記録ID: 8428628
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沢登り
日高山脈
パンケアイアン沢
2025年07月18日(金) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:40
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 896m
- 下り
- 897m
コースタイム
ログと全ての写真は https://www.whochan.com/maps/track.html?2025-07-18
パンケハヤニ林道は途中から草がぼうぼうになるけど、道自体は雨裂もなく問題なく走れる。P311を越えたくらいで封鎖線があり車を停める。頑張れば3台くらいは停められるかな?
崩壊林道を少し進んで始めの枝沢から沢に降りる。沢は何もない河原で歩きやすい。
すぐにCo305二股。両方ゴルジュになっている。右股本流に進むとすぐに倒木ダムの釜。水につかれば簡単だけどがんばってへつって通過。
その後もしばらく陰鬱な雰囲気のゴルジュが断続するが、水量が少なく概ね膝上程度の入水で通過していく。徐々に河原が増えていく。
Co470二股で滝。登れそうな感じはするが中間部がちょっと嫌らしい。思い切りがつかず左岸から巻いた。上から見ても登れそうな気はするが、やはり中間部が嫌らしそう。無名沢本流の滝を直登した俺ならたぶんハナホジで登ったろう。
更にいくつか滝を直登していくと、崩壊地マークに雪渓出現。上に上がり右岸のシュルンドから突き当りの滝の下に降りる。両岸は極めて立っているので雪渓の状態によっては通過が困難かもしれない。
滝は巻くことはできない。いったん左岸側から落ち口を攻めるがたっていて思い切りがつかない。いったん降りて逡巡。体力を回復させてから今度は右岸を登り、少し草つきに逃げて突破。いったん登り始めれば体が勝手に動くが、体力と精神力が追い付かない。
すぐに直登不能な滝が出てくる。もはや引き返す段階ではない。右岸からも負けそうに見えるが奥の方に立った壁が見え、リッジに立った後沢に戻るのが難しそう。とりつきが少し悪いが左岸にとりつく。急壁のわずかな植生を木登りしていくと、沢が左に曲がった先にさらにツルツルの滝が続いているのが見える。枝渡りで落ちくち上部へトラバースし沢へ戻る。
Co850でP1259.1(坂隘安)ピークへ向かう沢は滝となって落ちてくるが、この沢は早々に藪漕ぎとなると思われるので真っすぐコルへ向かう。こちらもすぐに水が枯れ草藪に覆われるが鹿道が発達しており難なく稜線へ出る。
思った以上に時間がかかったので坂隘安へは向かわず稜線を東へ向かう。稜線上は鹿道があって苦労はない。
P1145から東の沢に下るがこれが悪かった。
すぐに滑落必至の急な斜面、急峻な股割りルンゼの連続。
Co750で下が見えない滝。左岸を巻くが下まで降りられず2ピッチのラッペル。それでも短いロープではぎりぎりだった。
その後も面倒な滝が断続し、体力のない中高巻きで疲弊。Co400付近からはいったん伏流するが、本流出合手前は長いゴルジュ。ウォータースライダーと飛び込みの滝が出てくるがキャンセルして巻く。
本流に合流してようやくほっとする。
パンケハヤニ林道は途中から草がぼうぼうになるけど、道自体は雨裂もなく問題なく走れる。P311を越えたくらいで封鎖線があり車を停める。頑張れば3台くらいは停められるかな?
