【モンブラン挑戦すらできず】遠いMont Blanc断念😭落石危険地帯クーロワール7-8月は現地ガイドやらない😓FRANCE遠征🇫🇷2025夏


- GPS
- 04:31
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 822m
- 下り
- 817m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
テートルース小屋まで明瞭👌 イメージは上高地→涸沢小屋 |
写真
感想
アドベンチャーガイズ(AG)
モンブラン+マッターホルン2峰登頂ツアー
個人的な感想を好き勝手書いてます。
8/6モンブラン登頂予定
天候も安定しているとガイドより👌
【当初予定】
8/5 ゴンドラ乗り場→テートルース小屋
8/6 小屋→危険地帯→登頂→グーテ小屋
8/7 小屋→危険地帯→下山
【実際の山行】
8/5 ゴンドラ乗り場→テートルース小屋
8/6 テートルース小屋→下山
【下山の判断】
8/6早朝テートルース小屋にて
ガイド3人で協議
危険地帯クロワール状態が良くない、気温が高く落石多い、今日は良くても明日の天候も気温高くクロワールが雨のようになり落石多く当たって事故する確率あり、よってこのまま下山と判断。ガイド登山の宿命か…
残念すぎた😭
AGよりチャンスは多くて3回と聞いていたが最初のチャンスすら無かった。クーロワールの落石事故あってからでは遅いかもしれない。モンブランを登るには通るべき危険箇所であり、今日がダメなら諦めつくが、翌日の下山時のクロワール通過時の判断を今する。ココロが痛んだ、酷すぎる😭
ガイド登山で現地ガイドの判断、間違えてないのか?諦めがつかなかった。7割のガイド登山者はモンブランに向けて出発していたためだ。残りの3割は下山の選択だった。
せめてクーロワールへ行って危険地帯ということの確認して、あっコレはダメだなと理解したかった。アントワは行くのすらやめるべきと早々に判断し、ツアーのTさんとMさんの下山は決まった。ペースが遅いことなど総合的に考えての判断だろうがTさんはショックのあまり言葉を失い項垂れていた。
ただし自分と1対1で組むニコラスは行く判断がまだあったのが救いだった。最終的に他のガイドのジジが入り3人ガイドで相談して協議、上記の判断でAGツアー全員下山となった。
言葉にならなかった…😭
最初で最後のチャンスという想いで遥か遠く日本からフランスまで来てモンブランに登るために来たのに挑戦すらできない、クーロワール危険地帯なのは最初からわかっていたこと。行くガイドと行かないガイド、何が違うのか?ソロだったら行っていたはず。
別のガイドのジジの胸の中で抱きつき泣いた😭
それでは、どういう条件だったら行けたのか?下山中にグルグル頭を駆け巡る。諦めきれなかった。体調も万全、高山病もない、ガイドのペースにピッタリ合わせて余裕で登れてきた。
モンブラン代替え登山のイタリア最高峰4,061mグランバリディーゾを登ったあとグランジョナス北壁を40年前に2度登った尊敬するドライバー神田さんと話した。
「モンブラン登頂って自分にとって何なんだろうと思いながら下山してました。」お伝えすると神田さんは「日本の百名山みたいなもんだよ、日本人はピークの名前が好きで、ヨーロッパにはいろんな山がある、ピークにこだわっているのは日本人に多い。ガイドも何回も登っていて下山の判断だったんだから仕方がない。また登ったらいい。」そう笑顔で言った。
それで良かったのかな。
次はマッターホルンに気持ち切り替えて頑張ってみよう。神田さんリサーチの天気予報ではマッターホルンは快晴!チャンスが巡ってきた。
ガイドのニコラスが前日言っていたことを相部屋Tさんより聞いた。
「AJさんとニコラスの1対1の2人だとモンブラン登れていた。残りのガイド2人と合わせるためにも別々は避けて下山を決めた。」と。総合的にもツアー登山の宿命かな。
翌日朝、日本人SSガイドに説明を求めて説明頂いた。「今回本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げられた。イヤ謝って欲しい訳ではありません、なぜクーロワールを行くパーティ、行かないパーティがあるのか聞かせてください。
「現地ガイドはモンブランを7月、8月はクーロワールが危険なため、ほとんどやりたがらないんです、ただ私はあの状況なら行けると思ってました」
いや、それやったらAGツアー募集したらアカンやん!即ツッコミ入れる。その情報があったら今回はマッターホルンだけにしときますとか選択できますやん。アイガーにしようとか。確かにニコラスはモンブラン6月だったら安全に登れると言っていた。
もし次に来るのであれば費用は嵩みますが、日本人ガイドを指定検討くださいと。意思疎通できなくて信頼関係を築けないのが問題。英語が下手な巻き舌イタリア人ガイドは理解しづらい。客や登山者をバカにしてディスることばかり言うニコラス、意味不明だ。
現地ガイドは一見さんの見ず知らずの日本人客を命がけで登らせるか、死亡事故起こしてガイド生涯を終えるかの2択になる。そうなると必然的にリスクを負わない下山の選択となる。
山が呼んでいるか、受け入れてくれるかどう感じますか。そのことを感じてください。運もありますが受け入れてもらえてもらえたら登ることができる。あまり固執すると事故など起きます。それはすっと理解できた。
モンブランにこだわらずに世界の山を登っていこう。次はブライトホルンでテスト受けてマッターホルン登頂だ!
