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Yamareco

記録ID: 8515756
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳 へそから湧き出るうまい水は新潟まで

2025年08月04日(月) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:34
距離
18.1km
登り
1,324m
下り
1,325m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:06
休憩
1:29
合計
9:35
距離 18.1km 登り 1,324m 下り 1,325m
5:58
5
スタート地点
6:03
27
6:30
6:31
14
6:45
6:48
59
7:47
88
9:56
44
10:40
13
10:53
11:19
18
11:37
11:55
14
12:09
17
14:06
14:07
41
14:48
14:50
13
15:03
15:06
27
天候 晴れ 霧 眺望は望めなかった
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
毛木平(もうきだいら)駐車場。トイレきれい。舗装。広い。車中泊の方も。信州川上村を千曲川に沿って広大なレタス畑の中をどんどん進んでいく。畑の終わりで舗装路が終わり、少しの砂利道。整備され乗用車でも普通に走行できる。すれ違いは厳しい。
コース状況/
危険箇所等
危険個所はなく、ゆるゆると登っていく。川に沿う谷の道は涼しい。全般に斜度はないが距離は長い。高度1000mを稼ぐのに相当な時間がかかるが体力消耗はあまりない。樹林が続き、眺望が開けるのは、山頂付近だけ。
その他周辺情報 川上村に温浴施設あるが月曜定休。松原湖八峰の湯。海ノ口温泉。などがある。コンビニは川上村に。
登山口 毛木平駐車場 広い きれいなトイレ あずまや
2025年08月04日 05:59撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 5:59
登山口 毛木平駐車場 広い きれいなトイレ あずまや
千曲川をさかのぼっていきます。魚が2匹泳いでいました。
2025年08月04日 06:31撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 6:31
千曲川をさかのぼっていきます。魚が2匹泳いでいました。
涼しい樹林
2025年08月04日 07:11撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 7:11
涼しい樹林
なめ滝 川風がとても気持ちい
2025年08月04日 07:51撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 7:51
なめ滝 川風がとても気持ちい
絶好の休憩ポイント。
2025年08月04日 07:51撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 7:51
絶好の休憩ポイント。
清流の音
2025年08月04日 07:53撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 7:53
清流の音
大河の水はまだまだ豊か
2025年08月04日 08:15撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 8:15
大河の水はまだまだ豊か
橋を渡って、右岸にうつります。
2025年08月04日 08:54撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 8:54
橋を渡って、右岸にうつります。
きのこがいっぱい
2025年08月04日 08:58撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 8:58
きのこがいっぱい
水量がだんだん少なくなりますが、まだまだ。
2025年08月04日 09:00撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 9:00
水量がだんだん少なくなりますが、まだまだ。
川霧に光が当たって美しい。
2025年08月04日 09:07撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 9:07
川霧に光が当たって美しい。
こけなど、涼しげな谷
2025年08月04日 09:11撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 9:11
こけなど、涼しげな谷
大河千曲川(信濃川)の水源
2025年08月04日 09:16撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 9:16
大河千曲川(信濃川)の水源
尾根にでました。縦走路を行きます。
2025年08月04日 09:57撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 9:57
尾根にでました。縦走路を行きます。
山頂まですぐ。いい感じの上り。すいすい。
2025年08月04日 10:15撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 10:15
山頂まですぐ。いい感じの上り。すいすい。
眺望が開けるとすぐに山頂です。
2025年08月04日 10:19撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 10:19
眺望が開けるとすぐに山頂です。
昨年のぼった金峰山へ続く縦走路。流れる雲の影が美しい。
2025年08月04日 10:21撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 10:21
昨年のぼった金峰山へ続く縦走路。流れる雲の影が美しい。
山頂。ガスです。
2025年08月04日 10:39撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 10:39
山頂。ガスです。
埼玉側のガスが多めですが、見事な山並みが続いています。晴れていれば、数多くの百名山がこの「へそ」から見られるはず
2025年08月04日 10:39撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 10:39
埼玉側のガスが多めですが、見事な山並みが続いています。晴れていれば、数多くの百名山がこの「へそ」から見られるはず
チシマギキョウ?産毛があるように見えます。
2025年08月04日 10:42撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 10:42
チシマギキョウ?産毛があるように見えます。
苔桃。赤みがさしてきています。初々しい。
2025年08月04日 10:42撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 10:42
苔桃。赤みがさしてきています。初々しい。
甲武信小屋まで下ってみました。快適なデッキをお借りして大休憩。トイレもきれい100円。
2025年08月04日 10:55撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 10:55
甲武信小屋まで下ってみました。快適なデッキをお借りして大休憩。トイレもきれい100円。
再び山頂。信州側です。
2025年08月04日 11:51撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 11:51
再び山頂。信州側です。
ようやく八ヶ岳が顔を出してくれました。赤岳、横岳、硫黄岳。
五丈岩は見えませんでした。小座山など相木の山々が見えました。
2025年08月04日 11:53撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 11:53
ようやく八ヶ岳が顔を出してくれました。赤岳、横岳、硫黄岳。
五丈岩は見えませんでした。小座山など相木の山々が見えました。
2025年08月04日 11:59撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 11:59
ここが大河の赤ちゃん。本当に美味しい水。
ここが大河の赤ちゃん。本当に美味しい水。
日本一の川の物語の始まりの味です。
2025年08月04日 12:32撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 12:32
日本一の川の物語の始まりの味です。
なめ滝で休憩。冷たい水に手を浸し、顔を洗います。気持ちいい。
2025年08月04日 13:49撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 13:49
なめ滝で休憩。冷たい水に手を浸し、顔を洗います。気持ちいい。
美しい水
2025年08月04日 14:02撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 14:02
美しい水
2025年08月04日 14:02撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 14:02
岩の間を流れ落ちる水の音
2025年08月04日 14:10撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 14:10
岩の間を流れ落ちる水の音
2025年08月04日 14:20撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 14:20
2025年08月04日 15:14撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 15:14
きのこ
2025年08月04日 15:16撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 15:16
きのこ
トリカブト。これからこの水際を埋め尽くすように咲きそうです。
2025年08月04日 15:19撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 15:19
トリカブト。これからこの水際を埋め尽くすように咲きそうです。
マルバダケブキの大群生。まだつぼみ。
2025年08月04日 15:22撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 15:22
マルバダケブキの大群生。まだつぼみ。
登山口に戻ってきました。
暑い。嘘のようです。猛暑。
2025年08月04日 15:33撮影 by  WP20 Pro, OUKITEL
8/4 15:33
登山口に戻ってきました。
暑い。嘘のようです。猛暑。
撮影機器:

