記録ID: 8503310
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
日高山脈
幌尻岳
2025年08月01日(金) 〜
2025年08月02日(土)
北海道
denodeno
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:21
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 2,704m
- 下り
- 2,699m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:01
距離 16.8km
登り 941m
下り 564m
2日目
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:41
距離 24.6km
登り 1,763m
下り 2,135m
13:46
ゴール地点
| 天候 | 晴れ(一時雨) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
飛行機
新幹線：高崎⇒東京 バス：東京⇒成田空港 飛行機：成田空港⇒新千歳空港 レンタカー：新千歳空港⇒イドンナップ山荘(140km) 【復路】 レンタカー：イドンナップ山荘⇒富川(泊)⇒苫小牧⇒新千歳空港 飛行機：新千歳空港⇒成田空港 バス：成田空港⇒東京駅 新幹線：東京⇒高崎 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【林道】 未舗装になってから約40kmほど走る。 轍が深いというような道ではないので走るのに支障はないものの、時折、大きくくぼんでいる箇所があり、普通乗用車だと車の底を擦ってしまう可能性あり。 やはり車高の高い車で行くほうが安心です。 道中は鹿さんが多数いらっしゃいますのでぶつけないように気を付けましょう。 【イドンナップ山荘〜ポロシリ山荘】 徒歩区間で17kmくらいだと思います。 イドンナップからは登り基調ですが、17kmもあれば道中は登りあり降りありですので、あせらずゆっくり歩くのが良いでしょう。 私が歩いたときはアブが多くて刺されまくりました。 虫よけスプレーなどを準備したほうが良い 【ポロシリ山荘〜徒渉点】 山荘からしばらくは樹林帯の登山道を歩く。 15分くらいすると河原に出るのですが、ここで川を渡ってはいけない。マークも少ないので間違えやすいポイントのように思います。 正規の登山道は川の右岸を登るように歩いて遡上します。 徒渉点の手前は登山道の崩落があったらしく、道が分かりづらいし、滑ってしまいそうなところがあります。15mほどの距離ですけど気を付けましょう。 この徒渉点、帰りに見つけづらくて少々迷いました。 【徒渉点〜水場】 水流が少なかったので、水面上にちょこっと出ている石の上を歩いて渡りました。 この徒渉点からは急に勾配がきつくなり、尾根筋を直登しているように登っていきます。コースタイムが長いのもうなづける。 息の切れない程度のペースで淡々と登っていけば意外に早く抜けられるように思います。 水場までの区間は樹林帯。良く見えないけど結構切り立った尾根の上を歩いている箇所もありますので油断しないように。 【水場〜山頂】 水場を過ぎると樹林帯を抜けて景色が良くなります(この日はガスガスでしたが…) 勾配は変わらず急登ですが、少しインターバル区間が出てきます。 お花好きには楽しい区間かもしれません。 大岩を過ぎると山頂まで10分ほど。最後は緩やかになってくれます。 |
| その他周辺情報 | 【入浴】 レ・コードの湯が一番近いようです https://hotelhills.jp/daytrip 【コンビニ等】 新冠の街にはコンビニしかないようでした。 新ひだか町まで行くとスーパーやドラッグストアもあり。 【バッジ】 新冠側で売っているところはありません。 ポロ尻山岳会に証明写真と代金を送ると、バッジを送ってくれるようです https://poroshiri.info/custom8.html 【イドンナップ山荘】 水は出ない。 電気は人感で最低限は点灯します。 トイレも使えますが、山荘内に泊まろうとは思えません。 【ポロシリ山荘】 ２階建てで３０人ぐらいは泊まれそう。 水は豊富に流れています(煮沸したほうが確実ですが、私はそのまま飲んでも大丈夫でした） 小屋内にガスカートリッジが置いてあるので少しなら借りても大丈夫そうです(私は自分の余ったものを寄付してきましたので使ってください) トイレは外のプレハブ。 |
写真
