北芦別/十八線川から極楽平&御茶々岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 頂上2℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
スキーで十八線川の本筋(右股)を遡り、松籟山西の稜線(極楽平)を経て支尾根伝いに中天狗を狙ったが、アプローチの沢の状態が悪すぎ、下降路とならなかったこと、後半天気が崩れる見込みだったことから、中天狗はまたしても諦めた。気をとりなおし、とんがり無名峰群を眺めながらのんびりと極楽平を南下。御茶々岳へ転進した。御茶々岳頂上からは十八線川左股を滑降した。
アプローチの十八線川右股は、松籟山側の南斜面から入る沢筋がことごとくデブリで埋められており、デブリが対岸まで乗り上げているところもあった。この時期気温の上がる日には気持ちが悪いルートだ。沢はCo800、Co910の2か所で両岸が岩盤状となって狭まっている。いずれも10m級の滝が雪の切れ目から顔を出していた。はじめの滝はスキーを背負って側面から小さく捲いて通過できたが、次の滝では松籟山南面のデブリ斜面を伝って大高捲きを強いられた。
この時期としては気温は終始低めで、カリカリの雪面が緩むことはなく、沢の遡行にはシーアイゼンが有効だった。頂上からの滑降は、上部がアイスバーンで滑落に注意する。十八線川左股へ滑り込んでからは、ザラメが快調だったのは一瞬だけ。モナカ雪の悪雪がほとんどだった。
ふもとの山部に降りると、3週間前にはたっぷりとあった雪がだいぶ融けていて、道端にはフキノトウが顔を出していた。積雪期から残雪期へ。あっという間に季節は移ってゆく。
これまでにいろいろと試みたが、積雪期の北芦別稜線へのアプローチは昔ながらの十八線川左股(御茶々岳−槙柏山コル経由)以外は、十四線川右股が一番適しているようだ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
や
おつ。昔、saitoと4月にユーフレ谷を滑った際、十八線川からユーフレ小屋に向かった時、旧登山道もデブリだらけだったなぁ。この時期のこのあたりの沢はやばいね。yankeのは例の太板かい?拍手入れました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する