幌尻岳（99/100）道内最難関の道程

2025年08月08日(金) 〜 2025年08月10日(日)

• GPS: 15:49
• 距離: 29.3km
• 登り: 2,180m
• 下り: 1,967m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:29
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:49

距離 11.6km 登り 903m 下り 461m

8:57 第2ゲート
9:33 奥幌尻橋 登山口
11:05 11:25 北海道電力取水施設
13:46 幌尻山荘

2日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:24

距離 7.2km 登り 1,074m 下り 835m

7:11 幌尻山荘
8:44 8:47 命の水
10:39 大岩
10:50 振内・新冠コース分岐
10:57 11:22 幌尻岳
11:28 振内・新冠コース分岐
12:55 12:56 命の水
13:35 宿泊地

3日目

• 山行: 3:46
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:03

距離 10.5km 登り 203m 下り 671m

4:40 幌尻山荘
6:37 6:54 北海道電力取水施設
8:12 奥幌尻橋 登山口
8:43 第2ゲート

天候

曇り時々雨や晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

とよぬか山荘までガイドのレンタカー。
とよぬか山荘より糠平川北海道電力取水口までは予約制シャトルバス。

コース状況／危険箇所等

北電取水口から幌尻山荘への往復路は、渡渉を15回以上繰り返す山道。
幌尻山荘から急登の傾斜がいきなり始まる。

その他周辺情報

とよぬか山荘は廃校舎利用の宿泊施設。就寝は二段ベッド。
食堂で頂くジンギスカンは旨かった。

写真

8/7 17:58

ジンギスカンで夕食、明日に向かって、いざ。

8/8 7:39

廃校利用の宿泊施設。グラウンドは緑に覆われていました。
おにぎりを食べて出発。

8/8 8:11

シャトルバスで渓流沿いを一時間ほど。

8/8 8:48

北海道電力取水口で下車。

8/8 9:02

最初は普通の林道歩き。

8/8 9:43

花に群がる蝶たち。

8/8 11:04

東電取水口到着。ここで登山口を渓流用シューズに履き替えて進みます。

8/8 11:31

出だしは水に入らず。

8/8 11:32

デカいフキが彼方此方に。

8/8 11:43

入水の覚悟が出来ました。

8/8 11:53

これは楽な方。

8/8 12:01

中くらいな方。

8/8 12:25

心もとない橋を渡る所も。

8/8 12:26

ダイモンジソウ

8/8 13:20

これはそこそこ深い方。

8/8 13:36

15回以上渡渉して、幌尻山荘へ到着。

8/8 16:40

最初の夕食はカレー。ここまでにビールとか飲んでます。

8/9 7:43

翌朝4時半ころに出発。曇り空。
急登でした。

8/9 8:38

緩やかな歩きは貴重な時。

8/9 9:29

タテヤマリンドウ

8/9 9:30

タカネヒゴダイ

8/9 9:31

チングルマは綿毛になっていました。

8/9 9:38

キオン？

8/9 9:39

ミヤマアズマギク

8/9 9:48

エゾツツジ？

8/9 9:50

天気は不安定でした。雨が降ったり止んだり、晴れ間がさしたり。

8/9 9:54

チシマギキョウ

8/9 10:09

イワブクロ

8/9 10:30

イチヤクソウ

8/9 10:47

ナキウサギ。
判りますか？　
広げて寄って見て下さい。
女性参加者のＯさんが気づきました。

稜線が一瞬明らかに。

8/9 10:54

ちょっと前に血圧を下げる薬の量を増やしたせいか貧血症状で苦しかった。足が進まず顔面も蒼白。手指の痺れ。
登山の前日は薬を控えることを決意した日。

8/9 10:57

山頂に隣接する様に。
遭難者の碑でしょうか。

8/9 11:03

ピークに到着！99番目の日本百名山。

8/9 12:10

ウサギギク等のお花畑

8/9 12:27

帰りも天気は不安定。

8/9 14:04

急下降の眼下に見えた山小屋に、漸く到着。
濡れたモノを干してビール。

8/9 15:45

夕餉の時間。一年前の朝日岳・以東岳縦走ツアーの時と同じく、Ｏガイドが食材を刻みます。
因みに他の四人のツアー参加者のうち、三人はその時と同じ参加者。

8/9 15:51

餅、ウインナー入りスープ。
鍋に飛び込んでた虫をみつけ、掬って捨てます。
出汁が効いて旨かったー。

8/10 5:01

翌朝5時前に出発、いきなり目が覚める足の冷たさ。

8/10 5:09

8/10 5:15

8/10 5:16

行きと同じで渡渉に次ぐ渡渉。

8/10 5:48

8/10 5:53

昨日のアタック中は時折降られたけども、増水してなくてよかった。

8/10 5:53

終盤の横ばい。

シャトルバス発着場までの歩き

8/10 9:01

帰路のシャトルバスで、プファーっつ。

とよぬか山荘から運転がある、お酒好きのＯガイドが、ブシュっとやって一瞬目を丸くしましたが、それはノンアルでした。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

OPPO Reno11 A OPPO

感想

ひたちの住人

増水して中止も頻繁にあると聞く山域。
駄目な時は、シャトルバスが出ないそうですが、今回は無事北電取水口まで送迎してもらえました。
渡渉は何度も繰り返しますが、行きは20回位に感じ、帰りは15回でした。
道内入りする時に、用意していたフェルト底（滑らない、スパイクのピンもあるヤツ）の渓流シューズを紛失してたので、普通のスリッポン靴で、水中の苔色の石に足を置かない様に歩きました。
幌尻山荘にたどり着けば、後は楽勝と思いきやアタック日の往路は、急登で苦しめられました。
山頂付近ではもう少し晴れ間が続いてくれたら、ピークに続く稜線と花咲く緑のカール地形がハッキリと拝められたかもしれません。
山頂を踏めただけでも幸いだったかもしれません。

今回のツアーの様子
https://lohas-hiking.jp/archives/19921.html