秘境の花稜線 北ノ俣岳ピストン

2025年07月20日(日) [日帰り]

• GPS: 12:29
• 距離: 21.2km
• 登り: 1,517m
• 下り: 1,518m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:37
• 休憩: 1:45
• 合計: 12:22

距離 21.2km 登り 1,517m 下り 1,518m

2:59 折立
3:04 十三重之塔
3:09 折立
4:28 太郎坂
4:29 アラレちゃん
5:04 5:18 三等三角点「青淵」ベンチ
5:32 積雪深計測ポール
6:02 ベンチ
6:41 6:51 五光岩ベンチ
7:13 7:14 太郎兵衛平
7:42 8:02 太郎平小屋
8:13 太郎山
10:25 神岡新道分岐
10:35 10:59 北ノ俣岳
11:04 神岡新道分岐
12:21 太郎山
12:26 12:51 太郎平小屋
13:07 太郎兵衛平
13:26 13:32 五光岩ベンチ
13:54 ベンチ
14:15 積雪深計測ポール
14:27 三等三角点「青淵」ベンチ
14:28 14:33 1869m 青淵ベンチ
14:52 アラレちゃん
15:24 15:25 十三重之塔
15:28 ゴール地点

天候

前日から好天
夕方の駐車場は暑く、日が暮れるまでは厳しい。
歩き出しから湿度やや高く、風がなければ汗をかく。
日中はとにかくピーカンで日焼けしまくり。
稜線で風に吹かれれば実に爽快。
いつもながら、昼過ぎてからの下山では暑さ対策必須。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

16時半くらいではなんとかメインの駐車場に停められそうだが、遅くなればおそらく無理

コース状況／危険箇所等

木道が崩壊している箇所もあるが、
概ね歩きやすい。
ありがとうございます。

その他周辺情報

♨️亀谷温泉 白樺の湯@500円也
※シャンプーは置いていない、
　ドライヤー有料なので要注意

写真

いざスタート

と思ったら、AppleWatchを忘れて振り出しに戻る。
20分ロス

満天の星から増えた雲は、
朝が近づくにつれて減ってきた感じ

明るくなるにつれ、
ピーカンの予感

アラレちゃん

キングのお出まし

とりあえずここまで来れば、
急登は一段落

視界が開けてきたら、
反薄明光線で白山が輝いて見える

この階段を陽を浴びずに登れるっていうのは、
思ってるよりでかい

だんだん太陽に追いつかれる

そして捕まった...
あつー！！

しかしここまで来れば、
小屋はもうすぐ

見上げる先に目的地

チンはもうすっかり穂に

太郎平小屋の前でしばし休憩の後、
先を目指す

いつきてもスンバラシイ景色

冷たい風に吹かれて実に爽快

池塘からも太陽の攻撃を受ける

ワタスゲぽんぽん越しの白山

望遠レンズに変えたい気持ちもあったが、
暑くて余裕なし

暑さに耐え2576ピークに着くと
実に気持ち良い風が吹いていて生き返る

ここで小休憩
しかしパンを食べる気になれず、羊羹を胃に押し込む

薬師岳方面も最高の夏空

もったいないのでパノラマ

そしてその時は突然にやってきた

先を見通せない角を曲がった瞬間に

目の前にこの景色が！

チングルマだけかと思ったら、
ピチピチのイチゲも！

イチゲとチングルマのツープラトン！

ほんとはここで1時間も撮っていたかったが、
体力も時間も余裕なく

こんな広大で高密度の群生地は、
大雪山で見たくらいか

今回の山行の最奥地でコレかー

やはりしっかり撮るなら
泊まりで余裕を持ってこないとダメだと実感

いやそれでも、見られてよかった

昨年の、一面のチン穂を思い出す

スクワットすらもしんどく、撮影もそこそこに先へ

１年ぶりに北ノ俣岳山頂

いつまででも休憩していたいくらい
気持ちよかった

雲の平

水晶

黒部五郎

薬師岳の奥にキング

黒部五郎方面からの登山者

続々とやってくる

槍

さぁ、帰りも遅くなるし、
戻ろう

帰りもちょっと撮っていく
これを見られたのは大雪の恩恵か

待ちきれなかったのか、
背の高いイチゲが多かった

美味しい空気をいっぱい吸い込んで、
暑い暑いと言いながら戻る

太郎山周辺で多く見かけたのは、
（シロバナ）タテヤマリンドウ

太郎ラーメン...いや暑い
パンも食べる気しない。
そこで買った冷え冷えフルーツ缶。
幸か不幸かカロリーOFF（笑）
生き返りました。

感想

TAKSPEED

昨年泊まりで歩いた北ノ俣岳。
チングルマの穂が凄くて「これ咲いてたら...」
とずっと頭にあった。
なかなか情報が得られぬ中、ある程度咲いてるっぽい？
えーい！行ってしまえ！
ということで連休を利用して。
なんとなく、駐車場って電波ないイメージがあったけど、
ソフトバンクはバッチリで助かった。

日帰りでこれだけの距離を歩くのはいったい何年ぶりか！？というレベルなので、序盤でバテぬよう、
入りをゆっくりに。
前回はテン泊装備で朝スタートだったこともあり、
今回はそこまで疲弊せずに太郎平小屋に到着。
ただ陽が当たり出すと流石に暑く登りではスローダウン。
期待した花畑は北ノ俣岳山頂手前だけだったが、
その迫力は想像以上。
北海道！？というくらい衝撃的だった。