飯豊山縦走 −急登と灼熱地獄に...−

2025年07月19日(土) 〜 2025年07月21日(月)

• GPS: 19:53
• 距離: 39.1km
• 登り: 3,219m
• 下り: 3,054m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:42

距離 6.9km 登り 1,445m 下り 225m

9:11 飯豊山荘上駐車場
11:06 11:23 夫婦清水
13:07 丸森峰
14:18 地神北峰
14:40 頼母木山
14:53 頼母木小屋

2日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 1:15
• 合計: 6:57

距離 14.5km 登り 1,161m 下り 795m

4:19 頼母木小屋
4:34 4:36 頼母木山
4:53 4:58 地神北峰
5:12 地神山
5:37 5:50 扇ノ地神
5:55 胎内山
6:07 6:15 門内小屋
6:17 門内岳
7:02 7:18 北股岳
7:33 7:38 梅花皮小屋
8:02 8:10 梅花皮岳
8:29 8:40 烏帽子岳
9:27 9:32 御手洗ノ池
10:12 天狗の庭
10:55 10:57 天狗岳
11:16 御西岳避難小屋

3日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:37

距離 17.7km 登り 613m 下り 2,033m

3:53 御西岳避難小屋
3:58 3:59 御西岳
4:10 草月平
4:20 玄山道分岐
4:31 駒形山
4:44 4:53 飯豊山
5:03 5:05 本山小屋
5:10 5:14 一ノ王子
5:27 5:28 御前坂下
5:39 5:40 御秘所
5:42 姥権現
5:53 5:56 草履塚
6:14 6:24 切合小屋
6:27 切合・種蒔山分れ
6:31 種蒔雪渓
6:37 種蒔山
6:50 七森
7:16 7:31 三国岳避難小屋(三国小屋)
7:33 三国岳
8:02 8:09 疣岩山
8:12 8:13 疣岩山展望台
8:17 疣岩分岐
8:39 8:40 松平峠
8:56 8:58 十森の水場
9:47 祓川山荘
10:30 ゴール地点

天候

基本的に晴れでしたが、雲が多くなる時間帯も多かったです。
1日目：序盤は晴れ、昼頃は雲多め、夕方はまた晴れ
2日目：序盤は雲多め、それ以降は雲は湧くものの終始晴れ
3日目：標高高いところは雲多め、標高下げるにつれて晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行き：
→新潟：夜行バス
新潟駅→新発田駅→坂町駅：電車
坂町駅→小国駅：米坂線が止まっている為、代行バス（道路工事の影響で遅延）
小国駅→飯豊山荘：バスの予定が代行バスの遅延によりタクシーに...
代行バスを待ってくれると聞いていたのに。

帰り：
弥平四郎→野沢：歩きとオンデマンドバスでの移動予定でしたが、途中で優しい方に拾っていただき、野沢駅まで送って頂きました。（超感謝です！！）
野沢→会津若松→郡山→大宮：電車
三連休の最終日だったので、新幹線が乗車率300パーセント的な酷いことになっていました。

コース状況／危険箇所等

登りで利用した丸山尾根は、急登の連続でした。
（ただ飯豊の道はみんな同じような感じとの事）
下りで利用した祓川までの道は、かなり荒廃していました。
倒木も多めで、崩れかけた道のため、心してください。

その他周辺情報

水場情報
夫婦清水：チョロチョロ
頼母木小屋：ジャブジャブ
門内小屋：水道ひねれば出てました
梅花皮小屋：ジャブジャブ
御西小屋：雪渓下りがあるので遠いですが、ジャブジャブ
本山小屋：確認してない
切合小屋：ジャブジャブ
三国岳小屋：確認してない

