朝日連峰 大朝日岳/西朝日岳/寒江山(日暮沢から時計回り周回+α)風に救われた灼熱稜線


- GPS
- 12:14
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,405m
- 下り
- 2,404m
コースタイム
- 山行
- 10:34
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 12:15
天候 | 晴れ(朝方は涼しいが次第にジリジリ暑く)時折吹く風が心地よく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
■アクセス 宮城県→R347→R287→R112→県道27→日暮沢小屋への林道 ■駐車場 日暮沢小屋駐車場。30台程。無料。 0:30到着時点でまさかの既に満車。 林道沿いの路肩に停められる場所はあります。 大井沢から日暮沢までは林道7km。後半4km程はダート。 すれ違いが難しいので対向車には注意。 ダートは倒木や落石が多数あります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 大井沢ゆったり館と日暮沢小屋に登山ポストあり。 今回はYAMAPで提出。 ■ルート状況(2025/7/20時点) 今回歩いたルートは全て明瞭です。残雪箇所、危険個所はありません。 日暮沢小屋からハナヌキ峰取り付きまでは林道歩き。踏み跡明瞭です。1箇所数年前の登山道崩落で沢の高巻きがあります。取り付きまで40分程度。 日暮沢から清太岩山経由で主稜線分岐までと日暮沢からハナヌキ峰経由で古寺山までは同じ位の時間かなと思います。 先週は全く気になりませんでしたが、今回は歩き出しから日の出までの間、風の通らないピーク以外はヘッデンにずっと大小様々な虫が纏わりついてきました。メガンテ(捨て身で口の中に飛び込んでくる)されるとHPゼロになります。2回くらって死にかけました。 主稜線や各尾根は刈り払い中です。登山道整備ありがとうございます。 早朝は朝露で抜ける箇所がありますので気になるかたはゲイターを。 ■水場 三沢清水 出ています。日の当たる前はとても冷たい。 銀玉水 冷たくて美味しい清水が出ています。 金玉水 冷たくて美味しい清水が出ています。 竜門小屋 雪解け水がジャブジャブ。 ゴロビツの水場 未確認 |
その他周辺情報 | ■温泉 大井沢ゆったり館\350 |
写真
感想
先週引き続き日暮沢から朝日連峰の稜線を歩いてきました。三連休の中日で混んでいそうだが夜中に着けば車は停められるだろうと思っていたが考えが甘く到着時点で満車…。私から路駐の始まりでした。(下山時点で15台程の路駐)先週とは逆ルートでハナヌキ峰方面へ進みます。こちらは下草の朝露や泥濘、登山道崩落による高巻きがあるので暗いうちは歩きたくない思いがあったがここ最近雨が降っていなかったせいもあり林道はほぼドライで快適でした。滝の音が聞こえたらハナヌキ峰の急登の始まり。歩き出しからヘッデンによって来る虫で歩き辛かったがたまに月明りを見たりしながら古寺鉱泉との分岐も越えて古寺山へ。暗がりながらも稜線が目に飛び込んでくる。既に動きだしているヘッデンをいくつか確認。小朝日岳に着くころには東の空が赤みを帯びてきた。それにしてもここまでのルートは本当に虫が多かった。先週の清太岩山のルートは全くいなかったのに。捨て身で口の中に入ってくると本当に死にそうになるがそれを2回もくらってしまった。途中から頑張って鼻呼吸で登りました。銀玉水で涼を得て最後の登りの途中で小朝日岳から登る朝陽を堪能。山頂や主稜線もモルゲンに染まりました。避難小屋は昨日は大盛況だったようで小屋前には大勢の人。今シーズン初めての山頂から久しぶりに景色を眺めることができました。そしてここからの縦走路は何度も歩いていますがやっぱり気持ち良い。時折吹く風も冷たく心地良い。足元には夏の花々が素晴らしい。竜門小屋方面から歩いてくる方とも少し会話しながら、絶景の主稜線を噛みしめながらゆっくり歩きました。西朝日岳から袖朝日岳への稜線はやっぱり気になる。今シーズンの残雪期に行けなかったので来シーズンの目標としたい。大朝日岳〜竜門山は先週歩かなかったがこの間の花々もそこかしこに沢山咲いていて楽しませてくれた。竜門の分岐から日暮沢へ下るにはまだ早い時間だったのでもう少し稜線の先へ足を伸ばしてみる。小屋でガッツリ休憩後に寒江山を目指す。こちらも狐穴小屋や以東小屋から歩かれてきた方がチラホラいるがやっぱりこの静かな雰囲気が好きです。咲いている花の中ではマツムシソウが一番目を引きました。良く観察すると、いままで花びらが散っていたと思っていた株は実は逆でこれから中心から花びらがニョキニョキ出てくるのだと気付きました。(観察した想像なので間違っているかも)1週間での僅かな季節のうつろいなども感じながら南寒江山を登り切りお隣の寒江山へ。以東岳も間近に見られたし今日はここまでかなと区切りを決めて休憩。歩いてきた大朝日岳からの稜線、以東岳への稜線、高松尾根から障子が岳や赤身堂岳を経て月山への稜線、三面ルートのギザギザ、飯豊連峰。見渡す限りの絶景です。風がないとジリジリ暑い日差しがきついが予報より風があったのでなんとかここまで歩いてこられました。帰りの竜門小屋で冷たい雪解け水の引き込みをジャブジャブ頭から被ってクールダウン。これから狐穴、以東、大朝日の各小屋を目指される方々と沢山お話しながら楽しいひと時を過ごす事ができました。ユーフンや清太岩山から歩いたルートを振り返りあとは日暮沢までまっしぐらに下山。下るほど暑さが厳しく最後はきつかったですが駐車場について真っ先に川へドボンして全身さっぱり。2週連続で朝日連峰を堪能しました。以東岳までは届かなかったけれど今度歩くときは是非小屋泊で以東岳を目指したいです。ありがとうございます。
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