記録ID: 848408
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬
山寺西尾根〜シェール道〜森林植物園 <春本番の摩耶巡り>
2016年04月16日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:51
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 829m
- 下り
- 475m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 5:53
8:24
14分
護国神社前BS
8:38
8:38
11分
杣谷堰堤
8:49
8:49
12分
摩耶東谷入口(妙見堂跡)
9:01
9:06
8分
ナメ滝の川原(ゲイター着用)
9:14
9:16
5分
扇の小滝
9:21
9:21
4分
深谷第二堰堤上部
9:25
9:30
2分
行場の行者小屋
9:32
9:35
2分
展望の岩場
9:37
9:37
28分
谷道分岐三叉路
10:05
10:10
20分
(山寺西尾根)平坦箇所で休憩
10:30
10:30
3分
山寺尾根に合流
10:33
10:33
14分
丸太階段下
10:47
11:49
23分
掬星台(monte702で昼食)
12:12
12:12
11分
アゴニー坂下
12:23
12:30
17分
穂高堰堤前
12:47
12:50
20分
シェール道・まむし谷分岐(水没地点)
13:10
13:10
4分
徳川道合流
13:14
13:14
22分
桜谷分岐(徒渉)
13:36
14:12
5分
森林植物園(東門〜散策〜間食)
14:17
森林植物園前BS
登高合計(護国神社前〜摩耶東谷〜山寺西尾根〜掬星台)
143min 2時間23分 純歩行 123min 2時間03分
下山合計(掬星台〜シェール道〜森林植物園)
148min 2時間28分 純歩行 102min 1時間42分
行動総計 291min 4時間51分 純歩行総計 225min 3時間45分
山行総計 353min 5時間53分
143min 2時間23分 純歩行 123min 2時間03分
下山合計(掬星台〜シェール道〜森林植物園)
148min 2時間28分 純歩行 102min 1時間42分
行動総計 291min 4時間51分 純歩行総計 225min 3時間45分
山行総計 353min 5時間53分
天候 | 終日快晴 山上気温18〜20℃ 登高時はかなり暑さを感じましたが、時折の微風が爽やか (いわゆる)絶好のハイキング日和 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
→ 神戸市バス 2系統 阪急六甲〜護国神社前BS (180+210=\390) 復路: 神戸市バス 25系統 森林植物園前〜中山手3丁目BS → JR神戸線 元町〜摂津本山 (480+180=\660) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○護国神社前〜杣谷堰堤 住宅地の舗装道を歩行 ○杣谷堰堤〜摩耶東谷入口〜摩耶東谷道〜深谷堰堤 杣谷堰堤上、東谷を徒渉した直後の分岐(マークあり)からは入らず 道標「杣谷道・山寺尾根」(つうほうプレート な-25-3)に従って 新しい木製のバリケード前を左折。 左側にすぐ現れる石垣の切れ目から進入して東谷道に出る。 >この石垣は嘗ての妙見堂跡だそうです。 >この先で、さっき見送った分岐からの道が合流してきます。 流れを足下に見ながら、滝を高巻いて左岸を登ると深谷堰堤端に出る。 ○深谷堰堤〜扇型の小滝〜深谷第二堰堤 ほどなくナメ滝や小滝が連続する渓底に出る。 ここでいったん右岸に渉り、古い石段状の道を流れに沿って登っていく。 やがて現れる扇型の小滝の下を横切って再び左岸に渉り すぐに始まる急登と鉄階段で深谷第二堰堤を乗り越す。 >ここに架かる小橋は破損して金属のフレームだけになっています。 >とても渉れたもんじゃありませんが、水量が多くなければ >周囲に渉れる箇所が幾つもあるので無問題です。 >堰堤を越す鉄階段もかなり古くなっており、キシミやゆがみあり。 >多人数で載ったり、ドカドカ登ったりしない方が無難では? ○深谷第二堰堤〜行者小屋(上下)〜展望の岩場〜三叉路 越えてしばらく行くと、堆積土砂の平坦部に出る。 ここで沢は二手に分かれるが、向かって右方向の支沢に入らないよう注意。 >あくまで上流へ直進する感じ。明瞭な踏跡とテープもあります。 >右の支沢は山寺尾根に直接突き上げているとのこと。 明瞭な左岸の道を辿って行くと、バラック建ての小屋が立つ行場にさしかかる。 小屋は三段になった(印象的な)滝を隔てて上流と下流に二軒あり、 まず下流の小屋の左手裏側からこの滝を高巻く。 >古地図では、この三段滝に「行者滝」という名前がついています。 >二段目の滝の岩盤に「杓を持つ不動明王」の筋彫があります。 