記録ID: 8518062
全員に公開
沢登り
札幌近郊
白井川本流~余市岳~キロロ
2025年08月02日(土) 〜
2025年08月04日(月)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 37:32
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:32
距離 8.7km
登り 566m
下り 120m
5:19
56分
スタート地点
6:15
6:26
53分
入渓点
7:19
30分
670滝下
7:49
71分
670滝上
9:00
9:22
37分
760段差下
9:59
51分
810滝下
10:50
44分
810滝上
11:34
99分
885滝下
13:13
47分
885滝上
14:00
51分
960三股
14:51
1050滝下
2日目
- 山行
- 11:44
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 12:13
距離 6.2km
登り 509m
下り 649m
全体的に遅めですが、余市岳から渡渉点までは早めです
天候 | 1日目:曇りのち晴れ 2日目:晴れのち曇り 3日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:むらバス(キロロリゾートから余市駅まで300円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◯ルート状況 ・白井川本流~余市岳 <豊羽鉱山~入渓> "車に忘れ物がないか念入りにチェックして入山"。豊羽鉱山奥の右岸の踏み跡をたどる。所々踏み跡無かったり、足元が外傾したりしている。最初は沢からあまり高さがないが、徐々に沢から高くなるので、この踏み跡の途中から入渓・出渓するならなるべく豊羽鉱山寄りの方がよい。沢は上から見た感じ函っぽくて中行ってみるのも楽しそう。地図で点線が渡渉するところには、噂の壊れた橋。元々トロッコ用だったとか。橋の左手に沢に降りる踏み跡が続いているので、そこから入渓。 <入渓~670二段滝前> 水が青白い。沢床には岩盤。陽はあまり差し込まないが、これはこれでクールな感じがしてよい。平水だと思うが、水流は少し強め。630手前の屈曲と流入の場所で、右股をチラ見すると大きな管。かつては本当に林道だったんだなぁ。640手前の二股には中洲があり沢幅が広い。二股を過ぎ、流木による天然のダムを越えると、段差群が始まる。何も。だが、水流が強いためか各段差の下が釜になっており、濡れるのを避けるためにはその都度少しへつらないといけない。 <670二段滝> 670二股は右股と左股(本流)ともに滝。右股の滝は10m弱。左股の滝は釜持ちの二段滝で下段が3,4m、上段が2mくらいか。記録では通過方法としてまきと直登があった。泳ぐ必要があるが、ぱっと見た感じ直登がいけそうなので試す。sLが泳いで取りつこうとするが流されてきたので、Lが行く。釜は左岸からへつるが、途中スタンスが無くなり、へつるのは不可能になったのでそこから泳いで、滝下に上陸。下段をそのまま左岸直登。ホールドとスタンスが細かいが、斜度はあまり無いため、難しくはない。上段は左岸の水流際もしくはチムニーっぽく窪んだところが直登できる。どちらも簡単。たぶん右岸も登れる。直登が簡単で早そうなので、後続も直登させる。下段の上から一応10mロープ垂らして、後続登らせる。M1は下段上段ともに空身。もし下るとしても上段は普通にクライムダウンできるし、下段もWSなり、クライムダウンなりすれば、簡単に下れると思う。まき道は見なかった。 <670二段滝先~810ナメ滝> 滝上からも時折ナメがあり綺麗。725付近の右岸からの流入は水量あまりないが、5段くらいの大きな滝となっている。760に2,3mの段差。簡単に登れる。なんか過去の写真と様子変わっているような…。ここらは沢がV字谷っぽく切り立っていたと思う(あまり憶えてないが)。 810にはナメ滝。大きな公園にある横幅の広い滑り台みたい。右岸直登。これまたホールドスタンス細かい。岩だけでなく、上から垂れている木も掴んで登るが、思いっきり体重かけたら折れそうなものもある。木が無かったら少し難しそうだ。落ち口に捨て縄のかかったしっかりした木があるので、そこを支点にし、sLに確保させ後続を登らせる。折れそうな木に体重かけるのは少し怖いので、念のため10mロープも垂らした。M1は空身にしてザックは運搬した。 <810ナメ滝先~1050二段滝> 885にも滝。3,4mくらいか。左岸から行くが、落ち口に出る前に壁をトラバースするところが少し難しい。スタンスあるが、ホールドが細かく遠い。Mには厳しそうなので、その上から垂れている笹をしっかりと掴ませてトラバースさせる。M1空身。確保しても止まる前に下に落ちると思うのでフリー。全員登った後、練習がてら空身にして懸垂で降りる。時間かかったし、懸垂というよりは下るときの補助ロープみたいになってしまったので、練習するにしてもこの前の810滝が良いかも。その後も段差がちらほら。960三股手前の滝のさらに手前の右岸斜面にドラム缶発見!。