20kg担いで九重山→中岳→稲星→白口→立中→平治→大船→高塚


- GPS
- 19:33
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 3,330m
- 下り
- 3,339m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:45
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 12:24
天候 | 曇、1日目は小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
630起き700出発1030登山口出発、坊ガツルテン泊、2030登山口着。北海道の大雪トムラウシ縦走の練習のため重荷を背負って九重の山をできるだけ多く2日間でピークハントする事にした。金曜日に仕事を定時で切り上げ早めに寝て起きようとしたがやはり難しくいつも通りとなってしまう。気温は沓掛山で20度で風が強くともすれば寒いがいつも通り半袖Tシャツで行く。今日は調子が良く重荷を背負っているにも関わらず稲星までは他の登山者をどんどん追い抜かしていくほどであった。足取りが軽い。自分は実はすごい肉体を手に入れたんだと思ってしまった。九重別れで九重に行く女性の登山者とすれ違うが中岳登って稲星山頂ですれ違った。ガスっていて景色はほとんど見えない。中岳からの下りで青空が白口の山頂から九重の全容くらいしか見えなかった。中岳下りで軽装の白人がテンション高めで登っていた。稲星から先は人があんまり登ってないのか道が悪くペースが落ちる。ツツジが腕の生肌にかすれ、足元が見づらく切られたツツジが脛や太ももや腰にあたり激痛が走り、Tシャツやザックに引っかかったりした。足元ばかり見過ぎると死角になる折れ曲がった木が頭にゴーンとぶつかり激痛となる。鉾立峠まで黒土の湿った泥で傾斜もあり難路だった。幸い丁度いい高さに木があるので手掛かりとなって辛うじてこけずに進めたが滑ってザックを横の斜面にぶつけた。立中山の下りも沢に下りるので陰気で湿った谷で歩きづらかった。鉾立からの登りは階段で整備されてるのは大違いだ。藪漕ぎみたいな所も多くズボンが濡れて靴も濡れてしまった。スパッツ持ってくればよかったと思ったが靴が劣化して革の部分が開いていてこの靴は1年しか経ってないのにだめだな。立中別れまでが一番きつかった。鉾立峠で坊ガツルに下りる登山者とすれ違ってから先は誰にもすれ違わなかった。一旦法華院山荘に寄って金払ってからテン場に戻りテントを建てた。前日マックスバリュで買った食料を忘れたと思いここで缶詰とアンパンとカップ麺を買う。テントでかきカレーとサバ缶とパンを食べる。お腹いっぱい。外の人らがじゃがりお湯ポテサラの話しで騒がしい。平治岳だけが見えた。温泉に行く。デタージェントは使えないがお湯につかれるのは有り難い。戻ってすぐ寝ようとしたが虫を追い出したりトイレ行ったりウィキペディア調べたりLINEしたりで130くらいまで寝れなかった。その気になれば2100くらいに寝れたのに勿体ない。630くらい起き800出発。晴れている。今日は昨日ほどでは無いが足取りは軽い。平治岳もそれなりに登山者はいた。ツツジ地獄だ。相変わらずガスってる。平治岳自体はガスってないが他が絶望的なので坊ガツルが見えるくらいで景色は良くはない。北大船山は登山者がラーメン食ってて居座ってて通過する。相変わらずツツジ地獄。あっさり大船山につく。ここまで体力的に余裕はあったが時間が結構かかった。大船山の腕の縁もツツジ地獄。風穴までの下りは長いので無心で下りる。風穴から景色がガラッと変わりトトロの森みたいになり冷気が立ちこめる。風穴で関西なまりの津久見から来たという狭心症のおじいさんに話しかけられる。この人の生まれを知りたかったが聞けなかった。完全な関西ではない独特の話し方、四国なのか岐阜なのか話し方が興味深った。高塚までの登りはゴロゴロがれていて急斜面で意外にも登りやすく下りやすかった。石灰質なので南国風の植物が生い茂り今までとは違う植生。山頂近くでクワガタをひっくり返してしまった。鷲に食べられたら申し訳ないと思い戻そうとしたが後ろからおじいさんが追ってきたのでやめた。おじいさん早すぎる。おじいさんに話しかけられたので食事も取らず降りた。唯一の休憩ポイントだったので大船山まで補給せず糖質不足になりきつかった。おじいさんは下りは遅かった。多分登りが大股で登ってるから持たないのだろうな。大股で登れる体力はすごいが…。黒岳は諦める。最高峰がなぜ黒岳という名を冠していないのか。大船山への登り返しがきつい。縁の所もツツジ地獄できつくいつまで登るんだと思いながら登った。最初の登りで久々の登山者とすれ違うが坊ガツルまで人にすれ違わず。段原でやっとの事で休憩しハイペースで下る。山荘まで1時間くらい、あっという間だ。牧ノ戸まで人とすれ違わないだろうと思ったが意外と幾人かの人とすれ違った。北千里口下と北千里上とで一人ずつ。日が落ちる中で焦っていて北千里から九重別れまでの丸のペンキが点々上の上の方まであって恐ろしかった。高塚からの帰りがあんなだったのに意外と体力は残っていてガンガン登っていった。8時前でもまだ全然明るい。さっくり避難小屋についてドアを開けたら登山者が結構一杯休憩?宿泊?していた。さっさと食料水を補給して出た。もう絶対に人に会わんだろうと独り言を叫んでいたら星生崎の所に写真家がいた。日暮れが近づく中走って下山する。浜の所でアーヘンロードが綺麗。浜の下の森で暗くなる。暗闇を走っているとまた登山者とすれ違う。まだ森でなければ辛うじてライト無しで行ける。沓掛山でまた登山者とすれ違う。阿蘇や日田の夜景が見える。北斗七星が美しい。星生崎のあたりに明かりが見えた。最後の下りはライトを照らしながら慎重に下り下山完了。車中泊の方が一杯いた。筌ノ口温泉に入り帰る。2300くらい。あまりに眠くて萩尾paで寝る。金立でラーメン食べてファミマで弁当買って300くらいに帰り着く、寝たのは430。
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