涼を求めて六甲山 山上は爽やか、下りはケーブルで熱中症回避

2025年07月26日(土) [日帰り]

• GPS: 04:46
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,234m
• 下り: 389m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:42
• 合計: 4:44

距離 15.6km 登り 1,234m 下り 389m

6:11 阪急電車岡本駅
6:46 6:56 十文字山
7:17 7:18 森林管理道打越山分岐
7:29 7:35 打越山
7:36 7:39 打越峠
7:43 7:46 七兵衛山
7:59 横池（雌池）
8:09 8:10 荒地山への分岐
8:19 黒五谷入口
8:38 雨ヶ峠
8:41 8:51 雨ヶ峠三角点
8:53 8:54 雨ヶ峠
9:06 本庄橋跡
9:10 本庄堰堤北側の分岐
9:45 9:48 一軒茶屋
9:56 六甲山
10:07 10:08 一軒茶屋
10:36 10:37 極楽茶屋跡
10:44 10:46 六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅
10:49 六甲ガーデンテラス フードテラス
10:55 ゴール地点

近場で一番高い山は六甲山ということで、朝早めに出て、下りを歩かずケーブル利用で熱中症対策。六甲山上は時々風もあり爽やかだった。朝6時頃の登山口の駅は比較的楽であったが、日差しは既に強力で、登山道の木陰でも登りは汗だく。

天候

快晴、やや雲が出ることも

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

阪急岡本、帰りはガーデンテラスから山上バス、ケーブル、市営バスで阪急六甲。

コース状況／危険箇所等

十文字山山頂付近は仏舎利塔の敷地だが脇に登山道がある。十文字山〜打越山〜芦屋ルート登山道出会いまで笹が繁っている箇所がいくつか。藪という程ではないし、刈り取りもされているところもあるが、縦走路に比べれば草っぽい。
芦屋ルートの荒地山分岐〜黒五谷分岐（ゴルフ場）辺りは水っぽかったり、大岩のアップダウンがあり歩きにくい。東お多福山ルートは笹がかなり生い茂っている。

