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Yamareco

記録ID: 8435654
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

ハネズル〜赤星山

2025年07月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:11
距離
23.7km
登り
1,859m
下り
1,856m

コースタイム

日帰り
山行
8:32
休憩
0:40
合計
9:12
距離 23.7km 登り 1,859m 下り 1,856m
8:01
110
スタート地点
9:51
49
10:40
10:42
157
13:19
13:57
196
17:13
ゴール地点
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝になっても降りやまぬ雨に初日からいきなり予備プランに変更
朝になっても降りやまぬ雨に初日からいきなり予備プランに変更
てらの湖畔広場の脇に・・・
てらの湖畔広場の脇に・・・
ハネズル山登山口あり
ハネズル山登山口あり
800m辺りまでは杉の植林帯
800m辺りまでは杉の植林帯
尾根を右から巻くあたりから広葉樹林帯となり
尾根を右から巻くあたりから広葉樹林帯となり
すぐ脇に沢まで流れていた。日照りが続くと涸れるに違いない
すぐ脇に沢まで流れていた。日照りが続くと涸れるに違いない
1050mあたりは広めの山腹で下草もないため、皆の踏み跡を外してしまったが、どこでもロードで問題なし
1050mあたりは広めの山腹で下草もないため、皆の踏み跡を外してしまったが、どこでもロードで問題なし
ハネズルピークに飛び出した。△に寄り忘れたことに気付いたがまぁいいか
ハネズルピークに飛び出した。△に寄り忘れたことに気付いたがまぁいいか
稜線辿りかけると…
稜線辿りかけると…
コンクリブロック製の廃小屋が建っていた
コンクリブロック製の廃小屋が建っていた
こんな感じ。作業小屋だったようだ
こんな感じ。作業小屋だったようだ
前から気になっていた小箱越に着いた。
前から気になっていた小箱越に着いた。
かつて銅を担いで別子〜瀬戸内間を歩いたという。確かに道路が無かった時代に峻険な銅山川沿いでなく山を越えてまでこちらを選んだのは分かる気がする
かつて銅を担いで別子〜瀬戸内間を歩いたという。確かに道路が無かった時代に峻険な銅山川沿いでなく山を越えてまでこちらを選んだのは分かる気がする
主稜線に飛び出した
主稜線に飛び出した
いったん峨蔵越まで繋ぎにいくが、強風と灌木が邪魔し意外にかかる
いったん峨蔵越まで繋ぎにいくが、強風と灌木が邪魔し意外にかかる
見覚えのある峨蔵越に飛び出した。K氏は右の窪地辺りにシェルターを張ったんだろうな
見覚えのある峨蔵越に飛び出した。K氏は右の窪地辺りにシェルターを張ったんだろうな
これまで小雨交じりだったのが、一瞬日が差し銅山川を挟んだ反対側の稜線が見えてきた
これまで小雨交じりだったのが、一瞬日が差し銅山川を挟んだ反対側の稜線が見えてきた
ただし二ツ岳ピークはガスに包まれている
ただし二ツ岳ピークはガスに包まれている
元に戻った。ここから東方に縦走開始
元に戻った。ここから東方に縦走開始
小箱越えルートが瀬戸内側に下る地点にサザエさん・・・じゃなくて住友ロゴマークの岩があった。
小箱越えルートが瀬戸内側に下る地点にサザエさん・・・じゃなくて住友ロゴマークの岩があった。
P1157△を過ぎると
P1157△を過ぎると
樹間より赤星が見えてきた
樹間より赤星が見えてきた
明瞭な踏み跡があるわけではないが、歩き易さはまずまず・・・
明瞭な踏み跡があるわけではないが、歩き易さはまずまず・・・
すぐ脇に廃林道が現れた。この先の乗越道に繋がっているのではないかと思い進んでみるが、
すぐ脇に廃林道が現れた。この先の乗越道に繋がっているのではないかと思い進んでみるが、
左山腹に迂回していくため、軌道修正。この先で左手の巡視路に入ると
左山腹に迂回していくため、軌道修正。この先で左手の巡視路に入ると
鉄塔が建っていた
鉄塔が建っていた
住友共同電力って四電とはちがうのかな?
住友共同電力って四電とはちがうのかな?
