横手山・赤石山・まが玉の丘

2025年08月09日(土) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 22.3km
• 登り: 918m
• 下り: 1,588m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:42

距離 22.3km 登り 918m 下り 1,588m

9:34 県境の宿 渋峠ホテル
9:48 9:49 横手山
9:52 9:56 横手山頂ヒュッテ
10:36 横手山方面分岐
10:48 鉢山
10:57 四十八池分岐
11:40 忠右衛門新道分岐
11:53 12:01 赤石山
12:10 忠右衛門新道分岐
12:49 四十八池分岐
13:05 志賀山登山道入口
13:14 渋池
13:36 木戸池キャンプ場
13:48 田ノ原湿原
13:57 三角池
14:03 上ノ小池
14:09 14:10 長池
14:19 14:23 上の広場
14:33 14:34 まがたまの丘
14:51 尾根木場の広場
14:55 14:56 上の広場
15:00 長池公衆トイレ
15:16 志賀高原山の駅

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

奥志賀高原ホテル8時5分発のバスに乗って8時36分山の駅着。9時5分発のバスに乗り換えて9時32分渋峠着。
https://www.nagadenbus.co.jp/local/diagram/route.php?route=YDS02
↑2つめの「奥志賀高原線時刻表」を参照（1つめの「全体時刻表」には山の駅から草津温泉までが載っていない。「全体」という表現はわかりにくいと思う）。

帰りは山の駅15時55分発のバスに乗って滞在先の奥志賀高原ホテルへ。

コース状況／危険箇所等

のぞき分岐あたりから赤石山まで所々ぬかるみ。

熊吊尾根ノ頭あたりから忠右衛門新道分岐あたりまでは枯れた笹の茎が登山道を覆って歩きにくい（でも刈払いされているだけでありがたい）。

まが玉の丘コースは一般の地図には載っていない。以下のサイトで地図もGPSもダウンロードできる。
https://www.shigakogen.gr.jp/green_season/trekking/trekking_course11.htm

写真

8/9 9:34

バスで渋峠到着。スタート地点の標高が2,152mというのは自分の今までの山行で最高かも。

8/9 9:34

ニッコウキスゲが残ってくれていた。

8/9 9:37

さわやかなゲレンデを登っていく。

8/9 9:48

横手山到着。リフト利用の人はあまり来ない様子。

8/9 9:52

賑わっているのはこの2307満天ビューテラスと向かいの横手山頂ヒュッテ。

8/9 9:53

ビューテラスからの展望。バスに乗っている時は鹿島槍とかが見えてみたのだけれど、この時間はほぼ隠れてしまった。手前に笠ヶ岳が尖っている。

8/9 9:55

右側は鉢山と志賀山かな？

8/9 9:58

有名な山頂ヒュッテのパンは行列で諦めたけれど、ヒュッテ裏の花がきれい。

8/9 9:59

8/9 10:03

ヤマハハコの花畑。

8/9 10:08

ゲレンデなのかな？ とても気持ち良いトレイル。

8/9 10:09

アザミが遠くまで咲き乱れている。

8/9 10:11

ヤナギランも。

8/9 10:13

さわやかな高原はこのあたりで終わって、このあとは鬱蒼とした山道に。

8/9 10:58

一気に飛んで、四十八池分岐。茂みに水をデポして赤石山ピストンへ。高いクマザサの道が続く。

8/9 11:35

ガスって来た。このあと忠右衛門新道分岐でお会いした方は、大沼池から登ってきたけれど、ガスってきたので赤石山まで行かずに戻るとおっしゃっていた。

8/9 11:50

突然展望が開けて風景が一変。写真のご夫妻とはいろいろお話しさせて頂いた。

8/9 11:53

赤石山山頂の岩峰。赤じゃなくて緑だった。

8/9 11:55

岩峰に登ってみると、ガスが切れて大沼池が見えた！

8/9 11:50

アップで。

8/9 11:57

岩峰を降りて数メートル奥に入ったところに山頂標識。

8/9 12:24

借り払われた笹の茎が積もって進みにくい。

8/9 12:56

前日に続いて四十八池。ここから渋池までは前日歩いたコースを逆に辿る。

8/9 13:14

渋池。前日よりも明るくてきれい。

8/9 13:22

ひょうたん池。南側は青く

8/9 13:22

北側は赤い。

8/9 13:38

木戸池

8/9 13:44

小さな丘を乗り越えると眼下に田ノ原湿原が広がっていた。事前に調べていなくて感動。

8/9 13:46

ギボウシがたくさん。

8/9 13:48

湿原に白樺。

8/9 13:56

三角池

8/9 13:59

すごいな・・・

8/9 14:02

岩を抱え込んだクロベの巨木が2本（たぶん・・）。

8/9 14:04

上ノ小池

8/9 14:07

長池。ここすぐ先からまが玉の丘コースに入る。

8/9 14:14

岩が歩き出しそう。

8/9 14:26

すさまじい・・・

8/9 14:27

迫力の巨木が続く中、1か所だけ展望台がある。写真中央は琵琶池。

8/9 14:30

地面と岩と根の区別がつかない。

8/9 14:30

クロベは風雪で倒れても同じ株から枝を幹のようにまた立ち上げて生長するらしい。

8/9 14:34

まが玉の丘頂上のクロベ。

8/9 14:37

8/9 14:38

岩の上に陣取る個体が多いのはなぜだろう。

8/9 14:47

この森一番のクロベの巨木。

8/9 15:14

蓮池に戻ってきた。写真奥が山の駅のバス停。

前日妻が撮った蓮池のヒツジグサ。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

Echigoya

リモートワークのための志賀高原滞在7日め。好天の土曜となったので、志賀高原でまだ訪れていないスポットをいくつかつないでトレランしてきた。

乗り物で登れる横手山はほとんど観光地だけれど、そこから一歩北に踏み込んだ途端に静かになり、草原とお花畑のトレイルが2キロほど続く。ここは気持ち良かった。

そこから赤石山までは、さわやかな高原のイメージと離れて、ストイックな感じの登山道が続く。でも山頂直下で急に展望が開けて風景が一変し、山頂の緑の岩峰の上は高度感と展望がすごい。

渋池から木戸池、そこから始まる自然探勝コースでは6つの池もさることながら田ノ原湿原が素晴らしかった。小高い丘に南北を挟まれているので、丘の上から湿原を見下ろすことができる。

まが玉の丘コースは一番印象に残った。クロベの巨木たちの迫力に圧倒された。今回はバスの時間を気にしながらだったのでゆっくりできなかったけれど、明け方とかにあの空間に静かに身を置いてみたい気がする。