その他周辺情報

ガーデンテラスのHortiの六甲山アイスクリームは350円。山上バスは370円。ケーブルは800円。大抵の人間はパスを持っていて登山者が片道切符を買うのだろう。

写真

7/26 6:27

阪急岡本から甲南大学の脇を通り、十文字山ルートの登山口へ。墓地の所から登って行くと、甲南大何号館かの建物の背後に海と岩湧山の尾根。

7/26 6:28

神戸市特有の厳しい階段を登る。

7/26 6:31

先ほどより高いところで、左側には金剛山が見えてきた。今月は金剛山と岩湧山の二つを登っている。この後、十文字山山頂付近まで車道を進む。

7/26 6:41

この登山道は今工事中で封鎖。右の車道を行く。

7/26 6:46

車道終点で、仏舎利塔の敷地に。

7/26 6:47

脇に登山道がある。施設の周りに登山道が付けられている。

7/26 6:49

左側に住吉台のマンション群が見える。住吉道、石切道、天狗岩南尾根を歩く場合は、その辺りを進む。

7/26 6:54

十文字山山頂。279m。

7/26 7:04

暫く登山道を歩く。この後打越山に向かうが、かなり鬱蒼とした林の中を進む。左側は住吉川の谷で、住吉道である。

7/26 7:19

谷っぽいところから、明るいところに出た。

7/26 7:24

打越山とか黒五谷への分岐があり、打越山へ向かう。

7/26 7:26

主脈尾根のガーデンテラスが見えた。これからあそこへ行くのは気が遠くなる。

7/26 7:29

打越山山頂プレート。481.6m。

7/26 7:32

次は七兵衛山へ向かうために、一旦高度を下げる。少し降りて振り返ったところ。

7/26 7:33

蝶々発見。

7/26 7:34

濃い緑の向こうはどの辺の尾根だろう。

7/26 7:34

快適な道。

7/26 7:38

またガーデンテラスの眺望。レストランとか六甲枝垂れとか見える。

7/26 7:39

七兵衛分岐。

7/26 7:43

山頂広場。462m。

7/26 7:43

ここは眺望が素晴らしい。住吉駅から六甲アイランド。

7/26 7:44

サンフラワーが六甲アイランド港に入って来る。

7/26 7:44

アップ。

7/26 7:46

ポートアイランド。奥は神戸空港。

7/26 7:50

芦屋ルートに合流すべく最短コースを取る。

7/26 7:50

西お多福鉄塔が見えた。

7/26 7:57

このルート日当たりが良くて草っぽいところが多かった。もうそろそろ合流かと思っているが、まだまだ遠いことがわかった。

7/26 7:59

まだ雌池の所だった。ハスが湖面を覆うが花は無い。

7/26 8:07

やっと合流。左から来た。

7/26 8:08

溝道になってきた。この後、水が出てきて沢の様になる。横に土手道が作られる。

7/26 8:13

水っぽいところを越えると、岩っぽいところになる。岩場が何か所もあり、小さく上り下りを繰り返す。

7/26 8:17

正面上から下りて来た。この後、ゴルフ場の敷地を横切って、長い登りになる。

7/26 8:23

ゴルフ場を少し見おろすレベルまで登って来た。この後も急登続く。

7/26 8:27

ゴルフ場の紫陽花。

7/26 8:33

ここは団体がよく休憩するところ。猪も出ることがある。

7/26 8:38

雨ヶ峠。まず東お多福の方向に進む。

7/26 8:42

東お多福は三段ステージであるが、一段目に向かってピストンする。黄色い花。

7/26 8:44

東お多福は草原状で六甲で一番気持ちいいところ。三段ステージで山頂部はあまり楽しくないので、ここから雨ヶ峠に戻る。

7/26 8:48

天狗岩の鉄塔と赤い別荘。企業所有だったかな。この赤い屋根は六甲山頂やガーデンテラスからも目立って見える。

7/26 8:52

海が見える。対岸の尾根は紀泉山脈か。

7/26 8:58

東お多福から雨ヶ峠に戻り、メインルートを暫く進んで住吉道分岐。ここからかなり降りて行く。せっかく稼いだ標高を失うことになる。

7/26 9:03

住吉川を渡渉。

7/26 9:06

本庄堰堤下。

7/26 9:11

渡渉して、急な登りが二段あり、その後緩やかな登りになる。

7/26 9:16

東お多福山頂方面。

7/26 9:21

七曲りコースは最初の登りがきつく、最後も多少タフだが概ね緩い登りで、途中三か所ちょっとした登りがある。ここが第一弾で登りきると東お多福と同じ位の標高になる。

7/26 9:27

第二段。

7/26 9:30

西お多福の尾根。

7/26 9:32

第三段。これを登りきるとあと少しの頑張り。

7/26 9:36

西お多福の高さに近付いて来た。

7/26 9:37

ずっと尾根の左を登ってきたが、上部で尾根芯を横切って右側になる。

7/26 9:46