ヤマレコ見てると50年近く前からあるらしい。ほへー。それにしても何のためのものだろう。 960三股手前の滝は6-8mくらい。記録通り左岸直登。バンドに上がるところの取り付きに倒木があり、嫌らしい感じ。sLトップで行き、M1お助けひも。バンド上がってからは簡単。960三股は一箇所に3本の支流が流入する綺麗な三股。右岸にテンバ。1010で左岸から流入する沢は段々で勢いがある。1050Fから100mぐらい下流の左岸をキャンプ地とする。6人用テントがギリギリか。大増水は耐えられなさそう。 <1050二段滝~余市岳西コル> 1050Fは二段滝。前日にL-sLで偵察をしていたので、それ通りに通過。下段はM確保して右岸直登。確保者は滝の落ち口にある、沢に挟まった倒木でセルフビレイとる。またまたホールドスタンス細かめだが、斜度はない。しっかり沢足袋のグリップ効かせて登る。M1は空身でザック吊り上げ。上段は直登厳しそうなので右岸まき。下段の落ち口そばから3mくらい直上して、後はブッシュの中トラバースして落ち口そばに出る。トラバース区間は一部足元が斜めっているので注意。 1095二股は左股へ。いくつかの倒木を乗り越えて進む。1120から小滝群が始まると言われていたけど、最初1120には5mほどの滝。これは小滝ではなく滝だ。下部は簡単だが、上部は簡単ではない。全員フリーで。確保するにしても、落ち口近くに良い木は無かったような気がする。これを乗り越えると、沢が函っぽく狭まる。他の小滝は記憶にない。1135二股の右股はほとんど水が流れていない。左股を詰める。1200あたりで水は涸れ、木は無くなり、電波が入るようになる。1240からコンパスを切り始めて、1240二股は右股を選択。(ここらへんGPS止めたままだったので飛んでます。)あとはコンパス見つつ小さな涸沢を詰めていった。西コル手前は笹藪。 <西コル~余市岳> 西コルから東北東に伸びているらしい刈り分け道をL-sLで探す。何となくそれっぽいものを見つける。藪薄いわけではないが、目の前に広がる稜線上の藪よりはマシだろうということで使ってみる(失敗だったが。この時の自分の殴ってやりたい)。笹をずっと漕いでいく、結構大変。全く進まない。植生の回復スピードは恐ろしい。1330あたりで微沢にあたる。航空写真だとこの後も刈り分け道っぽいものはあるが、これ以上辿っても意味がなさそうなので、微沢を詰めて、稜線に上がることにする。ちなみにここまで2時間強。はあ。微沢は斜度があり足元も滑りやすいが、藪は薄くて登りやすい。稜線手前になるとハイマツや灌木が出てきて登りにくくなる。稜線に出てからは腰ぐらいのハイマツ漕いでいく。後ろ振り返ると、豊羽鉱山のかまぼこ屋根の建物とか京極発電所とか羊蹄山が見えた。藪漕ぎの疲労と暑さでsLがバテる。がんば。うすーく踏み跡がある場所もあった。山頂に出たときは感動というよりはむしろ安心した。普通に稜線行けばよかった、Mには申し訳ないことをした。左股川に下る予定だったが、時間がないのと水に余裕がないので登山道を下ることにする。 ・余市岳~キロロリゾート なんでここからも藪漕ぎしないといけないんだああああああああ。と言いたくなるくらいに笹が濃いところもある。赤井川コースとゴンドラコースの分岐を過ぎて少し歩くといくぶんかマシになった。20年後には廃道になっていそう。時間がないので急いで歩く。1014東にいくつか段差あるが、何も。時間になったので、渡渉点付近の登山道から離れたところにテン場る。渡渉点を過ぎても沢が流入するところは水が流れているし、それ以外にもぬかるんでいるところもある。リフト下に出てからは林道歩き。下山。 ドライバーを呼べなかったので、邪魔にならないようゲートのところでバスを待っていたら、隣をたくさんの人と車が通り過ぎていた。ごめんなさい。着替えてバスに乗って帰る。お疲れさまでした。 ◯電波 白井川本流1200過ぎ~余市岳、余市岳~渡渉点前、リフト下~キロロリゾートは入る。 ◯滝 初心者じゃなければ全体的にロープ不要。 ◯虫 白井川本流上流部~余市岳はずっとアブやブヨが飛んでいます。 |
写真
装備
個人装備 |
沢足袋
ネオプレンソックス
ハーネス
カラビナ
環付きカラビナ
ソウスリング
スリング
確保器
ヘルメット
長袖インナー
タイツ
ズボン
軍手
雨具上下
防寒着
ザック
行動食
非常食
飲料
コッヘル
スプーン
ポリタンク
トイレットペーパー
携帯トイレ
ライター
地図(地形図)
ナイフ
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
針金
保険証
携帯
モバイルバッテリー
ラジオ
時計
シュラフカバー
10mロープ
ジップロック
テントマット
ロールマット
着替え
スリッパ
|
---|---|
共同装備 |
50mロープ
ハンマー
ハーケン
熊スプレー
テント
EPI
ノコ
米鍋
お玉
しゃもじ
食料
紅茶
ファーストエイドキット
常備薬
修理具
虫除けスプレー
|
備考 | ロープは30mで良い 虫除けは必須 |
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