東北の秘湯と山旅 鳥海山



- GPS
- 10:46
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 10:07
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
東北の山ラストは鳥海山。
実は去年赤石避難小屋で同宿だった方から、グリーンシーズンの鳥海山をお勧めされた。昔、祓川ルートからBCで七高山(しちこうさん)2229mまでは行ったけど、最高峰の新山(しんざん)2236mのピークは踏んでいなかった。
一番ポピュラーなルートはは鉾立(ほこだて)、だけど同行者がトムラウシでの長時間山行に懲りて、1日10時間とかかかる山行はやめてーと言われていたので、少しでもコースタイムが短い方がいいかなと湯ノ台口コースをチョイス、滝ノ小屋に素泊り前泊。
天候が悪くギリギリまで悩みむも、とりあえず雨が降っていなかったので出発。
ところがこのコース、小屋を出てからいきなり沢歩きで始まり、その後はずーっとゴロゴロの岩歩き。濡れた岩の上で足を滑らせないよう気を遣う。
そしてとんでもないものに遭遇!
途中から雨が降ってきたのでザックを下ろして合羽を着込んでいると目の前の藪の中にぴょっこり黒い耳が二つ😳私と同じ背丈くらいでその距離5mあるかないか。ひえーっ!初めて山で熊🐻に会った😱しかもかなりの至近距離💦
熊ベルは鳴らしてきたけど、こんな時に限って熊スプレー持っていない。
でも幸いなことに熊はこっちを見てない。近くに人がいるのはわかってるけどわざとこちらを向いてないようにも見える。私も熊と目を合わせないように知らんぷりしてさっさとザックを背負い、同行者を促して出発。小声でくま、くまって言ったけど、同行者には全く聞こえないみたいで、だいぶ先で安全を確認したところで熊出たーっと報告したら、全く気づかなかったと。
そういえば小屋の主人から、熊が来るから食べ物外に出すなよーっと言われてたっけ。
それから立派なトイレのある崩壊した河原宿小屋跡を抜け、雪渓を2ヶ所渡り(念の為チェーンアイゼンつけた)、葉っぱがチクチクする薊坂(アザミザカ)を登り切って伏拝岳(ふしおがみだけ)へ。
向かいに岩を積み重ねたような新山や七高山、御室(おむろ)小屋を見ながら素敵なお花畑の中を進み、一度稜線を降りて新山へ登り返します。
この新山がなかなかの大岩登り。矢印や丸印があるので適当に選びながら登ると洞窟が。出てきた人にここを潜るとすぐですよと言われ、胎内めぐりからの山頂へ。いや〜この眺め気持ち良すぎる!
ふと眼下をみると別の岩場の割れ目から出てくる人たちが。小屋まで戻れるというので帰りはこちらのルートにチャレンジ。途中から雨が降り始めてきて急いで小屋に戻って雨宿りをさせてもらいました。休憩料300円。カップラーメンお湯付き500円とドリップコーヒー500円で一服。
小屋の外に出るとガスで周囲は真っ白。さっきまで見えていた新山も見えません。今日は山頂美術館はお休みということで、七高山に寄って戻りました。
帰りはずっと雨。でもまだこの時期にもたくさんのお花が咲いていてい素敵🌸
小屋に戻ってデポした荷物を回収し駐車場へ。
湯の台温泉鳥海山荘で汗を流して東北の旅終了!
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