記録ID: 8492713
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
三ノ沢岳(千畳敷〜極楽平〜三ノ沢岳往復)
2025年07月30日(水) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:57
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
天候 | ほぼ快晴。午前中から長野県南部は大気が不安定で雷注意報が出ているので登山者は注意してくださいと駒ヶ岳ロープウェイからアナウンスがありましたが、そのようなことはなく、ほぼ快晴でした。昼近くなり多少稜線を越えてくるような雲がでてきましたが、ガスる程ではなく、時折雲が上空を通過する程度。夕方になり木曽側から湧いてきた雲で、中央アルプス主稜線から三ノ沢岳が見えなくなりつつありましたが、雷雨にはなりませんでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
チケットは予めネットで購入できます。購入しておくと、菅の台バスセンターで、チケット購入列に並ぶ必要はありません。乗車時にオンラインでのQRコードが必要になるので、紙出力しておくか、スマートフォンの画面コピーをしておくと良いです(しらび平は電波微弱の可能性あり)。 https://www.chuo-alps.com/chuo-alps.com |
コース状況/ 危険箇所等 |
分岐にはしっかり案内表示もあり分かりやすいです。中央アルプス主稜線から外れる三ノ沢岳分岐から先には案内表示は殆どなく、山頂標も三角点と簡単なプレートのみ。登山道は明瞭ですのて忠実に辿れば迷うことはないと思います。山頂は大岩が重なっており、三角点がある場所より大岩がある場所の方が少し高いと思われます。 三ノ沢岳分岐から先、一旦緩く高度を下げた後にアップダウンが始まる頃から、ハイマツの枝で進むのがやや大変な箇所が増えます。場所により胸くらいの高さまで。足元のルートを見失うレベルの藪ではありませんが、枝や葉に邪魔されますので地味にパワーを削られますし、ザックに枝が引っかかったりして、バランスを崩しそうになりますので、ザックの外付けやストラップ類には注意です。私はカメラバックもあったので、よく引っ掛けました…汗 本格的な藪漕ぎではないですが、枝で擦り傷も出来そうなので、長袖長ズボンが良いです。 特に危険箇所はありませんが、2〜3箇所お助けロープのある岩場があります。グリップの効く岩で、手がかり・足がかりもあるので慎重に行けば問題ありません。 殆ど稜線歩きとなるため、途中に水場を含めて補給ポイントはありません。また樹林帯もないので天気がよければ終始太陽ジリジリです…。太陽にパワーが吸い取られます。紫外線対策を。 |
その他周辺情報 | 菅の台バスセンター周辺にはお土産屋、飲食店等多くあります。伊那・駒ヶ根名物のソースカツ丼のお店も。下山後の体力回復には良いですね! ◆おみやげショップこまかっぱ https://www.kankou-komagane.com/kankou/1592/ 菅の台バスセンターの隣です。 ◆早太郎温泉 https://www.kankou-komagane.com/spa/ ◆光前寺 http://www.kozenji.or.jp/ 歴史・寺社仏閣好きなら ◆マルス駒ヶ岳蒸溜所 https://www.hombo.co.jp/visiting/komagatake/ ウィスキー蒸溜所見学・マルスウィスキーや南信州ビール購入なら。 |
写真
三角点の横を少し登ると、そちらのほうが標高が高く、大岩が重なって、大岩の上で休憩できます。主稜線の熊沢岳とその向こうは空木岳と南駒ヶ岳。昼食にしようと思いましたが、食欲なく、パン1枚と水分塩分補給のみ。
感想
毎日暑いので、涼を求めて、日帰りできる程度でそこそこ標高の高い山はないかと考えていましたら、以前から気になっていた中央アルプスの日本百高山でもある三ノ沢岳を思い出し、実行へ。アップダウンはそこそこあるものの、標高は高いし涼しいだろうから、中央アルプス主稜線から片道2時間半なら何とかなるだろうと計画。
そうしましたら、距離の割には細かなアップダウンが多く、しかも全く木陰のない炎天下で補給も出来ないためヘロヘロになりました。水分は、電解質も含めて3リットル+少々。暑さでどんどん体の水分が奪われていくのが分かる状態でした。最終的には400ml程残すことにはなりましたが、夏場の炎天下はもう少し余裕を持って行くべきでした。
結局、三ノ沢岳からの戻りは大幅にペースダウン。体がオーバーヒート気味(熱中症一歩手前?)で、天気もよく絶景ではあるので牛歩戦術で景色を楽しみつつ(そんな余裕あったか!?苦笑)、涼しい谷風が来たり、雲の陰になったら(午後は時折雲が出てくるようになりました)、長袖をめくり、帽子を取り、ひたすら放熱。行きは快速でしたが、帰りは全員に抜かれたっぽく、たぶん最後尾。戻りの後半には、放熱が功を奏したのか何とか回復して、主稜線への上りをこなし、ロープウェイの時間内には十分間に合いました。自宅冷凍庫に入っていた凍らせたパウチのアクエリアスを持って行くべきでした。もともと暑さにはかなり弱いですけど(以前、針ノ木雪渓の下りの最後の蒸し風呂のような樹林帯でヘロヘロになりました…)、温暖化で私のような暑さ耐性のない人間にはキツい世の中になるなと思った山行でした…。
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