その後最後のひと踏ん張りで、一軒茶屋の石碑へ。車道を渡り、山頂へもう一息。

7/26 9:48

アジサイはまだOK。

7/26 9:53

阪神競馬場と伊丹空港、そして大阪市街。

7/26 9:56

ヒルガオの群生か。アサガオじゃないよね。

7/26 9:56

山頂標。931m。

7/26 9:57

ガーデンテラスと奥は淡路島。

7/26 9:58

西神から明石の方向。

7/26 9:59

六甲アイランド。

7/26 10:00

万博会場。

7/26 10:00

少し拡大。調べてみると赤い球はよしもと、白い首枕みたいなのはパソナ館。

7/26 10:04

トンビ。

7/26 10:05

奥池と伊丹、大阪市街。

7/26 10:08

県道に降りてガーデンテラスに向かう。ガクアジサイがまだキープしている。

7/26 10:09

県道のこの辺り、初めて歩くと、眺望個所発見。奥池別荘地。

7/26 10:11

ここからも万博会場を撮る。

7/26 10:11

アップ。

7/26 10:12

USJの方向だがはっきりランドマークが見えない。

7/26 10:12

甲子園球場。阪神高速が左に曲がるところに。

7/26 10:15

オカトラノオ？

7/26 10:16

その群生と西お多福山鉄塔。

7/26 10:20

本庄山。

7/26 10:26

ガクアジサイにマルハナバチかな。

7/26 10:27

三田方面。

7/26 10:32

県道の眺望所から深江浜の人工島。

7/26 10:33

ガーデンテラスの鉄塔と、山中に東の天狗岩。

7/26 10:46

ロープウェイ駅の紫陽花。

7/26 10:48

ガーデンテラスのキスゲ。

7/26 10:51

花壇の花。

7/26 10:52

紅いのもキスゲの仲間？

7/26 10:54

展望塔に登り、ガーデンテラスの様子。

7/26 10:54

六甲枝垂れや鉄塔の方向。六甲枝垂れは入場料1000円なんで入るのやめた。

7/26 10:55

ずっと万博会場は見えていたが、角度が違う。

7/26 10:56

正面の六甲アイランド。

7/26 10:56

甲子園球場の方向。

7/26 10:57

ここの花壇は綺麗な花が多い。

7/26 11:09

Hortiの建物と花壇、展望塔。

7/26 11:09

なんかのキャンペーン。

7/26 11:10

六甲牧場アイスと遠望。

7/26 11:29

バスに乗って、ケーブル駅へ。屋上展望台から摩耶を望む。

7/26 11:30

住吉台のマンション群。

7/26 11:31

神戸市街から淡路島。

7/26 11:32

映り悪いが、左が葛城山、右が金剛山。先週はあの尾根を歩いた。

7/26 11:32

甲子園球場と大阪の高層ビル群。

7/26 11:32

六甲アイランドと紀泉山脈。

7/26 11:38

ケーブルで下りる。

7/26 11:42

先頭車両は開放的で窓が無いし、天井はガラス。雨天、冬季はつらいね。ケーブル下駅からは市バスに乗る。ガーデンテラスからは汗かかないようにらくらく下山。

撮影機器：

DC-FZ85D Panasonic

感想

mars_et_soleil

午後用事があったので早めに帰れて涼しさが期待できる六甲山へ。下りも歩くと中腹より下は灼熱だろうからバスとケーブルを利用して楽々下山。登りきるまでは暑さと汗できつかったが、山上の水平移動は風もあり快適な歩きとなった。県道は木陰が無いが、それでも爽やか。

登りルートはまだ歩いたことのなかった十文字山経由で、打越山で過去の軌跡につないだ。思ったより長いルートで、打越山山頂は住吉道で言えば五助堰堤と変わらない位置。そこから芦屋川からのロックガーデン登山道に合流するまでも思ったより長くて、スタートから2時間も掛かった。ロックガーデンルートなら1時間ちょっとの位置になる。

十文字山は尾根途中のピークで登山道を少し進めばそちらの方が高くなる眺望の無いところ。打越山は六甲主脈の方向は良く見えるが海側の見おろしの眺望は無い。七兵衛山は海側の眺望が素晴らしい。東お多福はピークには行かず、下段の草原まで行って引き返すが、この草原はとても気持ちよく、ケーブル駅から最高峰まで良く見える。海側も少し見える。

ピストンで本道に戻り、七曲りをテクテクと登って、スタートから4時間弱でやっと到着。苦労したが、本日は、空気の具合が良く、遠くまで良く見える。やはり今話題の万博会場を最高峰付近から途中の県道の眺望地点、ガーデンテラス、ケーブル駅から多数の写真を撮った。肉眼ではわかりにくいが、望遠で会場の様子も良く見えた。また、先週、先々週歩いた金剛山や岩湧山の尾根も見えて感慨深い。

ガーデンテラスからバス、ケーブル、バスで阪急六甲まで下山し、熱中症知らずの楽々な帰路であった。