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Yamareco

記録ID: 8538808
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

斜里岳【三井コースピストン】

2025年08月11日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
9.2km
登り
1,045m
下り
1,044m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:34
休憩
0:19
合計
5:53
距離 9.2km 登り 1,095m 下り 1,093m
8:06
8:12
83
9:35
9:48
55
10:43
82
天候 朝は晴(山頂は雲あり)昼から豪雨で大荒れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日電車を乗り継いで北海道入り。苫小牧でレンタカーを借りる。そのまま斜里岳方面へ。前夜のうちに登山口前乗りが恒例なのだがここのコースではそれが嫌だったから早朝から移動して登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
コース全体のうち序盤1/5は苔むした涸れ沢。沢から逸れてもなだらか。
山頂に近づくほどに傾斜が増してゆく。
一部では簡単には進めない箇所があった。
雨が降ると滑るだろう箇所、多数。
その他周辺情報 斜里市街にあるグリーン温泉(以降4日もヘビロテ)。
三井コース登山口。
2025年08月11日 06:11撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 6:11
三井コース登山口。
奥の車の人もレンタカー。このコースはこの日2人で貸切だった。
2025年08月11日 06:11撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 6:11
奥の車の人もレンタカー。このコースはこの日2人で貸切だった。
序盤は涸れ沢をゆく、岩が苔むしている。
2025年08月11日 06:31撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 6:31
序盤は涸れ沢をゆく、岩が苔むしている。
涸れ沢が終わってもなだらかな登山道。
2025年08月11日 06:44撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 6:44
涸れ沢が終わってもなだらかな登山道。
アカエゾマツ推しの一角。
2025年08月11日 06:45撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 6:45
アカエゾマツ推しの一角。
立派なアカエゾマツ
2025年08月11日 06:45撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 6:45
立派なアカエゾマツ
美味しそうなアンパン
2025年08月11日 07:25撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 7:25
美味しそうなアンパン
ガマ岩。この先頂上まではじわじわ辛くなってゆく。
2025年08月11日 08:06撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 8:06
ガマ岩。この先頂上まではじわじわ辛くなってゆく。
ガマ岩からは撮影の余力なく、いきなり頂上。
2025年08月11日 08:45撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 8:45
ガマ岩からは撮影の余力なく、いきなり頂上。
ガスガス。
2025年08月11日 09:16撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 9:16
ガスガス。
緑の山々、といっても斜里岳の一部。
2025年08月11日 09:16撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 9:16
緑の山々、といっても斜里岳の一部。
山頂からみる山、斜里岳の一部。
2025年08月11日 09:16撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 9:16
山頂からみる山、斜里岳の一部。
2025年08月11日 09:27撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 9:27
清岳荘ルート側を望む。
2025年08月11日 09:29撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 9:29
清岳荘ルート側を望む。
特にパッとしない山頂からの眺め。
2025年08月11日 09:29撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 9:29
特にパッとしない山頂からの眺め。
2025年08月11日 09:39撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 9:39
帰り道。
2025年08月11日 09:55撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 9:55
帰り道。
天候は悪化の一途、視界がなくなる。
2025年08月11日 10:05撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 10:05
天候は悪化の一途、視界がなくなる。
この水平に生えているダケカンバなどとおせんぼが多い、頭を打ち、リュックは引っ掛かり通過しづらく面倒。
2025年08月11日 10:31撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 10:31
この水平に生えているダケカンバなどとおせんぼが多い、頭を打ち、リュックは引っ掛かり通過しづらく面倒。
このような地図がところどころにある
2025年08月11日 10:42撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 10:42
このような地図がところどころにある
ガマ岩というかガマ口
2025年08月11日 10:42撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 10:42
ガマ岩というかガマ口
登山道を構成するアカエゾマツ
2025年08月11日 11:31撮影 by  moto g(100), motorola
8/11 11:31
登山道を構成するアカエゾマツ
撮影機器:

装備

個人装備
【普段はしない装備】 対クマ用鈴2つ 対クマ用スプレー 対クマ用警棒 蚊取り線香 対クマ用音楽垂れ流し専用スマホ
備考 本州の夏山と比べて虫が少なかったが蚊取り線香は有用だと思う。

