山行記録: 燧ヶ岳

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2025年07月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車大清水第二駐車場アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	長英新道は特に問題なし。見晴新道はぬかるみ多めなので注意。
その他周辺情報	大清水はトイレ・みやげ店+軽食。一ノ瀬休憩所でトイレ+自販機。長蔵小屋でトイレ+水場。

写真

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6:12ゲートイン。

2025年07月19日 06:12撮影 by iPhone 16, Apple

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7/19 6:12

6:12ゲートイン。

燧ヶ岳と尾瀬沼コラボレーションはいつ見ても最高。

2025年07月19日 07:48撮影 by iPhone 16, Apple

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7/19 7:48

燧ヶ岳と尾瀬沼コラボレーションはいつ見ても最高。

俎嵓山頂。昨年ぶり。

2025年07月19日 10:15撮影 by iPhone 16, Apple

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7/19 10:15

俎嵓山頂。昨年ぶり。

柴安嵓山頂。こっちの方がわずかに高いので、こっちに燧ヶ岳の山名板がある。

2025年07月19日 10:31撮影 by iPhone 16, Apple

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7/19 10:31

柴安嵓山頂。こっちの方がわずかに高いので、こっちに燧ヶ岳の山名板がある。

沼尻。ここはなんかほっとする場所なんだよね。色々な人が行き交う、尾瀬の十字路。

2025年07月19日 13:39撮影 by iPhone 16, Apple

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7/19 13:39

沼尻。ここはなんかほっとする場所なんだよね。色々な人が行き交う、尾瀬の十字路。

お疲れさま！「入山にあたって」の冊子は売り切れ。

2025年07月19日 15:45撮影 by iPhone 16, Apple

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7/19 15:45

お疲れさま！「入山にあたって」の冊子は売り切れ。

撮影機器：

iPhone 16 Apple

装備

個人装備	Tシャツズボン靴下雨具日よけ帽子靴ザック昼ご飯行動食非常食飲料地図（地形図）コンパス笛計画書ヘッドランプ予備電池 GPS ファーストエイドキット常備薬日焼け止め保険証携帯時計タオルツェルト

感想

Masuny

昨年も燧ヶ岳に行ったのだが、尾瀬は何度行ってもいいということで、今年は少しコースを変更して行ってきた。
◯大清水
　みやげ店・自販機・トイレあり。30台ほどの舗装された駐車場🅿️は、ほぼ停められないと思ったほうがいい。第二駐車場も6時時点でほぼ満車。3連休だったからかも。普段の土日はもっと少ないと思う。
◯一ノ瀬
　自販機とトイレあり。私は乗り合いタクシーを使わないので、大清水から一ノ瀬まで懸命に歩く。意外と歩いてる人いたな…。
◯三平峠まで
　登山道にイン。「尾瀬入山にあたって」の冊子は売り切れ。いきなりぬかるみがあったが、ゆっくり高度を上げる。途中で少し傾斜がきつくなるが、少しすると緩くなる。そこから木道歩き開始。歩きやすい。ピークまできたら三平峠。
◯尾瀬沼山荘まで
　三平峠を過ぎると、尾瀬沼が見えて下り基調になる。断然やる気が出る。尾瀬沼のほとりまで行くとそこが尾瀬沼山荘。
◯長蔵小屋まで
　尾瀬沼を反時計回りする。この間尾瀬沼山荘から長蔵小屋までは尾瀬沼の向こうに燧ヶ岳が見える素晴らしい景色なので、とてもおすすめ。アップダウンもなく歩きやすい木道が続いて、散歩に最高。長蔵小屋では水を頂ける。売店もあるしトイレもある。トイレ使用時は協力金を忘れないこと。
◯長蔵小屋から長英新道分岐
　この間、これまた素晴らしい湿原歩きが可能。連休でたくさんの人が楽しんでいた。写真に夢中になって、湿原に落ちないようにだけは注意。動物避けのゲートを潜ったら、すぐ長英新道分岐となる。
◯長英新道から俎嵓(まないたぐら)
　長英新道は長い。最初はだらだらと高度を上げるが、傾斜が急になってきたらようやく本格登山開始。ここで一気に高度を上げるので、覚悟を。途中に幾つか眺望の良い場所がある。俎嵓の山頂が近くに見えてきたあたりで、ナデッ漥コースと合流。前回はそちらを登ったが、コースは短いもののあちらはかなりの急傾斜である。さて、登りきれば俎嵓であるが山頂は狭い。休んでてもいいが、人も多いのでそそくさと柴安嵓に行く。
◯俎嵓から柴安嵓(しばやすぐら)
　50mくらい下って、同じくらい上がる。道が狭いので人が多いと少々歩きにくいが、鞍部に立つと両方のピーク見える。ここから見るとピークの形も似てるのでちょっと面白い。
◯ 柴安嵓
　山頂は比較的広いので、こちらで昼食を取る。こちらも人が多い。間違えて植生に座ってしまったのに気づいて、そそくさと石に座り直す。反省。大きめのおにぎりを2ヶ入れる。お腹いっぱいでも無理矢理ぶち込まないと後がもたないのはわかっているので、食べる。ポカリで流し込むと出発である。
◯見晴新道から見晴
　ここは正直きつかった。急下りなのはそうだが、独特の泥濘(ぬかるみ)がすごい。まずこのぬかるみの泥汚れを覚悟する。そして当然このぬかるみ、滑る。私は誤って転倒し、左右手のひらを泥についてしまったが、幸い怪我はなかった。怪我はなかったが、両手はドロドロだ。少しだけ水をつけた後、タオルで拭き取る。タオルは…もう汗拭きには使えない。見晴新道を歩く人に必要なのは、泥汚れを受け入れることである。そして地味に長い登山道も。
◯見晴から白砂峠
　見晴に多数の多数の小屋と湿原が広がっているが、今回は時間がなかったので小屋集団には寄らず、尾瀬沼に戻る。inゼリーを1本補給して歩行開始である。この道初めて歩いたが、「白砂峠」まで緩く登る。上に150mくらいだが、長英新道の登りと見晴新道の下りで痛めつけた足に、地味に厳しい。ほんとにゆるゆると、上がっていく。数字で言うと標高1500mから1650mくらいまでの150mを水平距離4kmくらいかけて上がるサディスティックな登り坂である。体力満タンだったら楽しいと思う。
◯白砂峠から長蔵小屋
　白砂峠から、ナデッ漥コースや尾瀬沼山荘方面への分岐がある「沼尻」を経るが、今回は長蔵小屋へ戻る。元々その予定だったが、ちょっと誤ってウォーターキャリーの水をこぼしてしまったので、補給である。この区間は小さな湿原がいくつも登場する、面白い区間でもある。楽しんで歩こう。
◯長蔵小屋から大清水
　行き道を戻るだけなので、状況は大幅カット。長蔵小屋でデカビタゼリー大盛を補給して歩行開始。三平峠までは登りだが、体力が残っていたのでいいペースで登っていけ、下りも軽快だった。15時とかに登山口から登ってくる人はさすがに小屋関係者とかだよね…？一ノ瀬のタクシーは無視。自分の足で下りる。16:30頃ゴール。
◯反省
今回はよく体力が残った。上りは少なかったのもあるが、ゼリー飲料が効いたと思う。長時間汗をかきながら歩行するとどうしても食欲が減り、固形物を摂るのが億劫になる。ところがゼリー飲料はすっと飲めるのがよい。ただし、コストが高いのと重量はそれなりにある。私のような日帰りファストハイカー向きと言える。