崩壊林道を少し進んで始めの枝沢から沢に降りる。沢は何もない河原で歩きやすい。
すぐにCo305二股。両方ゴルジュになっている。右股本流に進むとすぐに倒木ダムの釜。水につかれば簡単だけどがんばってへつって通過。
その後もしばらく陰鬱な雰囲気のゴルジュが断続するが、水量が少なく概ね膝上程度の入水で通過していく。徐々に河原が増えていく。
Co470二股で滝。登れそうな感じはするが中間部がちょっと嫌らしい。思い切りがつかず左岸から巻いた。上から見ても登れそうな気はするが、やはり中間部が嫌らしそう。無名沢本流の滝を直登した俺ならたぶんハナホジで登ったろう。
更にいくつか滝を直登していくと、崩壊地マークに雪渓出現。上に上がり右岸のシュルンドから突き当りの滝の下に降りる。両岸は極めて立っているので雪渓の状態によっては通過が困難かもしれない。
滝は巻くことはできない。いったん左岸側から落ち口を攻めるがたっていて思い切りがつかない。いったん降りて逡巡。体力を回復させてから今度は右岸を登り、少し草つきに逃げて突破。いったん登り始めれば体が勝手に動くが、体力と精神力が追い付かない。
すぐに直登不能な滝が出てくる。もはや引き返す段階ではない。右岸からも負けそうに見えるが奥の方に立った壁が見え、リッジに立った後沢に戻るのが難しそう。とりつきが少し悪いが左岸にとりつく。急壁のわずかな植生を木登りしていくと、沢が左に曲がった先にさらにツルツルの滝が続いているのが見える。枝渡りで落ちくち上部へトラバースし沢へ戻る。
Co850でP1259.1(坂隘安)ピークへ向かう沢は滝となって落ちてくるが、この沢は早々に藪漕ぎとなると思われるので真っすぐコルへ向かう。こちらもすぐに水が枯れ草藪に覆われるが鹿道が発達しており難なく稜線へ出る。
思った以上に時間がかかったので坂隘安へは向かわず稜線を東へ向かう。稜線上は鹿道があって苦労はない。
P1145から東の沢に下るがこれが悪かった。
すぐに滑落必至の急な斜面、急峻な股割りルンゼの連続。
Co750で下が見えない滝。左岸を巻くが下まで降りられず2ピッチのラッペル。それでも短いロープではぎりぎりだった。
その後も面倒な滝が断続し、体力のない中高巻きで疲弊。Co400付近からはいったん伏流するが、本流出合手前は長いゴルジュ。ウォータースライダーと飛び込みの滝が出てくるがキャンセルして巻く。
本流に合流してようやくほっとする。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
草刈りがされていないが問題なく通行できる |
コース状況/ 危険箇所等 |
パンケアイアン沢!! パンケハヤニ林道は草刈りこそされていないが道の状態は良く311の少し先まで入れる。崩れた林道を少し進みその先の枝沢から沢に降りる。標高305二股から陰鬱な雰囲気のゴルジュが断続するが水量が少なく難しいものはない。しばらく河原が続き何もなく終わるかと思っていると470標高点から滝が出始める。650m付近の崩壊地マークには雪渓が残り、突き当りには大きな滝がある。雪渓を越えてしまうと引き返すのが難しくなる。この滝は直登せざるを得ないが一部シビアなのでロープが欲しい。さらにその先には直登不能な滝が待ち構えている。下からは右岸からも高巻けそうに見えるが、実際は急峻な岸壁とリッジに阻まれて沢に戻れない可能性がある。左岸のリッジ状を木登りで高巻くが、こちらもそれなりに悪い。高巻きの途中から滝が屈曲した先にツルツルの2段目3段目が続くのが見える。P1258.5方向へ向かう沢は左岸から滝となって落ちてくるが、この沢形は早々に藪に消えるので真っすぐコル方面へ向かう。この沢も時期に水が涸れ沢形は判然としなくなるが、藪は薄い草つきで鹿道が発達しているので難なくコルへ上がれる。 パンケアイアン沢左股(下降) P1145から東の沢へ下ると、すぐに滑落必至の急峻な沢形となり、その後も大きな滝がいくつか現れ50m+のロープがないと下降は困難だ。下部も断続的にいやらしい滝が出てきて時間がかかる。稜線上は鹿道が発達しているのでP1052付近まで足を延ばしてその辺りから沢へ降りるのが無難ではないだろうか。または、車が2台以上あるなら豊似川右股方面へ下るのが最も早いだろう。 |
写真
感想
パンケアイアン沢、なんか強うそうな名前だけどどうせなんもないだろうと思っていたら、思ってたのより数段手ごわくて死ぬかと思った。さらに下りのチョイスをしくじってマジで遭難するかと思った。急がば回れ。
パンケアイアン沢本流はそれなりに準備していけばまあ良いけど、下りは別のルートを考えた方がいいです。
カメラが途中で死んでしまったので写真がないです。誰か私にカメラを買ってください。
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しかし、TG-7を購入したのでWG-4とは今回でお別れ。長年ありがとう
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