記録ID: 844004
全員に公開
ハイキング
中国山地東部
津山市 声ヶ乢~広戸仙周遊 桜、コブシ、アセビ、アナグマ!
2016年04月10日(日) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:10
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 894m
- 下り
- 886m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:11
距離 11.5km
登り 898m
下り 895m
8:48
37分
声ヶ乢(こえがたわ)駐車場
9:25
23分
峠の茶屋
9:48
9:52
31分
愛宕の滝&愛宕神社
10:23
25分
金山林道甲山&広戸仙登山口
10:48
10:49
52分
甲山(かぶとやま)頂上
11:41
11:52
8分
爪ヶ城跡&第3展望所
12:00
12:11
17分
広戸仙頂上
12:28
12:29
18分
岩場展望所
12:47
12:49
33分
水場
13:22
28分
水場(カタクリ探索後)
13:50
9分
広戸仙声ヶ乢登山口
13:59
声ヶ乢(こえがたわ)駐車場
広戸仙4月中旬の旬の花を楽しむコース
歩行距離11.5km、歩行時間4.5時間、歩行数19,500歩
歩行距離11.5km、歩行時間4.5時間、歩行数19,500歩
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
声ヶ乢(こえがたわ)の広戸仙登山口にある「広戸仙登山マップ」に記載されているコースは全て整備されており、分岐で道標もついているので、安心して歩くことができます。昨年同じコースで金山林道登山口<写真17>から上ったときには途中で「作業道」と書かれた道標に従って右に行ってしまい、ヤブコギになりましたが、今回は登山道方向に赤い丸印の標識がありました。なお、今回は行っていませんが、悪路と言われているふるさとコースも昨年秋に地元の方が整備されたとのことで、問題なく歩けるようです。 第2展望台の南にある水場<写真37>を越えると、かすかな踏み跡がありましたが、足元が崩れやすい土で滑落しやすいトラバースルートとなるので、お薦めできません。今回は地元の方からの情報でカタクリとヤマシャクヤクを求めて敢えて進んでみました。 |
その他周辺情報 | 広戸仙や麓のウッドパーク声ヶ乢は今回の桜・コブシ・アセビが旬を迎える4月中旬以外に、5月末から6月のドウダンツツジや7月のアジサイの時期も綺麗に彩られます。 |
写真
01声ヶ乢(こえがたわ)駐車場
広戸仙の登山口でもある峠の一帯を声ヶ乢(こえがたわ)と言います。駐車場はいくつかありますが、この駐車場は見晴らしもよく、休憩舎とトイレ(昨年は鍵がかかって入れず)もあります。
広戸仙の登山口でもある峠の一帯を声ヶ乢(こえがたわ)と言います。駐車場はいくつかありますが、この駐車場は見晴らしもよく、休憩舎とトイレ(昨年は鍵がかかって入れず)もあります。
02声ヶ乢桜1
声ヶ乢(こえがたわ)の桜は4月中旬ごろに旬を迎えます。桜並木が続く車道を分岐道の標高390m辺りまで下った地点(最南端)の桜です。背景にピーク464mの山が見えます。ここから動画も撮りました。
声ヶ乢(こえがたわ)の桜は4月中旬ごろに旬を迎えます。桜並木が続く車道を分岐道の標高390m辺りまで下った地点(最南端)の桜です。背景にピーク464mの山が見えます。ここから動画も撮りました。
05声ヶ乢桜4
駐車場近くまで再び戻ってくると、桜並木周辺にたくさんの提灯があり、この辺りが声ヶ乢桜まつりの会場となっているようでした。この週末だけは屋台が出たようですが、それ以外は純粋に花見とライトアップを楽しむイベントです。ここから動画を撮りました。
駐車場近くまで再び戻ってくると、桜並木周辺にたくさんの提灯があり、この辺りが声ヶ乢桜まつりの会場となっているようでした。この週末だけは屋台が出たようですが、それ以外は純粋に花見とライトアップを楽しむイベントです。ここから動画を撮りました。
11声ヶ乢桜10
<写真10>ポイントよりさらに東へ100mほど進むと、東屋(立ち入り禁止)があり、その南斜面一帯が桜園地のようになっていました。その背後に山形仙が見えます。ここから動画を撮りました。
<写真10>ポイントよりさらに東へ100mほど進むと、東屋(立ち入り禁止)があり、その南斜面一帯が桜園地のようになっていました。その背後に山形仙が見えます。ここから動画を撮りました。
13愛宕の滝&愛宕神社
