甲斐駒ケ岳 黒戸尾根ピストン初挑戦

2025年08月09日(土) [日帰り]

• GPS: 11:10
• 距離: 20.7km
• 登り: 2,563m
• 下り: 2,556m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:36
• 休憩: 0:35
• 合計: 11:11

距離 20.7km 登り 2,563m 下り 2,556m

4:59 スタート地点
5:01 5:02 尾白川渓谷駐車場
5:10 白州観光尾白川渓谷キャンプ場
6:14 一合目
6:37 笹の平分岐
6:55 二合目
7:39 三合目
7:41 7:42 刃渡り
8:01 刀利天狗
8:34 五合目小屋跡
8:37 8:38 屏風小屋跡
9:23 9:36 七丈小屋
10:26 八合目御来迎場
11:19 駒ヶ岳神社本宮
11:26 11:27 甲斐駒ヶ岳
11:34 駒ヶ岳神社本宮
12:10 八合目御来迎場
12:46 12:53 七丈小屋
13:24 13:25 屏風小屋跡
13:27 13:34 五合目小屋跡
14:00 14:02 刀利天狗
14:14 刃渡り
14:17 14:18 三合目
14:45 二合目
15:00 笹の平分岐
15:18 一合目
16:05 竹宇駒ヶ岳神社
16:10 尾白川渓谷駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場、無料。

コース状況／危険箇所等

・日本三大急登と言われるほどに急斜面が続くルート。標高差が大きく距離が長い。日帰りは健脚者向き。
・五合目の屏風岩から本格的な急登が始まる。
・ハシゴ、鎖場、岩場、痩せ尾根等、盛りだくさんなルート。

その他周辺情報

尾白の湯
尾白川渓谷駐車場から近くて有難い。
大人830円。
https://www.verga.info/onsen

写真

8/9 5:00

尾白川渓谷駐車場を出発。

8/9 5:14

吊り橋を渡る。定員5名とのこと。

8/9 5:15

吊り橋を渡ってすぐに登りが始まる。日本三大急登の割には、地元の丹沢と難易度があまり変わらないな〜、と思っていたら、あとで五合目の屏風岩からエライ目に遭う(笑)。

8/9 5:24

九十九折状の登山道が長々と続く。

8/9 6:43

ササの生い茂るトラバー道。ここはササっと歩ける(笑)。

8/9 7:42

ナイフリッジ。滑落に注意。

8/9 7:55

階段？　ハシゴ？　こういうところが随所に出て来る。

8/9 8:06

長いトラバース道を経て、標高が少し下がって五合目に向かう。

8/9 8:36

五合目の屏風岩。ここから本格的な急登が始まる。

8/9 8:37

屏風岩を過ぎてすぐにこれが始まる。

8/9 9:00

この橋が、結構おっかない💦。

8/9 9:17

急登の連続。こんなところに本当に山小屋があるの？と思うほど地形が険しい。

8/9 9:23

というわけで七丈小屋。非常に地形が険しいところに立っていて、ちょっとビックリ。トイレはこの先にある。料金200円。

8/9 9:24

七丈第二小屋。

8/9 9:44

黒戸尾根はハクサンシャクナゲの宝庫で、自生量が非常に多い。開花期に訪れてみたい。

8/9 10:13

森林限界を超えると、ハイマツ帯を登る。

8/9 10:18

今日はずっとガスがかかっていて、下界の展望が今一つだったが、その分、日差しが遮られて、登山的にはちょうど良かった。

8/9 10:21

八合目。しかしガスっていて山頂が見えない。

8/9 11:05

ロッククライミングに近い急登や鎖場が多い。

8/9 11:18

やっと山頂が見えてきた。

8/9 11:20

北沢峠からの登山者が非常に多かった。

黒戸尾根は人がまばらだったのに、北沢峠からの登山者が多く、夏の富士山の剣ヶ峰のような賑わい。

8/9 11:28

山頂標識。人が多くて記念撮影ができなかったほど。

山頂標識の裏は「東駒ヶ岳」となっている。これは長野県側の呼称とのこと。

8/9 11:43

10分ほど山頂に滞在して、すぐに下山開始。ペースが上げにくい。

8/9 12:52

七丈小屋にて、空のペットボトルに給水。これは有難かった。

8/9 13:17

登る時に予想はしていたが、下りもペースを上げにくい。

8/9 14:13

時折下界の景色が見えた。

8/9 15:31

とにかく下山も距離が長くて大変。こんな長い道のりをよく登って来れたなあと、改めて思った。

8/9 16:09

駐車場に帰着。

コバギボウシ。

コイチヨウラン(小一葉蘭)。

タカネビランジ。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 保険証 携帯 時計 カメラ

備考

ソフトシェル、長袖シャツの出番は無し。上はずっとTシャツ。

感想

engeisamurai

　甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根ピストンに初挑戦。「日本三大急登」と呼ばれるほど難易度が高いということで、以前から興味を持っていた。また、ヤマレコの山行記録でも、このルートで日帰りピストンをする方はトレランの方が多いようで、それだけにここの難易度が高いというのは予想していた。
　駐車場からの標高差が2200mということで、これは富士山の御殿場口五合目、吉田口馬返し、水ヶ塚公園と山頂の標高差に近い。もちろん、登山の難易度は単純に標高差だけでは判断できない。富士山はほぼ歩くだけの登山道なのに対し、黒戸尾根はハシゴ、鎖場、岩場、痩せ尾根などなど、実に盛りだくさんのルートで、かなり苦戦を強いられた。
　何とか6時間20分ほどで甲斐駒ヶ岳に登頂。その後、下山がこれまた大変。ペースが上げづらいし、いくら下っても登山口にたどり着けない。よくこんな長距離を登って来れたなあと我ながら感心してしまった(笑)。
　とまあ、今回の登山は、今までの登山で身に着けた体力、技術をフルに活かしたような感覚だ。夏山では、自分史上最も難易度が高い登山だったように思う。今後、同じルートを日帰りしたいかと言われると、ちょっと微妙だ(笑)。しかし将来、花の多い季節に1泊2日で来れたらと思っている。