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【あとがき】
2022年よりソロで雪山に夢中になったときから、本場ヨーロッパ登山(モンブラン、マッターホルン、アイガー)はいつか登ってみたいとずっとココロに思っていた。
もちろん技術、体力的にその頃はまだまだ未熟で届かないことも理解していた。まずは日本のオールシーズン登山を楽しく登って技術、体力的にレベルUPし成長して、いつかいつの日か…ヨーロッパアルプスを登れるようになりたい!という意志でやってきた。そのためにクライミングもトレーニングも誰に何を言われても立ち止まることなく。
TEAM仲間の存在も大きかった。仲間やヤマレコで繋がった方々に刺激を受けながら。
23年5月海外初登山マレーシア🇲🇾キナバル山4,095mへ出向き、標高4,000m超えの登山経験してパフォーマンス落ちなかったのを確認。カラダが高度に耐性ありそうだ、これならヨーロッパアルプス4,000m峰も登れるのではないか、自信が持てた登山だった。
そこからモンブラン、マッターホルン登山を本格的に調べてツアーを探した。個人で手配することは仕事しながら時間的に難しい。そんな時間あるならトレーニングに充てたい。ただヨーロッパまで行って登るなら絶対に登頂したい!
24年秋 家族にヨーロッパ登山を相談
当初モンブラン登頂ツアーだけにしようと思っていたが「いつかマッターホルンも登りたいねんな…」そう家族に相談すると「登りたいなら、次いつ行けるかわからないから、この際2峰一緒に今回のツアーで登ってきたらいいやん、何のために生きてるの?やりたいことをやるために生きてる。お金もこういうときにしか使わないから、やりたいことやっといで😊」家族満場一致で2峰をやることを賛成してくれた😭ホントありがとう。私は幸せ者です。
こうやって登山できること、病気にもならず健康でいられること、仕事も次なるポジションでは立場的に休めなくなることを考えると、真剣にヨーロッパ登山を視野に入れて向き合ってからは短いですが、人生が豊かになりココロから幸せだと思ってます。
Never give up. Always believe.
コメント
この記録に関連する登山ルート
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全く別物ですが、エヴェレストのガイドツアーについて、私が書いた拙文ブログのURLです。
ガイドツアーの難しさは(特に海外の場合)、いろいろありますね。
https://walking-in-the-wind.com/miscellany/review/2023/01/27/death-accident-everest/
気持ちを切り替えて、マッターホルンの登頂を楽しんでください。天候さえ問題なければ、AJさんには快適な登攀になること間違いなし!
この山は私も小学生のころから好きで、当時、年賀状に鉛筆書きで一枚一枚丁寧に描きました(今では恥ずかしい思い出ですが)
それにしても素晴らしい家族をお持ちですね。
一杯お土産買ってください。
お天気は安定してると情報です👌
晴れすぎて雪山登れないなら、晴れても登れる岩山へ。ようやくチャンス来たかな😊
心機一転、頑張って登ってきます💪
お土産買って帰りまする😊
非常に残念でしたね😅
AJさんの情熱が伝わって来る文章です👍
マッターホルン頑張って下さい✨
ホント残念でしたわ〜7月と8月は登れないみたい😅早よ言え、なんやねん!って感じです😆
ちょっと長々と書きましたが日記みたいなもんで許してちょ😊明日ツェルマット移動して翌日テスト登山、3日後アプローチ、4日後にマッターホルンやってきます💪
せめてマッターホルンだけでも登ってきて!!