高度を落とし次の送電線まで来ると瀬戸内側が開けた。沿岸部は晴れている。自分の周辺はガスガス。いかに瀬戸内側が、四国という衝立に守られているかが分かる
高度を落とし次の送電線まで来ると瀬戸内側が開けた。沿岸部は晴れている。自分の周辺はガスガス。いかに瀬戸内側が、四国という衝立に守られているかが分かる
我が物顔の鹿。相当近付くまで気が付かなかった。
我が物顔の鹿。相当近付くまで気が付かなかった。
これは何?ここを過ぎると右に山腹を巻き始める
これは何?ここを過ぎると右に山腹を巻き始める
崩壊地を横切った辺りから
崩壊地を横切った辺りから
斜面を直登したが、あとで見たK氏レポによればこの周辺がカタクリ生息地らしい。ごめんなさい
斜面を直登したが、あとで見たK氏レポによればこの周辺がカタクリ生息地らしい。ごめんなさい
この灯篭を過ぎると
この灯篭を過ぎると
ピークに飛び出したが、あいにくのガス、う〜む
ピークに飛び出したが、あいにくのガス、う〜む
ところがしばらく待っていたら、この通り、ガスが晴れてきた
ところがしばらく待っていたら、この通り、ガスが晴れてきた
△点様に撮影していただきました
△点様に撮影していただきました
西側の霧が晴れると、おお!、岡山赴任時代に端から端まで歩いた紫雲出山方面(荘内半島)ではないか!
西側の霧が晴れると、おお!、岡山赴任時代に端から端まで歩いた紫雲出山方面(荘内半島)ではないか!
さらにその奥には2月に歩いた我拝師山(空海トレイル)も見えた。あの時K氏が「あれが赤星かな?」って指さしていたのを思い出した。確かに翠波峰からだと1ピッチの距離ですね
さらにその奥には2月に歩いた我拝師山(空海トレイル)も見えた。あの時K氏が「あれが赤星かな?」って指さしていたのを思い出した。確かに翠波峰からだと1ピッチの距離ですね
しっかり見納めて下山に取り掛かる。思ったよりよい道だった
しっかり見納めて下山に取り掛かる。思ったよりよい道だった
二つ目の鉄塔950m付近は伐採されており対岸が良く見えた
二つ目の鉄塔950m付近は伐採されており対岸が良く見えた
石垣の住居跡を過ぎると
石垣の住居跡を過ぎると
眼下に集落に飛び出した
眼下に集落に飛び出した
登山口に引かれた水場で汗を流す。人影こそ見あたらなかったがラジオが流されており、生活があることが感じられた
登山口に引かれた水場で汗を流す。人影こそ見あたらなかったがラジオが流されており、生活があることが感じられた
でも実はここからが長かった
でも実はここからが長かった
林道中尾谷線分岐。そう言えば、下山途中に林道中尾谷線に向かう分岐があったがここに出てきたのかな?遠回り必至のため入らなかったが・・・
林道中尾谷線分岐。そう言えば、下山途中に林道中尾谷線に向かう分岐があったがここに出てきたのかな?遠回り必至のため入らなかったが・・・
中尾谷を挟み対岸の断崖上から木材を搬出していた。懸崖にどうやってワイヤーを張ったのだろうか?
中尾谷を挟み対岸の断崖上から木材を搬出していた。懸崖にどうやってワイヤーを張ったのだろうか?
搬出場に引き上げられていく滑車。地図で見ると谷底から150mはありそう。乗ってみたいものだ(笑)
搬出場に引き上げられていく滑車。地図で見ると谷底から150mはありそう。乗ってみたいものだ(笑)
下山方向、銅山川方面が見えてきた
下山方向、銅山川方面が見えてきた
つづら折り、真下に落ち込んでいるのでショートカットできず、きっちり回り込まねばならない。が、景色は最高。深い渓谷地形がしっかりと感じられた。
つづら折り、真下に落ち込んでいるのでショートカットできず、きっちり回り込まねばならない。が、景色は最高。深い渓谷地形がしっかりと感じられた。
銅山川の中流域が見えてきた、この辺りは富郷渓谷と呼ばれている
銅山川の中流域が見えてきた、この辺りは富郷渓谷と呼ばれている
ようやく高知伊予三島線にまで降りてきた。下山ポイントから1時間20分もかかった
ようやく高知伊予三島線にまで降りてきた。下山ポイントから1時間20分もかかった
あとは4キロ川上に向かうだけ
あとは4キロ川上に向かうだけ
富郷ダムは満水。豪快に放水していた
富郷ダムは満水。豪快に放水していた
トンネル潜らずダム観光
トンネル潜らずダム観光
松野大橋を渡ればゴール
松野大橋を渡ればゴール
筏津に向か途中、床鍋谷をチェックするが未だ凄い水量。明日の遡行は中止とした
筏津に向か途中、床鍋谷をチェックするが未だ凄い水量。明日の遡行は中止とした