感想

 日本一の大河をさかのぼり、奥秩父のへそへ。納涼山行。
 信州人がともに暮らしているこの大河。千曲川。日本一の長さ。延々と新潟まで流れ下る。今回は、さかのぼって源流へ。
 連日の猛暑日。山国信州でも、熱中症警報が当たり前の毎日。この日も35度を記録。涼を求めて、木陰の谷の道を川風に吹かれながら、極楽の一日。本当に涼しく気持ちいい。川のせせらぎ。滝の音。小鳥たちの高い声。揺れる木の葉。しらびその幹たちが作る空に続くストライプ模様。しぶきに濡れる苔たちが光っている。川辺の揺れる草花。この涼しさは、五感を冷やしてくれる。これ以上の涼はどこにもない。
 さかのぼれば川は細くなる。だが、この先数キロメートルでこの水量が0になるとは、到底想像できない。連れ、「こんなにたくさんの水が涸れるところまで行けるのか。」支流の流れをまたぐ。たくさんの水を集めて流れは成長していくのだ。いくつもの流れを超えていけば、大河は、小さな小川に。そして、源流の標識。踏みあとに従って、谷に降りる。大河の水の赤ん坊。ちょろちょろと。しかし涸れることなく力強くその産声を上げている。しばしこの水を眺め、川の物語を思う。「今ここでみた水は何日かかって日本海に。」連れがつぶやく。
 もうひと上りして、甲武信ヶ岳山頂に。武州側からのガスで富士山方面は望めないが、流れるガスが、さらに涼しさを運んでくれていた。登ってきた谷を見下ろし、海までの道のりを想像する。
 甲武信ヶ岳。この山は、母である。遥か日本海まで流れつく日本一の大河千曲川の赤ん坊の水を生んでいる。日本一の母である。

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