写真

7/19 9:10

登山スタートです。
登山ポストあります。
暑いし、いきなりの急登で心折れます。

7/19 9:46

この登りもえげつないですよね。

7/19 10:05

まだまだ稜線は遠い。

7/19 13:06

ようやく、丸森峰です。
ここまで、4時間か。
途中、帰ろうかと思いましたが、何とか。

7/19 13:31

雪渓出てきました。
あんなに天気が良かったのに、ガスってきました。

7/19 13:57

コバイケイソウ、たくさん咲いてました。

7/19 14:14

トンボたくさん写ってますね。
おかげで、アブとかの小さい虫に悩まされずにすみました。

7/19 14:34

これは何でしょう？

7/19 14:40

頼母木山到着です。
展望がないので、華麗にスルー。
小屋に急ぎます。

7/19 14:51

本日のお宿です。
テントは満員御礼状態で、小屋も2階が少し空いている程度の盛況。
さすが、三連休。

7/19 16:59

休んでいたら、晴れてきました。
朳差岳への稜線。
気持ちよさそうですが、実際は…

7/19 17:00

アップにすると小屋も見えます。

7/19 17:02

こちらは、頼母木山への稜線。
奥は、ずっとガスっていました。

7/19 17:27

さらに晴れて、日本海も見えました。

7/19 17:37

素晴らしい。

7/20 4:14

2日目です。本日も晴れ予報。

7/20 4:21

お世話になりました。

7/20 4:35

頼母木山で日の出を見ます。
ちょっと雲多めですが。

7/20 4:39

進む稜線。
アップダウン多そう…
思っていたより、雲が多いですね。

7/20 5:00

開いていませんが、イイデリンドウと思います！
見れると思いませんでした。

7/20 5:18

雲が…

7/20 5:44

雲が取れれば、最高なんでしょうね。
でも、涼しく歩けました。

7/20 5:44

人懐っこいトンボです。

7/20 6:18

門内小屋ですね。

7/20 6:30

北俣岳への登りですかね。
登るなぁ…

7/20 7:29

タカネナデシコと思われます。
線香花火みたい。

7/20 7:34

梅花皮小屋です。
水場までは本当に少しだけ歩きます。

7/20 7:35

石ころび沢と思われます。
本当にここを登るのかしら？

7/20 7:46

イブキトラノオがたくさん咲いていました。
北海道では紫がかっていましたが、ここでは白いですね。

7/20 8:08

そして、ようやく晴れてきました。
それに伴い、気温も上がってきました。
嬉しいような、悲しいような。

7/20 8:34

ザ・夏山ですなぁ。

7/20 8:35

7/20 8:49

飯豊本山も見えてきました。

7/20 9:01

御西小屋も小さく見えましたね。遠い…

7/20 9:32

御手洗ノ池です。
「おてあらい」としか読めませんが、「みたらし」のようです。
いやー、暑くなりました。

7/20 10:52

本日のお宿です。
ようやくです。

7/20 11:13

御西小屋に到着です。
大日岳が良く見えます。
カッコいいですね。

7/20 15:14

休んでいたら、晴れてきました。

7/20 15:14

アップ！
今思えば行けば良かったですね…

7/20 15:16

お世話になった御西小屋です。
水場迄は雪渓を降りる必要があり、20分程度かかります。

7/20 15:18

今日歩いてきた稜線です。

7/20 17:32

磐梯山も見えます。

7/20 17:33

御西小屋と大日岳です。

7/20 17:41

少し散歩して、飯豊本山が見える場所まで来ました。
気持ち良い道ですね。
明日向かいます。

7/20 18:41

マジックアワー突入。

7/20 18:49

そろそろ、日が沈みます。
日本海と佐渡ヶ島。

7/20 18:50

今日も一日、ありがとう。

7/20 18:57

ワンピースみたい。

7/21 4:27

3日目の最終日です。
飯豊本山への登りですが、雲だらけ。

7/21 4:49

到着しましたが、だれもいない…

7/21 4:52

一瞬だけ、雲が切れたのがこちら。
バスの時間があるので、あまり粘れなかった…

7/21 5:04

本山小屋です。天気のせいか、人はいない…

7/21 5:05

7/21 5:18

標高下げると、晴れてきました。
丁度、飯豊本山あたりだけ、曇っている感じでした。無念…

7/21 5:21

こちら、帰り道。
こちらも、アップダウンが激しいです。

7/21 5:32

7/21 5:37

岩場＆鎖場です。

7/21 6:36

ヒメサユリですよね。
これも、見れると思っていなかった。

7/21 8:24

疣岩山からの下り箇所。
ここもかなりの急登でした。
帰りも暑さと疲れであまり写真は撮れずです。

7/21 10:02

あっという間に弥平四郎登山口付近です。
川があったので、一休み。
（せっかく涼んだのに、この後登りでした…）

7/21 10:02

ご褒美ルイボス。
3日間担ぎっぱなしでした。
冷やして飲む！

7/21 10:09

登山口到着。
バス乗り場まで一時間程度歩きます。
（途中で拾っていただきありがとうございました！）

撮影機器：

iPhone 16 Pro Apple

感想

れがぞー

折角、飯豊山に行くのであれば縦走したいと思って臨んだ山行。まずプラン作成が大変。公共交通機関で行く場合はかなり限られます。
調べた限りは、「小国駅と飯豊山荘間のバス」（夏季限定）と「野沢駅と弥平四郎集落間のオンデマンドバス」（登山口まで歩きが必要）の2つでした。これを利用して計画しましたが、序盤のアクセスで躓きが。
小国駅までの代行バスの遅延を待たずに、飯豊山荘行きのバスが出てしまいました。（わざわざ小国町役場に連絡して、遅延時は待つという事を確認していたのに...）このため、タクシーを使わざるを得なくなりました。1万円程でしたが、思わぬ出費です。
帰りは、オンデマンドバスを予約していました（アプリが便利）が、優しい方に野沢駅まで送って頂きました。本当に本当に、大感謝です。でも、野沢駅の電車があまりないので、ご注意を。（仕方ないのですが）

アクセスさえ気にしなければ、良い山だろうと思っていましたが、季節を選びます。3連休は、晴れ予報でしたが35度超の暑さで、かなり体力を消耗しました。想像以上で、予定していた朳差岳や大日岳も諦めてしまいました。稜線上も予想以上にアップダウンがあり体力が削られます。

山小屋は避難小屋ですので、食事や寝袋は持参する必要あります。ですが、どこもホスピタリティ溢れる感じで、とてもよかったです。

今回、肝心の飯豊本山は雲多めだったため、機会があればまた行きたいです。行くにしても、紅葉の時期ですかね。（水場が心配ですが）

何れにせよ、念願の飯豊山登頂を果たせましたので、これで百名山96座となります。本当にラストスパートです！