感想

【北海道山行知床編:序章】

3年ぶりの北海道。
前回の訪問で【知床連山縦走】のための事前調査、下調べをしていた。
ヒグマという北海道ならではの登山リスクをどう乗り越えるか。
大した準備ではないが、一応はやれるだけの装備と対応策をして臨んだ。

・クマ鈴は2個(実際は単独行動だが複数人いるかのように)
・特殊警棒(鉄よりも硬度がある合金製、実戦用)
・音楽垂れ流し専用スマホ(古いスマホを音楽再生機として)
・蚊取り線香(強力屋外用、防虫対策、他に食物・飲料といったヒグマを誘き寄せる匂いを消す対策を兼ねる)

事情があって久々の山行、体が思うように動かないだろう。
というわけで予行演習を兼ねて、斜里岳を道内デビューの一座に選んだ。

【三井ルート、孤独な山行】

メインルートである清岳荘ルートは複数渡渉箇所があるらしい、避けることにした。
連日続く山行の初日で登山靴を濡らしたくなかったから。
その理由だけで三井コースを選んだ。

マイナーな三井ルート、この日に利用した人はどれだけ居だのだろうか?
自分が知る限り、他にたった1人だった。
昼過ぎから大雨が降ったから、午後から登った人がいるとは思えない。

・登山口がわかりづらい
・登山口までがガタガタの悪路
・ゲートを手動で開閉する場所があり面倒

【印象のうすい山頂】

山頂は20数名で共有した。
そのうち自分だけが三井コース利用者。
登山口へ向かう早朝は晴れていたのに、山頂では雲が優勢だった。

残念だが景色を見渡せない。
北麓山塊の一部は綺麗映るもパッとしない。
写真を数枚撮影して、すぐに下山し始めた。

【曇りのち雨、時々晴れ】

天気が目まぐるしく変わる。
雨が降り始めて焦ったが、すぐに止んだ。
と思ったら晴れてきて、雨も降ったり。

雨で涸れ沢の苔むした岩がよく滑った。

【感想】

もうちょっと達成感を得たかった。
途中で見晴らしの良い箇所もほとんどなかった。
自分が周囲をあまり見渡す余裕がなかっただけなのかもしれない。
眺めるにはカッコいい一座なのだが。

北海道とはいえ夏は暑い。
今回、ザックを含め衣類は完全に汗で濡れた。
気持ち悪いくらいに。

夏山はやはり性に合わないみたい。

既に前日の移動などのせいで登山開始前までに右脚を痛めていた。
その痛みを抱えたまま山行がはじまったが、脚への負担はさらに加わった。
歩きやすい山道なんてものはないから、当然か。

知床連山の予行のつもりだった。
だが楽な山では決してなかった。
段差の高低差が大きかったり、真横に枝が伸びた木々もあり。
通せんぼ的な歩きづらさ、があちこちあった。

山頂以外では一人とすれ違っただけ。
孤独な山行だけどヒグマには会いたくない。
だから、音楽を垂れ流した。

知っている限り、賑々しい音楽は。
というわけでヴェルディを垂れ流した。
「オテロ」「アイーダ」「レクイエム」、オケと歌手の賑やかなこと。
長丁場だから、全曲通しで3〜4時間くらいかかるのも良い。

クマ対策としての音楽はこれでいいんだ、と確信した山行になった。

渡渉がないが、単調気味な三井コースだった。
そういうコースが良いならばお勧めしたい。
但し、マイカーで登山口まで行くのはしんどいと思う。
________________________________

早く下山してよかった。

山頂で天気回復、撮影チャンス待ち、など粘ることなく帰路についた。
それはやはり適切な選択だった。

車に戻って、悪路から舗道に出たあたりからゲリラ豪雨が降り始まった。
雨が酷すぎて視界が保てず、しばらく運転出来なかった。
下山後に向かうつもりだった来運神社は冠水箇所があって通行不能で断念した。

衣類は斜里のコインランドリーで洗濯できた。
斜里のグリーン温泉はモール泉垂れ流し放題でいい湯だった。
知床や斜里にいる間、4日(4回)に渡り立ち寄った。

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斜里岳 三井(玉石の沢)コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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