【百名山】夏だ!山だ!乗鞍岳だ!?


- GPS
- 02:58
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 391m
- 下り
- 393m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:05
天候 | ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
↓ 畳平 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
かつて四季折々と言われていた日本だが、今や夏の自己主張ぶりが激しく、連日猛暑日記録を容赦なく叩き出す始末である。
これがあと一ヶ月は続くのかと思うと気が滅入ってしまうため、一度は避暑地に赴きたいところ。
そういえば最近は登山もご無沙汰だったな。ということで、ついに南アルプスに足を運ぶことにした。
登るのは、比較的気軽な「乗鞍岳」である。
乗鞍岳は長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる山域で、最高峰である「剣ヶ峰」(3026m)を主峰とする。
日本で19番目に高い山ではあるが、なんと標高2700mほどの地点から登ることが出来るお手軽な山なのだ。
長野県側と岐阜県側にそれぞれ登山口があるが、今回は岐阜県側からのぼる。
岐阜県側は、ほおのき平スキー場にあるバスターミナルからバスに乗り、乗鞍スカイラインを経て畳平という場所に着く。ここが登山口となる。
ほおのき平まではマイカーで行けるが、そこから畳平まではマイカー規制されているため、シャトルバス(往復3400円)を使わなければならない。
【ほおのき平~畳平】
朝7時半に畳平行きバスのチケットの受付が始まる。7時にはすでに行列が出来ていた。チケットを購入し、バス停へ向かうとさらに長蛇の列が見られる。三台目のバスでようやく乗ることができ、畳平へ向かう。
クネクネと蛇行しながら乗鞍スカイラインを三十分ほど走ると、畳平に着く。
バスを降りると肌寒い感覚に襲われる。
気温は14度しか無い。
畳平バスターミナルにはレストハウスがあり、お土産や売店が入っている。
この建物は、山梨県川の富士山五号目を想わせるような作りになっている。
2階にある有料トイレだけ使い、登山を開始する。
【畳平~剣ヶ峰】
登り始めは大した坂も無く、しばらくは舗装された平坦な道が続く。
周りを見渡せば広大な裾野があり、壮大な景観に思わず立ち止まってしまう。
若干の残雪もあり、そこをスキーヤーが滑っているのも見られる。
家族連れも多く、やはり気軽な登山道といった雰囲気だ。ここは霧ヶ峰に似ているかもしれない。
しかし肩ノ小屋からは様相が変わり、急坂ゾーンに入る。心なしか、周りの登山客の顔つきも神妙なものになった気がする。
ザレザレした登山道はやがて岩場ゾーンになり、薄い酸素濃度も相まって若干の息切れに。
さらに、夏休みシーズンなのか登山客が多いためすれ違いが多く、お互い気を遣って道を譲り合いながらの駆け引きも余儀なくされる。
暗黙の了解なのか左側通行になりがちで、良い足場が右側にある場合でも、苦々しくも左側を登らざるを得ないことも多々あった。
譲り合いの精神ですれ違いでぶつかることはなかったものの、若干のストレスと緊張感は致し方なし。
これがお盆シーズンになるとどんなカオスが始まるのだろうか。
登り始めから一時間半ほどで山頂に着く。
山行時間と標高差だけ見ると高尾山と変わらないが、疲労感はまるで違うと言える。
山頂には社が建っていて、中には神主がいる。
社の周りは非常に狭く長居していると邪魔になってしまうため、撮影だけ済ませてすぐに下山を開始する。
あとは基本的に来た道を下る。
比較的短い山行だったが、なかなか見られない景観が強烈な印象として残った。
特に寄り道することもなく、このまま灼熱に包まれた下界へと戻って行く。
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