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15kmと書かれてもピンとこない。
日常で歩く距離ではないですね。
日常で歩く距離ではないですね。
いこい橋
人間界と自然界を分けているような雰囲気を感じる
ここまで約1時間。
人間界と自然界を分けているような雰囲気を感じる
ここまで約1時間。
ゲートは開いていました。
このクルクルをくぐるのはしんどそうです。
このクルクルをくぐるのはしんどそうです。
さらに30分
途中、林道入り口からの距離を示す表示があることに気づきました
途中、林道入り口からの距離を示す表示があることに気づきました
体力温存のためゆっくりと歩いてきました。
3時間半で残り5kmに到着です。
3時間半で残り5kmに到着です。
最後の2kmで結構登った感じがしました。ちょうど5時間で山荘に到着しました。
かなり余裕をもって到着したので、昼寝もできたし、夜も早寝できました。
8/1 10:13
最後の2kmで結構登った感じがしました。
ちょうど5時間で山荘に到着しました。
かなり余裕をもって到着したので、昼寝もできたし、夜も早寝できました。
ちょうど5時間で山荘に到着しました。
かなり余裕をもって到着したので、昼寝もできたし、夜も早寝できました。
翌朝。
誰もいなければ明るくなってから出発するつもりでしたが、私の前に5名が先行して出発していったので3時過ぎに出発
誰もいなければ明るくなってから出発するつもりでしたが、私の前に5名が先行して出発していったので3時過ぎに出発
水場に到着。
ここはとても涼しい場所でした。
この水場から左側に渡って登っていきます。
ここはとても涼しい場所でした。
この水場から左側に渡って登っていきます。
下山に移ったら少し景色が見えるようになりました。
この日は山頂は晴れなかったんじゃないかな？
この日は山頂は晴れなかったんじゃないかな？
ここが徒渉点。正面にピンクテープがあるのでそこを目指せばよいのですが、登山道がつけ変わっているようで手前の石にも別の方向にマークがあったりして混乱しました。
8/2 8:26
ここが徒渉点。
正面にピンクテープがあるのでそこを目指せばよいのですが、登山道がつけ変わっているようで手前の石にも別の方向にマークがあったりして混乱しました。
正面にピンクテープがあるのでそこを目指せばよいのですが、登山道がつけ変わっているようで手前の石にも別の方向にマークがあったりして混乱しました。
徒渉点から少し登りがあったりするのですが、勾配は緩やかな区間です。
小屋にデポしてあった荷物をパッキングして、ながーい林道歩きに突入します
いこい橋からは登り基調なのと、やはり距離が長いので疲れます。
最後の力を振り絞ってゴールを目指す
最後の力を振り絞ってゴールを目指す
今回のレンタカーはジムニー
これくらいの車だと林道を走るのも安心です
これくらいの車だと林道を走るのも安心です
そしたら鹿の大群に遭遇
最初は置物だと思ってたら動いたのでびっくり
最初は置物だと思ってたら動いたのでびっくり
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|---|
| 備考 | 虫よけと刺された後のかゆみ止め |
感想
最難関と言われるだけありました。
これまでも難関と言われた行程の長い山は登ってきましたが、登るまでに18kmも林道を歩くことはなかった。
そして、その後に待っているのが標高差1000mの急登。
少し前の空木岳縦走で足が仕上がっていたから良いようなものの、シーズン初めにここに来ていたら登れなかったかもしれません。
この山に登るにはいろんな備えが必要ですね。
��40km近い未舗装林道を走るための車
��20km近い林道を歩くための足(+虫よけも）
��最後に山に登るだけの体力
�ぞ綉�をこなすのに必要な日数分の食事と飲み物
私の場合�，麓屬気┐△譴弍薪召篭譴砲覆蕕覆ぁ�今回は運よくジムニーのレンタカーセールをやっているのを見つけたので速攻で予約。それに合わせて飛行機を手配しました。
�↓�がとても心配でしたが、意外にも1日目の林道歩きでの筋肉痛もなく、2日目の急登もスムーズに登れ、さらに下山したその足でイドンナップ山荘まで4時間歩くということができました。
この山は入山前に食料や飲み物を十分に確保してから林道に入っていくことが必要。
千歳空港から車で走っていきましたが、ナビに従って走ると、コンビニすらほとんど見当たらないのです。
千歳の街で購入してから向かったほうが良いように思いますので参考にしてください。
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