常念岳から蝶ヶ岳 パノラマ銀座満喫


- GPS
- 10:51
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,128m
- 下り
- 2,145m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 10:51
天候 | 晴れ→曇り、軽い雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金曜日の朝6時着で第一駐車場は満車、第二駐車場は半分くらい埋まっていた |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股から常念岳へのコース、前常念岳に登る岩場は四肢を使い結構な厳しいコース 常念岳からの下りも大きい岩が多くてスピードは出せない |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
常念岳から蝶ヶ岳までの稜線は、右手に槍ヶ岳から穂高連峰の素晴らしい展望が見られた。
しかしコースはなかなか厳しい。
三股からは所々段差のある急登が続く。
前常念岳の手前は岩場で、四肢を使わないと登れないところも多く体力を使う。
しかし蝶槍から蝶ヶ岳の稜線が見えてきて、また進むとその稜線の向こうに穂高の高い山々がだんだんと見えてきて、気分が高揚してくる。
空は青く、空気も澄んで遠くまで見渡せる。
安曇野の市街地も見えた。
金曜日ということもあって思ったほどハイカーは多くなく、常念岳の山頂で会った人は僅か5人。
6時半過ぎに三股を出発して、約5時間かけて常念岳に登頂。思ったよりずっときつかった。
常念岳山頂には、いつまでも眺めていたくなる景色があった。
しかし、安曇野に宿を取っているので当日中に下山せねばならない。ぐずぐずせずに蝶ヶ岳方面へ向けて下山を敢行。
常念岳の下りも大きな岩がごてごてあって歩きづらくスピードは出ない。
30分くらい下った頃だろうか、穂高から槍にかけて黒い雨雲が見る見るうちに広がった。
しばらくすると穂高方面から雷鳴が聞こえるようになった。
雨も激しく降っているようだ。
さっきまで青空だったのに、夏山の天気の急変は怖い。
蝶ヶ岳へ向かう稜線はまだ雨雲も掛かっていなかったが、いつ雷雲がやってくるか気がしれない。
急いで蝶ヶ岳まで行かなくてはと思い慌てた。
蝶槍に向かう途中にニッコウキスゲが群生しているところがあり、その辺りで雨がポツポツ降ってきた。激しくはないのでウインドブレーカーで凌いだ。
頭上を雨雲が薄らと覆ってきたので、雷が来ないかとおっかない。
蝶ヶ岳に向かうには蝶槍の山頂を経由せねばならない。樹林帯じゃないし、雷がやばくないかと心配になるが、迂回するルートもないからしょうがなくひーこら言いながら山頂へ向かった。
蝶槍の山頂で5人のパーティがレインウェアを装着していた。もたもたしてると危ない気がするが、それほど焦ってもいない様子。
上高地〜徳沢の谷間がなんかバリアになっているのか、こっちには黒い雨雲は来る気配がない。
雷の音が大きくなってきた。
急いで蝶槍から下ったら、途中から雷が聞こえなくなった。穂高方面も明るくなってきた。
助かったなと思った頃に蝶ヶ岳に到着。
ヒュッテでドリンクと水、おはぎを買ってしばし寛いだ。おはぎ美味かった。
安曇野の宿に17時チェックイン予定だったが、蝶ヶ岳に着いたのが15時ちょっと前、17時までには行けないなと思いつつも下山は急いだ。
膝が悲鳴をあげそうだったが、なんとか2時間半くらいで三股の駐車場に戻った。
三股は第二駐車場(森の駐車場)で、登山口まで20分くらい掛かる。登山道から出て、最後の舗装路が一番きつかった。駐車場まだなのー?
苦しくも楽しい縦走だった。
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