酷暑の中、オオキツネノカミソリを訪ねて

2025年07月26日(土) [日帰り]

• GPS: 03:07
• 距離: 4.5km
• 登り: 259m
• 下り: 253m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:10
• 休憩: 1:25
• 合計: 3:35

距離 4.5km 登り 259m 下り 253m

9:25 スタート地点
9:28 9:46 森の案内所
9:55 9:56 竈ヶ谷入口
10:14 10:35 キツネノカミソリ保護地
11:20 11:25 東尾根峠
12:20 13:00 森の案内所
13:00 森の案内所

天候

酷暑快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

京滋バイパス➩京都縦貫道➩篠IC下車➩国道9➩府道6➩府道733➩大原野森林公園駐車場
（大原野ICから金蔵寺・逢坂峠経由大原野森林公園への自動車道もありますが急カーブの連続で道幅も狭くすれ違い困難なため推奨は出来ません。）

コース状況／危険箇所等

大原野森林公園内の竈ヶ谷から東尾根への巡回コースを歩きましたが危険個所はありません。

写真

大原野森林公園駐車場から森の案内所に向かいます。

竈ヶ谷に向かう途中の水平道で出会った大きなカブトムシ。
幸先良いと思いきや、既に寿命を終えてました。

竈ヶ谷へと。渓流を渡り先の梯子階段へと。

アルミ階段を登って竈ヶ谷へと進みます。
前回は木製階段でしたがアルミ製に変身。

木立の陰ですが結構な暑さです。

今日目標のオオキツネノカミソリの花芽に遭遇。

立派な満開のオオキツネノカミソリ。
葉っぱが枯れてから直立した茎の先に花が咲くのが特徴。
葉っぱは昔の葉先の円い剃刀に来ているとかで命名の元になったと。

森の案内所の人に聞いた話ですが昔は竈ヶ谷一帯にオオキツネノカミソリが7月下旬に咲き誇ったそうですが、今は鹿の食害のため防護柵の中のみでしか見られないそうです。

球根には強い毒性があるようですが、最近、鹿が食べるようになった原因はわからないそうです。

写真はすべて防護柵の外から撮ったものですが、満開の時期と合致し結構楽しめました。

ゴマギのようですがガマズミかも？
判定しがたいです。

ゴマギのようなんですが???

竈ヶ谷の道に目立つブナの樹。

杉の大樹も見かけました。

大きなフキの葉っぱも。

ミゾホオズキ

竈ヶ谷から東尾根峠に着くとそよ風が優しく迎えてくれ,
暑さに参る身にはほっと一息。

比較的平坦な東尾根を歩いて森の案内所に戻りますが、最後は急降下の道、暑さと緊張でやっと辿りつく。

案内所横にあった展望台への矢印に魅かれ登ってみると数分で立派な展望台に到着。でも周囲は樹木が繁り展望はなし。ガッカリ！

帰り、案内所屋根をバックに記念写真。

森の案内所から駐車場へ。

装備

個人装備

昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

sshibachan

今夏の酷暑を乗り切るために室内でのクーラー生活を続けていたが、これでは体が鈍る一方で気になる。そこで厳しいとは思いつつも夏に咲くオオキツネノカミソリ観賞に出かけることにした。募ると5人の仲間が参加。

目的地は京都西山の一画、小塩山/ボンボン山との境、大原野森林公園内の竈ヶ谷を目指す。暑いので徒歩は出来るだけ少なくするためマイカーを極力利用することに。
本来なら大原野ICで下車し金蔵寺・逢坂峠経由で出かけるのが最短コースだが試車してみると道幅狭く急カーブの連続なので敬遠し、少し遠いが篠ICでおり府道6号線（亀岡～高槻）・733号線の安全道を利用することにして2車で出かける。

竈ヶ谷往復ではさすがに単純すぎるので東尾根に登り尾根利用で案内所に戻ることに。単調な道だったが最後は暑さと急降下に緊張しながらやっと元に戻って昼食休憩。休憩後、案内所横に展望台への矢印を見つけ登ってみたが周囲の樹高が延びすぎて展望なしの空振りにガッカリして今日の探索を終える。

帰りの車中は皆さんかき氷を渇望、龜岡市に立ち寄り探し回ってCOCOSを見つけ、全員「宇治金時」でやっと喉を潤し帰路に着いた次第でした。