小屋の裏手からすぐ、左手(直進)方向に支沢が岐れ、 上流には小堰堤も見えているが、こちらは虹の駅方向に突き上げる渓。 ここは赤ペンのマーキングに沿って右折し、三段滝の上部に出る。 >「三段滝を越えて上の行者小屋に進むのが東谷ルート」だと >知っているから良いものの、そうでなければ誘い込まれそうな感じ。 >実際に行ってしまうと、かなりメンドクサイことになるようです。 危なっかしい木橋を渉り、上流の小屋横から短い石段を登ると いきなり展望が開ける気持ちの良い岩場に出る。 >「あくまで東谷を遡行する」ハイカーは、この石段を登らず >沢筋に降りて上流へ進むのが正規の東谷ルートです。 岩に載って少し進んだ先で道が三つに岐れていますが、 目指す尾根筋(山寺西尾根)は直進、登り方向。 >左へ進めば渓に降りて東谷ルートに合流するものと思いますが >右に進むと何処に出るのかは目下不明。 >この分岐に「大きなスズメバチの巣があります」と書かれた >親切な書き置きがありました。 ○三叉路〜山寺西尾根(摩耶東谷北尾根)〜山寺尾根合流 ここから山寺尾根合流点(600m+ピーク付近)まで、 一気に標高差250m強を稼ぐ急登に突入。混んだ等高線の通り、 道中に平坦箇所は僅かしかなく、ほぼ緩みなく登りづめに登ります。 >傾斜の具合、樹や岩の雰囲気は山羊戸渡に似た感じ。 >息が切れても許してくれないところも似ておりますネ(苦笑) 踏跡は終始明瞭、赤ペンのマーキングも間断なく続くので まず迷う気遣いはありませんが、息切れしないようペース配分に留意。 行程の2/3を過ぎたあたりで東方向に視界が開け、 以降、右斜め前方から山寺尾根の稜線が近づいてくるのが判ります。 ここまで全く見えなかった掬星台の大アンテナが程近くに迫り、 足下がヤセ尾根に変わるとようやく終盤。 尾根の起点になっている600+ピークを軽く乗り越す形で (上方から下るように)ひょっこりと山寺尾根登山道に飛び出します。 >合流点は幾つもあるようで、少し先に「進入禁止」の看板が立つ踏跡も >結局、この山寺西尾根に繋がっているようです。 ○山寺尾根合流点〜掬星台 合流点から階段基部(史跡公園に至る水平連絡道もここで分岐)までは 平坦な道をほんの数10メートル、目と鼻の先です。 >キツい傾斜を上がってきた身体には、このロケーションが有り難い。 山寺尾根名物「地獄の階段登り」は高距にして約90m。 延々と続く(段差もまちまち)丸太階段はかなりコタえますが、 「これが最後」と判っている強みで頑張り、最後、掬星台の南東端に立つ 展望所の下から広場に飛び出します。 ○掬星台〜アゴニー坂〜シェール道〜徳川道 六甲ハイカーお馴染みのルート、あちこちで詳述されているので省略。 ※シェール道の水没地点について まむし谷と生田川の合流点、堰堤の高巻き道にかかる手前の箇所が 幅15mほどにわたって完全に水没していました。 普段から水っぽい(?)場所ではありましたが、下流で流れが 悪くなってるらしく、深さ40〜50cmほどの水が溜まっており、 そのまま渡るのは困難な状態になっています。 僅かにまむし谷方向に遡った所で徒渉し、うまく迂回できました。 >実際に渡った方に聞いたところ、靴を脱いで強引に進んだが >太ももあたりまで漬かってしまった、とのこと。 >たまたま居合わせたベテランハイカーさんに徒渉地点を >教えて貰えたのはとても lucky。 水が引けば全く問題なく、恒久的な障害ではないと思いますが 雨後など増水時には今後も注意したいと思います。 ○徳川道(トゥエンティ・クロス)〜森林植物園東門〜植物園 同様にお馴染みのルート、詳述は省略します。 東門からの入場者は10分ほど登った「野鳥の森」付近の料金所で 入場料(大人\350)の徴収があります。 |
その他周辺情報 | 森林植物園前から市バス25系統で市内に出ましたが、 三ノ宮駅前の一つ手前の「中山手3丁目」下車の方が 繁華街渋滞の影響が少なく、JRおよび阪神元町駅にも近いため有利です。 (特に帰路、JRまたは阪神電車利用の場合) |
写真
装備
個人装備 |
化繊速乾シャツ(長袖・旧キャプ1)
半袖速乾ポロ
夏用サポートタイツ
薄手ソフトシェルパンツ
ウールソックス(light weight)
トレランシューズ(走りませんが)
ショートゲイター
防眩帽
ウインドブレーカー(着用せず)
ステッキ(シングル)
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感想
初めて辿る摩耶東谷から展望の尾根へ・・見どころ満載のルート。
輝く陽光と青空の下、煌めく花々と新緑。吹き抜ける風も爽やか。
まさに春本番の摩耶ハイクを存分に楽しみました。
摩耶東谷〜山寺西尾根(摩耶東谷北尾根)ルートについては、
直近のHam0501さんはじめ、たくさんのヤマレコユーザー様ほか
TokiwaTrekさんのblogも大いに参考にさせて戴きました。
「皆様に感謝!」
<山寺西尾根>(名称は正式なものではありません)
ハイキング道というより、摩耶山頂と東谷の行場を結ぶ古い連絡道だった?
