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Yamareco

記録ID: 8565204
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ハイキング
道南

七ッ岳〜奥まで行けました☘ツラツラ林道の状況(2025年8月)レポ

2025年08月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.6km
登り
605m
下り
610m

コースタイム

日帰り
山行
2:51
休憩
0:27
合計
3:18
5:55
100
ツラツラ林道 登山口
7:35
8:02
71
9:13
ツラツラ林道 登山口
天候 快晴☀
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 かつて湯ノ岱方面から登れた七ッ岳。18kmにも及ぶ湯ノ岱温泉からの林道が崩壊し、登山道も藪に埋もれ、登山が困難になっていましたが、近年に知内温泉側から登山道が切り開かれた情報を元に登って来ました👐。
 昨年のGWに訪れていました。その時は残雪と閉じられたゲートで断念。道南の秘峰に再チャレンジしました🐿。

《ツラツラ林道の状況について》
 国道228号線から知内温泉の標識に従って進み、《湯の元橋》を渡るとすぐに未舗装路となります。
 100m先で林道の十字路(正面は閉じたゲート)を左折しツラツラ林道へ。後は道なりに奥へ奥へ☘。アップダウンやカーブも多め。最終乗り入れ地点まで低速で走ると40〜50分くらいでした。

 明確な林道分岐は奥の登山口手前付近(地形図で標高400m付近)のみ。地図には載らない道を右に入りますが、通行具合からして右折した道の方が主要な道のように見えました。
 登山口と駐車スペースはめくれた案内板が目印🐰。
5台程停められそうです。林道はその先にも続いているように見えますが、その案内板の先すぐで藪になります。

 ツラツラ林道で登山口まで向かう場合、約8kmの道のり。相当な悪路をイメージしてましたが、部分的崩落箇所は見当たらず、路面状況もけして悪くはなかったです。普通車(ファンカーゴ)でも登山口まで行くことが出来ました。
 ただ、小岩(石)の落石が目立つ箇所で車底を軽くこする場面は数回。落ちた枝が多数見られ、他の林道と同じような場面はもちろんアリます。
 
 どの区間が際どかったとか、そういうことがないぐらい全体的に路面状況は安定してました。鬱蒼とした奥深さは感じましたが😅。  
 また、良好な林道でも風雨で今後変化してゆくので、「どこまでなら無難・・」と安全ゾーンの目安を伝えることも難しいです。

 現時点で徒歩への切り替えは必要ないかと思われますが、下記は参考程度に🐹。
 車での通行が不安な場合は《湯の元橋》の先に駐車して全徒歩で向かったり、ある程度奥まで入って数ヶ所ある待避場に停めて部分歩きも選択肢かと。
 仮に全徒歩ですと、おそらく林道の往復時間だけで5時間以上かかりそうです。しかし、登山道を歩く時間が2〜3時間なので日帰りの範疇になるのかもしれません。
コース状況/
危険箇所等
 太い根曲がり竹の伐採、かなりの労力だったと思われます。おかげで七ッ岳へと再び登れるようになりました。切り開かれた方に拍手を送りたいです🤟🙂。

 コースは序盤の急登以降、しばらく緩やかな道のり。1つピークを乗り越えて下り、本峰への急な登りとなります。
 細い尾根まで登り詰めると、両サイドが切れ落ちた区間に。剥き出しの裸地ではないので慎重に行けば問題ないと思います。

 山頂からは大千軒岳を筆頭に、松前半島の山々の展望が期待出来ます❗
その他周辺情報  知内の道の駅に前泊。函館寄りの市街にはローソンやセブンイレブン、セイコーマートなどコンビニが4店ありました。