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ニッカ―ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 帽子 予備靴ひも ザック 行動食 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット スマホ 時計 サングラス カメラ 脛ガード 財布

感想

三連休は沢登り目的で愛媛県別子地区までやってきたが、前日の雨が朝になっても降りやまず周辺全ての沢が轟音立てて流れ下っていた。目的のひとつ瀬場谷出合まで来てみたものの、これはムリと即却下。

選んだこのルート。ハネズル、赤星・・・その渋い名前はかねてより気にかかっており今回予備プランとしていたもの。その先の豊受山まで含めた周回プランを練っていたがまさか初日に使うことになるとは。。。様子見でスタート時刻が遅れたことに加え、連休初日から張り切りすぎ電池切れになってもいけないので、豊受は思い留まった。

歩いてみて分かったこと、それは主稜線に至る登山道、下山道の味わい深さである。尾根伝いの登りに水量豊かな沢が平行していたり、人里に降りてきて終わった、と思ってからの林道歩きの長いこと。傾斜が急なためショートカットもできず延々歩き続けるしかない。9キロもあったが、この林道歩きこそ、四国の谷の特異な地形を体感するまたとない機会であった。

そんな峻険な地形を回避するための小箱越えルートの一端を垣間見られたことも今回の成果の一つ。今となっては自然に還りつつあり殆ど歩かれていないようであるが、忠実に辿ってみたら面白そう。

富郷ダムやダム湖沿いに架けられた道にしてもよくぞこんなところで大規模な工事を行ったものと感心すること然り。

15時過ぎに終えるつもりがクルマに帰着したのは17:14。豊受まで周回していたらあと2時間は余計にかかっていたと思う・・・無理しなくて良かった。

翌日の沢登りに期待を繋ぐ・・・

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コメント

予想以上に天気悪かったんやね😅
四国感がまったくなくて、そこら近所の徘徊と言われても気付かんかも🤣🤣
縦走路がちょろっとで、こんなの登り下りのがしんどいわ😂四国まで行くなら実にもったいない気がする笑
15の尾根上の岩は覚えとる😁
35からの山並みが見れんかったのは残念😅
空海トレイルからこんな事言ってたっけ?と、自分の見てきたら確かに書いてあった🤣
2025/7/28 12:32
いいねいいね
1
木曜日に線状降水帯ができ降ったことは知っていたけどまさか土曜日まで引きずると思いませんでした。初日からいきなり使った予備プランで天候にも恵まれず・・・S氏が予想した通りのク〇山レポ、せいぜい笑ってやってください🤣どなたかと違い普段の行いがよろしくないので😄でもこれはこれでいいんです。山って案外メインルートから外れたところがおもしろかったりするので。
無意識に呟いた言葉、本人は忘れていても聞いたヒトは覚えているもんなんです😁でもその言葉のおかげで、逆方向からの眺めが引き立ちましたよ☝️
2025/7/28 13:00
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1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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