダウン。 焼森から少しザレ場下りがあり、その後は狭い樹林帯。 時々ハシゴや鎖やロープがある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
感想
盛岡遠征2日目は秋田駒ヶ岳に行きました。
公共交通機関の場合、5:17の電車に乗らないといけないので目覚ましだけは細心の注意が必要でした。
秋田新幹線があるとはいえ、岩手秋田を結ぶ重要路線だと思うのにあまりの本数の少なさにびっくりします。
ご利用される方はお気をつけて。
あと在来線はSuicaが使えなかったです。
田沢湖駅からバスに乗る方は数名でしたが、自家用車の方はアルパこまくさからバスでないといけないのでそこで大量に乗車されました。
混雑するバスを降り、八合目から登山開始です。
大体の方がそうされる通り片倉岳から阿弥陀池にアクセスする新道ルートで登りました。
こちらは途中で田沢湖が見える展望の良いルートで、男岳が眼前に近づいてくるとニッコウキスゲも目立ち始めるところも見どころでした。
渋滞もありましたが、それでも1時間くらいで阿弥陀池に着くので登りやすいところです。
山々のダイナミックさも魅力的でした。
なぜこれが百名山ではないのか不思議なくらいです。
この山、ルートが多彩なせいか、どういうルートにするかすごく迷いました。
とりあえずガスる前にサクッと最高峰は登っておきたい。ということで阿弥陀池小屋から男女岳にアタックです。
ここは階段が整備されているのであまり時間も体力も消費せずに登ることができました。
下から見ると緑多めの山だと思ってたけど、赤土があって火山っぽさ全開でした。
お次は男岳。
普通なら木道を辿って最短ルートで行くのでしょうけど、稜線伝いの方が景色が良かろうと横岳分岐点まで登って行きました。
こちらの登山道は初心者向きではなさそうで、足元も草で見づらいし、滑落こそしなくても転倒したら無事で済まなそうなところもいくつかありました。
景色はもちろん抜群。
小岳、女岳、男岳、男女岳、いっぺんに見られるのはとても贅沢ですね。
男岳の登りは整備されていて登りやすい。
ルートによって歩きやすさ、歩きづらさが極端に異なるので注意は必要です。でも見晴らしが良いのでこのルートは人多いなとか歩きやすそうだなとかが一目で分かります。あえてきつそうなルートを選ぶのも一興です。
男岳はベンチとかもあって休むのには適してました。
え?男女岳よりも人気?と疑うほど人はいました。ニッコウキスゲがこちらの方に多く咲いてたので導かれたのでしょうか。
またこの時期多くある虫問題。
稜線上はトンボが多く飛んでおり、アブなどはいませんでした。
樹林帯とかはアブがよく飛んでましたが、刺激しなければ襲ってくることもないし問題はないです。
熊は注意喚起の看板を見かけましたが、こちらも特に噂なども聞きませんでした。
でも虫刺され対策、アザミのトゲトゲ対策、日焼け対策で肌の露出は最小限にした方が良さそうです。
話は登山に戻りますと。
男岳からはザレ場の下りとなり、落石もしそうなちょっと危ない登山道でした。
女岳や小岳は登山道がなさそうだったので、そのまま駒池の方に歩きます。
途中から木道となり、チングルマの群生地ともなっていました。
これが通称ムーミン谷と呼ばれるところです。
これだけの量のチングルマを見たことはなく、ただただ圧倒されました。
大焼砂の稜線に取り付くと今度はコマクサの群生が。
場所場所で見事に景色が移り変っていて、秋田駒ヶ岳なのに飽きさせない山道でした。
流石に大焼砂では暑さに疲れ果ててもういいわってなりましたけどね。
多分紅葉の時期に来たら最高なのでしょうね。
まだこの辺りに行きたい山はあることですし、ついでにまた来られたら良いなと思います。
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