伏見稲荷〜清水山〜粟田神社


- GPS
- 05:05
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 568m
- 下り
- 554m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR 稲荷駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0621613) 京阪 伏見稲荷駅(http://www.okeihan.net/eki/detail.php?station_no=34) ●着地最寄駅 地下鉄 東山駅(http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009969.html) 地下鉄 蹴上駅(http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009957.html) 京阪 三条駅(http://www.okeihan.net/eki/detail.php?station_no=40) 阪急 河原町駅(http://rail.hankyu.co.jp/station/kawaramachi.html) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特段危険箇所はありませんが、清水山への上りが多少きついのと、栗田神社へ下りる際の坂が急なことくらいでしょうか。意外と伏見稲荷大社自体も、坂がきついところが点在しています。 |
写真
感想
近くの山で10kmくらい歩けそうなところはないかと思い、全く踏み入れたことのなかった伏見稲荷大社に行こうと思い立ち、出かけてみました。それだけでは面白くないと思い、縦走を試みたのですが…
12:40 早めの昼食を自宅で済ませてから現地出発点の稲荷駅へ。素直にここから境内に入っていく。只今改修工事中で、工事対象には覆いが被され全貌がわからない。本殿の脇を抜け、千本鳥居を抜けると、奥社に至る。ここから更にずっと鳥居のトンネルは続いている。こだま池、三ツ辻を通って、四ツ辻まで来るとそこそこの高さを登っており、後ろを向けば眼下に京都市南部を見下ろせます。
13:20 四ツ辻を発つ。権太夫の方を経由していくと、一段と見晴らしのよいところに出るので、また眺望を楽しみました。伏見稲荷大社から外へ抜ける道との合流点、右方に白滝だったか、とにかく「滝」という表示を見つけたので、何だろうと行ってみました。ただ、行けども行けども下る一方で、滝のようなざわめきもない。社を通り過ぎ更に下ると、道標のない三叉路に出てきてしまいました。ふと後ろを振り返ると、「白滝社」というような感じで書いてあったので、滝=社なのかなと思い、いわゆる規模の大小はあれど、あの流れ落ちる滝ではないのかと、多少がっかりしました。ただ、今来た道を戻っていくだけの気持ちがわかず、かといってどっちに進んでよいかはわからなかったけれども、東へ下ったことから考えると、下手に下り続けると山科側に出てしまうだろうからという適当な理由で、右折し山深いと思う方へ進んでいくことにしました。結局のところ御膳谷に出たので、真っ直ぐ四ツ辻に戻らずにぐるっとほぼ一周して四ツ辻に戻ってきました。
14:30 再び四ツ辻より出発。今度は、稲荷大社の外へ向けて出発です。先とは違い、権太夫を経由せずに素直に下っていきます。稲荷大社の領域から離れてくると、急坂を下り始めます。暫く行くと、左側は住宅地。左に折れるところで、右下へ下りる階段が出てきますので、そちらへ行きます。トレイルコースに沿っていくと、住宅街からわかれる歩道があります。そこを上がっていくと、御陵が両側にあり、それを抜けると泉涌寺です。
14:55 泉涌寺から先へ進みます。本当はトレイルコースに沿って行ってみたかったのですが、トレイルコースの地図を持っていなかったので、頼みの綱は道標。しかし、このとき道標を見つけることが出来ず、泉涌寺道まで下りてきてしまいました。というわけで、トレイルコースの一部として知っていた、国道1号線まで渋谷街道から上がっていくことにしました。ただ東大路通から直接上がっても面白くないので、東大路通から早めに離脱したのですが、京女エリアで迷い込み、少し大回りになってしまいました。
15:30 国道1号線と渋谷街道の交点に到着。国道をくぐる形で歩道がありますので、これを使って北側へ抜けます。東山ドライブウェイへ抜ける階段を使って上へ上がります。ほんの少しだけドライブウェイを歩いてすぐに西側へ。清水山を南から西側へ回り込むような形で進みます。5分も経たないうちに、山へ入る登山道の入口が現れます。意外にも、ここからいきなりの急登が始まります。清水山自体は、標高こそ高くないのですが…山に入ってから20分そこそこで、清水山の山頂に到着です。ただ、山頂といっても、周りを背の高い木々に囲まれており、外界への眺望は全くありません。低山ですから、仕方ないのかもしれませんが。ちなみに登山道から山頂の三角点までは数十メートル程度しか離れてませんので、寄ったところで時間ロスになるようなものではありませんから、通った際にはせっかくなので寄ってってください。
16:10 清水山山頂を発ちます。ここから一旦下りに入ります。高台寺の方へエスケープできる道が現れると、鋭角に右へ折れます。少し行くと、誰も使っていなさそうな休憩小屋が左手に見え、防災道路が現れます。そこにある池の左に、東山(将軍塚)へ登る登山道があります。ここからの上りでは、少しばかり岩のむき出したところなどがあったと記憶しております。とはいえ、すぐに山頂に到着です。山頂では、捨てられてしまったのでしょうか、野良猫が出迎えてくれます。この山頂には展望台があります。正直なところ、この展望台はクルマで来るものだとばかり思っていましたが、こうやって歩いて来れるものだということを、このたび初めて知るに至りました。あいにくの天気だったのですが(翌々日に登った時は更にひどく、雨でした。)、雲の隙間から光が差し込み、その姿が一つの芸術のようで美しかったです。
16:50 そろそろ帰路に就かねばなりません。大日堂の手前左に進むべき山道があります。大日堂を左側から回りこむように進みます。道の両側は生い茂っていて視界もあまりなく狭い感じですが、尾根伝いでしょうか、大きなアップダウンもなく進むことが出来ます。通行止めになっていますが、都ホテルへ抜ける道との分岐点を左へ折れると、ここから急坂になります。少し滑りやすいので、一歩一歩確実二歩を進められることをお勧めします。薄暗い中を進むと、粟田神社の裏側に来ます。粟田神社へはここからは入れません。尊勝院の中を通り抜けて、白川小学校の裏を右折すると、粟田神社の正面へ回れます。ここから三条通へ出て、今回の旅は終わりです。
トレイルコースは、この先、蹴上の方へ進んでいきます。私は、自分の都合がありましたので、ここから阪急河原町駅まで、更に30分ほど歩きました。
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