そんな宗教的な趣もあり、昔から歩き込まれているように感じました。
どちらかというと沢歩きよりも尾根登りの方が性に合っているので
摩耶東谷方面は今まで後回しにしていたのですが、途中から素敵なルートで
山寺尾根に這い上がれると聞いて、勇躍出撃した次第。
傾斜はきついが登り甲斐のある愉しい尾根道を芯から堪能できました。
周囲に「行き方が分からない」という方が居られるので、かなりしつこめに
ルートをカイセツしております。
ベテランの皆様にはお目障り、相済みません。
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レポート、楽しく拝見しました。
私の拙いレポートも参考にして頂いて嬉しく思います。
notung さんのレポートはとても判りやすく書かれてあるので、この記事を見た多くの方がこのルートの楽しさに触れて頂くといいなと思います。
「monte702名物」のカレーは今度摩耶山に登ったときに是非とも食してみたいと思います
Ham0501さん、こんばんは。
周囲からも「オモロイからいってみィ」などと云われ、
気になっていた摩耶東谷ですが、終盤の堰堤越え(崖ロープもあるそうですね)や
急傾斜にビビッておりました。
・・が、しかし、Ham0501さんレコで(途中から大好物の急登尾根に上がれる)
重い腰を上げるきっかけを戴いた、という次第です。ありがとうございました。
>ビール好き
フランチャイズはあくまでスコッチ党を標榜しているのですが
「強炭酸でレモン抜き、濃いめで」とか(笑)山上でそんな贅沢は許されませんから・・
まぁ基本が呑兵衛なもので、やはり乾いた喉にはBeerが一番の特効薬ですネ。
(決してCafe702の回し者ではありませんが)カレーは本当に美味ですので
お出かけの際は是非・・今後ともご更新を楽しみに致しております
notungさん、こんばんは。
摩耶東谷の最初のマーキングがある分岐は気が付きませんでした。
今度、この方面を歩く時はじっくり観察したいと思います。
山寺西尾根、写真では結構厳しい登りが続くようですが
なかなか楽しそうな尾根ですね。
山寺尾根に合流してから、日の出テラスまでの急登が
ちょっと辛いですが。
新年度になって、まだ摩耶山に登っていないので、
缶バッチは引き換えていません、近々行かなくては。
TokiwaTrekさん、こんばんは。
平素のwebご交誼に感謝致します。
前半の東谷遡行、お陰さまで全く迷わず歩けました。ありがとうございました。
さて山寺西尾根。ロケーションや道中は「本家」山寺尾根をむしろ凌ぐ面白さ。
こんな明瞭で楽しい道筋がひっそり隠れているなんて・・まだまだ面白い登路が
いっぱいありそうで、ホントに摩耶山は懐が深いです。
掬星台東南端の展望所は「日の出テラス」って云うんですね。
今まで寡聞にして知りませんでした・・
・・引換券を手にした瞬間「よし!今度は摩耶山」などと即決してしまうあたり
いい歳をして全く他愛ないのですが
缶バッジは想像していたモノより小さくて可愛らしかったです。
今後ともご更新を楽しみに致しております。
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