鈴鹿「ジュルミチ谷からウソクラノ谷」周回コース
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 429m
- 下り
- 418m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 6:45
天候 | 昼迄の大雨と急転の快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
神崎川ゲートを入り西側に登山箱あります。少し奥で枝道と合流。神崎川林道は自動車の通行は可能ですが、かなりの落石があります… |
写真
装備
個人装備 |
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
カラビナ
スリング
ロープスリング
ハンマーバイル
渓流シューズ
トポ
ルート図
|
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備考 | ロープは30m×8mmで主に懸垂下降に使います。 |
感想
当日は雨音で目覚めたが夜明けまで出発を遅らせる。それでも雨と風は強く、コンビニなどで待機でした。永源寺ダムを過ぎると気温14度〜いつもは賑わう銚子ケ口登山口に車はない。神崎川林道ゲートから奥の登山箱に計画書を入れる。雨降りの林道は落石防止ネットからはみ出した落石を避けながらの走行です!〜瀬戸峠口の奥の広いカーブに駐車をする。(風越山の東尾根取付口で落石の心配が無い。)
…雨が降るも沢屋は濡れるのが商売繁盛と支度にかかる。沢靴を履くのが、ひと苦労します〜クライミングシューズのようにマジックテープ改良型は?今回は神崎川を泳ぐつもりでロングのウエットパンツも太ったせいかチャックが弾けそうです!〜こんな所は人には見せられません。上半身はF社の沢シャツで初めて使用します。それから雨具の上下を着用すれば完璧の「黒部上廊下モデル」の出来上がりでした。
(黒部は夏でも水温が10度前後)〜準備に30分を費やしていると小雨模様となり林道から神崎川へ向かう。本流に出ると増水気味で渡渉は難しく、登山道から上流を目指す。ウソクラノ谷にて神崎川を眺めると腰ほどの入水が必要不可欠です。私の覚悟は膝迄なので前半の計画は取り止める!(ここまでは計画より3時間遅れでした。)…ジュルミチ谷から後半の「ウソクラノ谷下降」だけに目的を絞る。
「ジュルミチ谷10:45入渓」沢水は足首ほどと穏やかな沢歩きです。30分ほどでゴルジュ入口と内部の大ガレを眺め、奥の大滝に出逢う。(二度目)〜滝付近の岩は、酷く脆いのは前回に試し済みなので撮影だけと引き返す。下部の狭いゴルジュ手間から左岸高巻きで抜け出すと割と明瞭なトレースがあります。二段滝を眺めて滝の上に立つと爽快です。前方には薄く赤ペンキの文字が岩に書かれています。人気のルートでしょうか?少し広い谷間で衣服調整します。雨上がりの空は嬉しいが焦をかくので雨具の上下を脱ぎました。頭上の山桜もツツジも青空に映えます!沢登りの場面も無いので二俣(標高740m)にゆっくりと谷を詰めて行きます。途中で寄り道をしたので二俣には12:40でした。(これで最初の計画案に追い付き昼食にしました。)…「二俣」は、お金明神巡りのスクランブル交差点。しかし、今まで此処でのすれ違いは皆無です。向峠までのルートは荒れ放題ですが進むのに問題はなく「向峠」にたどり着く。ジュルミチ谷からウソクラノ谷へ下ると「千年杉」が存在感を示し立ち止まる。最近は枝折れや側面の崩壊が進行中で孤立無援のようです。…谷中を整地工事中のように土手と土間が続いている!土石流跡は伏流水となり10分ほどで流水が現れる。緩やかなカーブを描く谷を下って行くと突然「大滝」が現れ驚く。ロープを出すのか迷いかけるも水流が少なくホールドも良さそうなのでフリーで降ります。続いて小滝も問題なくダウン出来ます。更にナメ滝が続いて下部には右岸から支流が合流です。これで全てではなく更に下流にナメ滝の連続でした。(渓中は人跡未踏の趣です〜)しばらくは平穏化と思いつつ下って行くと、やはり大滝が隠れていました!〜右岸は切り立っており手強いと思える。左岸も険しいが小尾根の藪へ入り下って行くと右手に沢が見えた。崖っぷちを立木利用で初懸垂下降となり大滝の下に無事に着地です。(久しぶりのお助け装備が役立つ!)〜滝下で確認すると流水の右手が登れるようです。左手はホールドが細かいようです。〜次の小滝は飛沫を浴びて途中まで降りまが側壁は脆いので驚きます…油断大敵!更に小滝で三段のゴルジュでした。谷中が開けて間もなく神崎川に出逢うと良いルートと感銘を受けました。(追記)今年二回目の沢登りも先月から気温は上がりシーズン到来を告げる!春の花は咲き虫も挨拶回りを始めました!これからは渓も騒がしいやら…
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