 知内温泉の日帰り入浴の営業時間は通常7〜20時。祝日やウィーク期間で変更もありますのでご注意ください(*^^*)。
知内温泉の北に伸びる舗装路を進み、ゲートを通過すると《湯の元橋》。
2025年08月16日 04:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 4:58
知内温泉の北に伸びる舗装路を進み、ゲートを通過すると《湯の元橋》。
橋を渡り100mぐらいで林道の交差点。ここを左折するよ👈。
2025年08月16日 05:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:00
橋を渡り100mぐらいで林道の交差点。ここを左折するよ👈。
ツラツラ林道序盤。
2025年08月16日 05:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:08
ツラツラ林道序盤。
折れた枝が邪魔してました。そろそろ注意区間に入ったか😦。
2025年08月16日 05:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:10
折れた枝が邪魔してました。そろそろ注意区間に入ったか😦。
長いし鬱蒼としてる。それにアップダウンもある林道を徐行して走り続ける💧。
2025年08月16日 05:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:13
長いし鬱蒼としてる。それにアップダウンもある林道を徐行して走り続ける💧。
路面に深い轍や亀裂は見なかったです。強いて言えば、砂防ダム辺りが小石の落石とか多い区間かも。
2025年08月16日 05:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/16 5:28
路面に深い轍や亀裂は見なかったです。強いて言えば、砂防ダム辺りが小石の落石とか多い区間かも。
橋を渡りました。
2025年08月16日 05:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:28
橋を渡りました。
ここ、右へ👉。
2025年08月16日 05:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:39
ここ、右へ👉。
右折して少し進むとゴールです。車4〜5台は停められるスペースありました。
2025年08月16日 05:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:50
右折して少し進むとゴールです。車4〜5台は停められるスペースありました。
このめくれた森林管理署の案内板が目印。車で行ける最も奥。登山口となりますので覚えておいてください😉。
2025年08月16日 05:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:53
このめくれた森林管理署の案内板が目印。車で行ける最も奥。登山口となりますので覚えておいてください😉。
ここから先は徒歩でしか行けない。
2025年08月16日 05:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:55
ここから先は徒歩でしか行けない。
すぐに右折して藪道を進むと・・
2025年08月16日 05:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:56
すぐに右折して藪道を進むと・・
初めて見掛ける七ッ岳の標識。ここを左に泥道から登り始めます🤟。
2025年08月16日 05:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 5:56
初めて見掛ける七ッ岳の標識。ここを左に泥道から登り始めます🤟。
作業道のような新コース。
2025年08月16日 05:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 5:56
作業道のような新コース。
太い根曲がり竹が刈られた登山道。
2025年08月16日 06:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 6:05
太い根曲がり竹が刈られた登山道。
切り開いた人を称えたいです🙂。
2025年08月16日 06:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 6:15
切り開いた人を称えたいです🙂。
山アジサイが見られました🌸。
2025年08月16日 06:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 6:31
山アジサイが見られました🌸。
刈られたものが竹ヒゴの絨毯となっている道のり。
2025年08月16日 06:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 6:31
刈られたものが竹ヒゴの絨毯となっている道のり。
序盤の急登の先はしばらく緩やかな勾配です。
2025年08月16日 06:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 6:42
序盤の急登の先はしばらく緩やかな勾配です。
気持ちの良い道のり🤗。アブもいなかった。
2025年08月16日 06:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 6:50
気持ちの良い道のり🤗。アブもいなかった。
木々の合間から函館方面が見れました❗。
2025年08月16日 06:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 6:59
木々の合間から函館方面が見れました❗。
向こうの尾根の斜度の通り、登山コースも急坂に差し掛かっています。
2025年08月16日 07:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:05
向こうの尾根の斜度の通り、登山コースも急坂に差し掛かっています。
笹の急坂に耐える💧。
2025年08月16日 07:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:09
笹の急坂に耐える💧。
近くなってきた。
2025年08月16日 07:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:16
近くなってきた。
頑張る🙈。
2025年08月16日 07:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:18
頑張る🙈。
細尾根をたどっています。写真ではあまり伝わりませんが、両サイド切れ落ちた尾根なので少し緊張する😬。
2025年08月16日 07:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:19
細尾根をたどっています。写真ではあまり伝わりませんが、両サイド切れ落ちた尾根なので少し緊張する😬。
大千軒岳が励ましてくれた。