ガンバ!って源次郎で言ってくれたイメージで登ってきます。昨日トップで登頂したイタリア最高峰4,061mの何とか山でガイドとのショートロープに対するコツを掴んだので、より軽量化して望んできます💪いつもありがとうございます😊
私も無念です🥹。楽しみにされていたモンブラン登頂が叶わなかったこと、ご自身の言葉一つひとつから悔しさが滲み出ており、読んでいて胸が痛みました。
2年以上にわたるトレーニング、キナバル山での高所チャレンジ、そして「この際2峰一緒に」と背中を押してくれたご家族の温かい応援🤗。その全てを懸けて臨んだ挑戦だったからこそ、山頂にアタックすることすら許されなかった現実は、あまりにも受け入れ難いものだったとお察しいたします。
他のパーティが出発していく中で下山を告げられた時の無力感🫨。「せめてクーロワールの状態をこの目で確かめたかった」という叫びは、当然の感情だと思います。安全第一という理屈では割り切れない、ツアー登山の宿命に対するやるせなさが痛いほど伝わってきました。下山組と登山組の判断違いが私もやるせないです🤔
特にニコラスガイドの「2人なら行けた」という言葉は、慰めであると同時に、あまりにも残酷に響いたことでしょう。
しかし、下山中に自問自答を重ね、神田さんの言葉から「ピークにこだわらない」という新たな視点を得られたこと、そして「山が受け入れてくれるか」という自然への畏敬の念に至ったプロセスに、AJさんの登山家としての懐の深さを感じました。
その無念の思いは、必ずや次への大きな力となります。気持ちを切り替え、快晴が待つというマッターホルンへ向かわれるとのこと。この経験がAJさんをさらに強くしたと信じています。マッターホルンが雄大にAJさんを迎え入れてくれることを、心から祈っています。
陰ながら Matterhorn 登頂をお祈りしております🤩
てんじんやま
すべて要約して頂き感謝します。
後に別ガイドから聞いた話。
まず日本人がモンブラン登山に対して舐めている、トレーニングしていない、スピードもない、簡単に登れると思っている。
次にやはり現地ガイドの場合、どんな力量かもわからないアジア人を安いチップでガイド生涯をかけて命がけで登らせるか。
→答えはNO、必然的に下山となる。
どうしても登りたいなら体力は更に必要だがクーロワールを通らない別ルートの三山縦走ルートがある。それなら体力勝負で登頂することができる。
そういうことらしい。
あと国際山岳ガイドの日本人が全然足りない。ロープ繋ぐにはガイドとの信頼関係が重要だけど、これも現地ガイドでは信頼を得るには相当認められる必要があり無理だ。
せっかく登頂の横断幕作成頂いたのに無になってしまい申し訳ないです。
マッターホルンはイタリア最高峰登った際に軽量化についてまだ荷物半分くらい減らしても大丈夫やなと思ったので、頑張ってきます。
次こそはマッターホルン登って帰りたい❗️登頂祈っていてください😊
いゃーもー 残念です😢
いつものAJさんのように、運と実力で天気☀️と体調を仕上げていたので、登頂&ガッツポーズをイメージしていただけに無念です…
昔、イタリアにツアーで"青の洞窟"に行った時に"この時期波が大きくて"と言われて入れなかったのを思い出しました…理不尽です😔
マッターホルンでは必ずリベンジ果たして下さい😁😁😁😁👍You can do it!
ありがとうございます。
もともと可能性低かったのが後々にわかってきてリサーチ不足でした。日本人に対する現地ガイドの意識は素人登山者を相手するイメージですね。そりゃ登頂できません😅
マッターホルンは悔いのないよう登ってきます。まだ実力発揮できてないので4,400mで自分との戦いに勝てるよう登ってきます💪
モンブラン残念でしたね。ガイドは夏のクーロワールはやりたがらないというのは私も現地で聞きました。事故は多いみたいですので慎重にならざるを得ないんでしょうね。気持ちを切り替えて欧州アルプスを満喫してきてください。
マッターホルンは天候次第だと思いますので、好天を祈ってます。
コメントありがとうございます😊
やはり知れば知るほど現地ガイドは7-8月のクーロワールはNGのようですね。ホント勉強不足でした。日本人が舐められているのも要因ですね。そこは理解できます。
スピードもない、それこそ年に1.2回日本の北アルプス行くような登山者や百名山終わった年配の方々を相手する訳ですからクーロワールで落石にあってガイド人生終わる選択はしないでしょう。そしてその判断の選択率はかなり高いでしょうね。
リサーチ不足でしたのでどうしても登りたいときは三山縦走ルートをやります。
マッターホルンの天気は快晴予報☀️登って帰れるよう念入りに準備して挑んできます💪
ほんと残念でしたね。
悔しいですよね。
外国人ガイドとの意思疎通の難しさ、よくわかります。
2018年のデナリ遠征で私も経験しました。
C5手前まで登って食料等をデポしてC4へ帰った時点で、アメリカ人ガイドから60歳越えの3名はC4待機の非情の宣告。
自分としてはデポ地点でデナリ山頂への登頂イメージが出来上がった矢先のことで、なかなか受け入れることができませんでした。
アタック隊の戻るまで4日間はC4で口惜しさのあまり悶々としていました。
いまはもうデナリ再挑戦の体力もなくなり諦めてしまいました。
AJさんはまだまだ伸びしろのある年齢、楽しみが少し先延ばしになっただけ。
これからも目標に向かって邁進されることを祈っています。
ありがとうございます。
現地ガイドの判断は絶対
受け入れるのに時間かかりました。
次にモンブラン登る際は小屋の予約も必要ない三山縦走ルートをしたいです。それまでにもヨーロッパに魅力的な山々が多いのでいつか出来るようにレベルUPしておきます。
sumiさんはデナリなのでかなり長い登山期間、準備含めて受け入れるのは辛かったと容易に想像できます。また他の皆さんもいろんな経験されてますね。これからもヨーロッパの登りたい山に登れるよう精進します😊
明日からマッターホルン登ってきます💪
2度、3度の挑戦で到達した山は感動も一入です。ピークじゃなくて、そこまでの過程に充実感を覚えます。
モンブランは2001年に登りました。再来年、コスミックルートを考えています。
どうやって「運」を呼び込むか…それが難しいです
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