愛宕信仰は、京都市の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社から発祥した火防の神に対する神道の信仰です。愛宕神社は全国で1,000社あると言われています。滝が火防の役割!?水の流れを動画にも撮ってみました。なお、鳥居<写真12>から滝の周辺にはオオミヤマカタバミが生えています。この日は生憎の天気で3~4cm程の花はつぼんだままでしたが、ちょうど見頃のはずです。踏まないよう気をつけました。
愛宕信仰は、京都市の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社から発祥した火防の神に対する神道の信仰です。愛宕神社は全国で1,000社あると言われています。滝が火防の役割!?水の流れを動画にも撮ってみました。なお、鳥居<写真12>から滝の周辺にはオオミヤマカタバミが生えています。この日は生憎の天気で3~4cm程の花はつぼんだままでしたが、ちょうど見頃のはずです。踏まないよう気をつけました。
14ヤマルリソウ
愛宕(あたご)神社鳥居<写真12>の周辺は生えなくなってしまいましたが、道路の西斜面にはたくさん咲いていました。なぜか崩れ落ちそうな急斜面で半日陰になるような場所に咲いています。よく似たルリソウは北海道から中部地方以北に分布しています。
愛宕(あたご)神社鳥居<写真12>の周辺は生えなくなってしまいましたが、道路の西斜面にはたくさん咲いていました。なぜか崩れ落ちそうな急斜面で半日陰になるような場所に咲いています。よく似たルリソウは北海道から中部地方以北に分布しています。
15ランチャー台よりオビサオ山
落石が多少ある金山林道を2kmほど進むと、東屋(利用不可)とパラグライダーのランチャー台(利用不可)があり、そこから津山市一帯を展望できます。手前には標高518mのオビサオ山が見え、頂上から中腹にかけて桜が筋状に植わっているのが見えています。
落石が多少ある金山林道を2kmほど進むと、東屋(利用不可)とパラグライダーのランチャー台(利用不可)があり、そこから津山市一帯を展望できます。手前には標高518mのオビサオ山が見え、頂上から中腹にかけて桜が筋状に植わっているのが見えています。
18アセビ(白)
花の形はスズランに似ていますが、花茎が立ち上がるスズランとは逆にアセビの花茎は下に垂れ下がっています。広戸仙周辺はアセビの群生地として有名で、東美作路名木百選に指定されています。ここから広戸仙山頂を経て声ヶ乢(こえがたわ)登山口に下るまで、数にバラつきはあるものの、ずっと生えていました。広戸仙の東側はつぼみがないものも多く、花数は木によってかなり差がありました。少し時期が早かったのかもしれません。
花の形はスズランに似ていますが、花茎が立ち上がるスズランとは逆にアセビの花茎は下に垂れ下がっています。広戸仙周辺はアセビの群生地として有名で、東美作路名木百選に指定されています。ここから広戸仙山頂を経て声ヶ乢(こえがたわ)登山口に下るまで、数にバラつきはあるものの、ずっと生えていました。広戸仙の東側はつぼみがないものも多く、花数は木によってかなり差がありました。少し時期が早かったのかもしれません。
19アセビ(淡いピンク)
自生種でもこのようにうっすら赤みを帯びたものはよく見られます。アセビは毒性を持つために、動物や昆虫に食されることなく栽培がとても楽な庭木として重宝されています。地域によってはウマゴロシ、ウシゴロシなどと呼ばれています。
自生種でもこのようにうっすら赤みを帯びたものはよく見られます。アセビは毒性を持つために、動物や昆虫に食されることなく栽培がとても楽な庭木として重宝されています。地域によってはウマゴロシ、ウシゴロシなどと呼ばれています。
21甲山(かぶとやま)山頂
標高777mと縁起のいい?高さです。北西尾根上正面に爪ヶ城(つめがじょう)跡と広戸仙が見えます。たくさんのコブシやアセビの観賞と360度展望を楽しめます。北上しながら動画を撮りました。
標高777mと縁起のいい?高さです。北西尾根上正面に爪ヶ城(つめがじょう)跡と広戸仙が見えます。たくさんのコブシやアセビの観賞と360度展望を楽しめます。北上しながら動画を撮りました。
22アセビ群生地
広戸仙山域は県下有数のアセビの群生地です。この辺りは大木が多く、比較的よく咲いていました。馬酔木(アセビ)の名は、馬が葉を食べれば毒に当たり、酔うが如くにふらつくようになる木という所から付いたとされています。