2025年08月16日 07:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:32
大千軒岳が励ましてくれた。
山頂までもう少し。
2025年08月16日 07:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:33
山頂までもう少し。
念願だった七ッ岳の山頂(ToT)。
2025年08月16日 07:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 7:39
念願だった七ッ岳の山頂(ToT)。
いつか登れるか大千軒岳⛰️。
2025年08月16日 07:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 7:43
いつか登れるか大千軒岳⛰️。
子分の小さな山達を従えてる七ッ岳。付近に点在してる。
2025年08月16日 07:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 7:45
子分の小さな山達を従えてる七ッ岳。付近に点在してる。
函館山が見えてる🤗。
2025年08月16日 07:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:46
函館山が見えてる🤗。
湯ノ岱方面。
2025年08月16日 07:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:46
湯ノ岱方面。
かつての湯ノ岱からの登山道は?
2025年08月16日 07:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:50
かつての湯ノ岱からの登山道は?
完全な藪😰。
2025年08月16日 07:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:54
完全な藪😰。
道は踏み跡すらも消えてました🌿。
2025年08月16日 07:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:37
道は踏み跡すらも消えてました🌿。
沼を見られるかと思いましたが無理だ。山頂に戻ろう・・。
2025年08月16日 07:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 7:36
沼を見られるかと思いましたが無理だ。山頂に戻ろう・・。
さぁ、下山🤘。ポコポコ小さな山達。
2025年08月16日 08:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 8:03
さぁ、下山🤘。ポコポコ小さな山達。
七ッ岳はこの山達の盟主なのです🏞️。
2025年08月16日 08:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 8:04
七ッ岳はこの山達の盟主なのです🏞️。
細尾根区間は慎重に。
2025年08月16日 08:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 8:08
細尾根区間は慎重に。
一気に下る。
2025年08月16日 08:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 8:09
一気に下る。
足場に気を付けよう、トラバース区間。
2025年08月16日 08:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 8:10
足場に気を付けよう、トラバース区間。
巨木🌲。帰り道、藪の中から唸り声のようなものが聞こえたかも・・。羅臼であんなことがあったのでホイッスル吹いて警戒しました😨。
2025年08月16日 08:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 8:53
巨木🌲。帰り道、藪の中から唸り声のようなものが聞こえたかも・・。羅臼であんなことがあったのでホイッスル吹いて警戒しました😨。
下山🙃。帰りも林道長いぞ💧。
2025年08月16日 09:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 9:13
下山🙃。帰りも林道長いぞ💧。
小さな石の落石で車底を数回こすった😦。以前、オイルタンクに穴開けて大変だったのでゆっくり帰りも走る。
2025年08月16日 09:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/16 9:38
小さな石の落石で車底を数回こすった😦。以前、オイルタンクに穴開けて大変だったのでゆっくり帰りも走る。
旭川に戻る前に大千軒岳の登山口付近まで調べに行きました。現在、ヒグマとの事故を避けようとゲートが閉じられています。
2025年08月16日 10:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 10:09
旭川に戻る前に大千軒岳の登山口付近まで調べに行きました。現在、ヒグマとの事故を避けようとゲートが閉じられています。
人気のラッキーピエロへ。長蛇の列で凄い人気だった😯。地産地消、地元へのボランティアなど、地域に愛されているレストランってわかりました🥯🧉。
2025年08月16日 17:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/16 17:12
人気のラッキーピエロへ。長蛇の列で凄い人気だった😯。地産地消、地元へのボランティアなど、地域に愛されているレストランってわかりました🥯🧉。
旭川まで遠かった😢。途中で力尽きて仮眠したので朝帰りに。
2025年08月17日 04:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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8/17 4:02
旭川まで遠かった😢。途中で力尽きて仮眠したので朝帰りに。

感想

《追伸》〜ヒグマについて
 旅の途中で羅臼岳のニュースを知りました😢。犠牲になられた男性に対して、心よりご冥福をお祈りします。

 道内の山をこうしてあちこち登っていますが、思い起こせば自分も何度かニアミスがありました。茂みの中からうめき声のような鳴き声が聞こえたのは、あれは全てヒグマだったと思います。
 羅臼岳では、丁度同じような標高の地点で、ヒグマに鳴き声で威嚇されたことがありました。その時は、同じくソロ男性と一緒に谷へと登山道を迂回して事なきを得ましたが、この七ッ岳でもうめき声のような鳴き声を聞いています。
 また、この山では見ませんでしたが、他の山ではヒグマの糞や木を引っ掻いたマーキングなどが多い山もたくさん😮。

 隣の大千軒岳、今年5月末に親子熊との遭遇があり、登山口へと向かうゲートが閉鎖されています(2025年8月時点)。しかし、人身事故が起こる起こらない以前に、過去のニアミスを思い出すと、ヒグマとの遭遇が常に起こりうることとして改めて自覚しなくてはならないかも・・💧。

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