広戸仙山域は県下有数のアセビの群生地です。この辺りは大木が多く、比較的よく咲いていました。馬酔木(アセビ)の名は、馬が葉を食べれば毒に当たり、酔うが如くにふらつくようになる木という所から付いたとされています。
23 矢櫃(やびつ)城跡
矢櫃城は広戸仙(爪ヶ城山)山頂から南東に伸びた尾根の先端、標高910m付近に築かれています。矢櫃城の全長は200m程で、主郭は尾根先端部とみられ、ここに案内板が設置されています。昨年は倒れていましたが、この日、ちょうど立て直されました。
矢櫃城は広戸仙(爪ヶ城山)山頂から南東に伸びた尾根の先端、標高910m付近に築かれています。矢櫃城の全長は200m程で、主郭は尾根先端部とみられ、ここに案内板が設置されています。昨年は倒れていましたが、この日、ちょうど立て直されました。
24爪ヶ城(つめがじょう)跡
爪ヶ城は岡山県で一番高い所にある城址といわれ、標高1075.5mに築かれており、第3展望所にもなっています。詰ヶ城が訛って爪ヶ城となったと考えられ、矢櫃城の詰の城と見られています。
爪ヶ城は岡山県で一番高い所にある城址といわれ、標高1075.5mに築かれており、第3展望所にもなっています。詰ヶ城が訛って爪ヶ城となったと考えられ、矢櫃城の詰の城と見られています。
33広戸仙稜線のニホンアナグマ
暖かくなったので、冬ごもりをやめて活動を始めたのでしょうか?我々を恐れているのか、逃げずにじっとして気づかれないようにし、我々の立ち去るのを待っていました。たまに頭を上下に振るのが、あっちへ行ってと言われているように感じられました。動画にもアップしました。
暖かくなったので、冬ごもりをやめて活動を始めたのでしょうか?我々を恐れているのか、逃げずにじっとして気づかれないようにし、我々の立ち去るのを待っていました。たまに頭を上下に振るのが、あっちへ行ってと言われているように感じられました。動画にもアップしました。
38水場奥のヤマシャクヤク蕾
水場<写真37>から崩れやすい土の細い踏み跡を辿ってさらに東に進むと、谷のガレ場で直径1cm程のヤマシャクヤクの蕾を発見しました。開花が楽しみです。期待していたカタクリは咲きそうなのが1株見られただけでしたが、葉が1枚だけの株がかたまって生えている所がありました。
水場<写真37>から崩れやすい土の細い踏み跡を辿ってさらに東に進むと、谷のガレ場で直径1cm程のヤマシャクヤクの蕾を発見しました。開花が楽しみです。期待していたカタクリは咲きそうなのが1株見られただけでしたが、葉が1枚だけの株がかたまって生えている所がありました。
39コブシ&山形仙
遠目に見ていると、白=桜のように見えますが、近づいてみると、コブシもかなりたくさん咲いているのがわかります。ウッドパーク声ヶ乢のコブシは傷んだ花が多かったのですが、この辺りは見頃でした。
遠目に見ていると、白=桜のように見えますが、近づいてみると、コブシもかなりたくさん咲いているのがわかります。ウッドパーク声ヶ乢のコブシは傷んだ花が多かったのですが、この辺りは見頃でした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
4月から7月にかけての広戸仙山域はそれぞれ旬の花がたくさん観賞でき、魅力的な山となります。今回は桜とアセビ観賞がメインでしたが、写真でも紹介しているように、コブシやヤマルリソウなどの旬の花もたくさん見ることができました。特にスミレの仲間は種類が多く、淡い水色、淡い藤色、淡いピンク、濃いピンク、白などさまざまな色や大きさの花が見られます。残念ながら、地元の人にお聞きしたカタクリの群生地は発見できませんでしたので、次回以降に持ち越そうと思います。
今回のサプライズな動物はニホンアナグマでした。広戸仙を下っていると、突然、草木をかき分けて何か動物が逃げようとする大きな音がしたので、その音の鳴る方向を見ると、ニホンアナグマがいました。ほとんど目撃談のない動物で、人の気配を感じると、自分の気配を消して、人が通過するのを待っているのでしょう。そのため、見つかるとカメラを向けてもじっとしています。タヌキに似ているので、アナグマと気が付かない人もいるかもしれませんが、イヌ科のタヌキに対し、アナグマはイタチ科です。泳ぎも上手だそうです。俗にタヌキ汁と言われるものは、アナグマの肉を使ったものです。まさか、食べられると思って怯えていたのではないでしょうね。
野鳥は、コゲラ、ヒガラ、ヤマガラ、ウグイス、ヒヨドリ、カケス(羽毛だけ)が確認できました。また、金山林道にはニホンジカの足跡が多数見られました。動植物の種類も豊かなようで、いい山だと思います。
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