嵐山〜小倉山〜落合橋〜清滝〜嵐山


- GPS
- 05:45
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 404m
- 下り
- 391m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
嵐電嵐山駅(http://randen.keifuku.co.jp/map/13.html) JR嵯峨嵐山駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610704) |
コース状況/ 危険箇所等 |
小倉山は、特に道案内がない上に、作業道などがたくさんあり、非常に迷いやすいです。初めての方は、過去に踏破されたことのある人と一緒に行くことをお勧めします。 嵐山・高雄パークウェイとの接点はあるものの、この道路は歩行禁止です。脇にあるハイキング道を歩いてください。この接点から六丁峠までの間は、所々に補助ロープがついています。坂が急で足場が悪く狭いところもありますので、注意して歩いてください。 六丁峠〜落合橋は、距離の割には高低差が大きいので、足に負担が掛からないようにご注意ください。 落合橋〜清滝(金鈴峡)の河畔道は、多少のアップダウンと、岩を歩くところがあり滑りやすいところはありますが、道としては整備されていて迷うことはありません。道幅が狭いところがあるので注意してください。 |
写真
ここには、前方・右前方・右方と来た道である後方、4方向の分岐点。前回は、前方に行ってあえなく玉砕。右方は、地図では御髪神社の方へ行ってるみたいなので、右前方へ行ってみることに。予想していたのはもっと奥だったんですが、こんなところにも分岐があるとは…
感想
先週から2連敗中で、拒まれ続けている小倉山。
なんとしても登山道を歩き通して向こう側へ行ってみたい。
というわけで、小倉山登山道を抜けることを第一目標に出かけてみました。
ただ、相変わらず、足の甲の痛みが取れないのが弱ったもので。
駅でICカードを落とすという失態をやらかし、1本電車を乗り逃す。ホームへの階段で落としていたようで、誰かが手すりに掛けてくれていました。駅前の信号待ちで電車を逃しているので、実質2本逃し…想定より30分近く遅いスタートになってしまった。
遅れを取り戻すべく、寄り道せずに真っ直ぐ向かう。一瞬、渡月橋を渡ってから曲がるのを忘れそうになったけれども、直前で気がついた。川沿いの道をずっと歩いていく。今日は、どうも霞み気味。目の前の対岸さえ少し白く見えてしまう。とはいえ、太陽が輝かしい。こんなに気持ちのいい天気もなかなかないだろう。正直、日の入りが17時という早さなのがもったいなく感じるくらいだ。
嵐山公園亀山地区へと入る。楽したつもりだったけど、結局かなりの大回りになってしまったが、展望台に到着。5分と待てば、トロッコ列車が通るので、ちょっと待ってみることに。撮影しようにも、どうもこちらからだと、ほとんど木々に阻まれて見えない…やはり、大悲閣へ行く方が良いようだ。正面がちでもいいなら、もう一つ二つ奥の展望台でもよさそうだけど。
都合3つの展望台の向こうに、小倉山への登り口がある…はずだ。というのも、いまだ私は小倉山の登山道を歩き通していない。初めは、この登り口から一番道らしい道を入っていったものの、どうがんばっても山頂が左手に来ず、ずっと桂川の崖の上。最後は道が途切れて引き返す羽目になった。次は後亀山天皇陵から登ろうとしたが、地図で描かれた道上に建物が立ちはだかって、それ以上確かめられず。なかなか私を、通してはくれないようだった。今回は3回目の挑戦。早く通過できたら、他のところも楽しめるけど、取り敢えずは、小倉山を歩いて抜ける。これが目標。
いきなり入口で混乱を起こしてしまった。というのも、私が前回通った記憶で、間違って行ったかなぁと思っていた分岐候補地が奥のほうにあるのだが、そもそもこの入口の時点で、もう一つの分岐があったからだ。完全なる想定外。しかも、一番道らしくない。右下へ下りる道(おそらく御髪神社方面)と正面に続く道(前回通って玉砕した道)の間に木々を分け入るようにして進む第3の道が…Yahoo地図の拡大で見たときに、確かに入口付近で右に急角度に入ってる道があるんですよね。寄り添うようにすぐ途切れる前方へ進む道も描いてある。…という感じだったのを何となく思い出して(というのも、手元に持っていたのは1/25000の地図だけ)ここは、少し右前方の道を入ってみようと思い、突入。結構木々が迫って狭い道を、しかも意外と急な坂道で上っていく。時折大きな蜂が、付近をかすめていく。狙われてる?暫く一番それっぽいところを歩いていくと、丸太ベンチのあるところに出た。後ろを振り返ると、京都市内が一望できる。これは、参考にさせていただいたkatatumuriさんの山行記録(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-84885.html)にあった写真と、同じように見える。恐らくここまでは…というか、この地点は間違ってない。しばしお茶を飲み写真を撮って休憩。
あまり休んでいると、また足が痛くなるのでほどほどにして出発…しようと思ったら、ここ自体が分かれ道になっている。左へ行くか、右へ行くか…結局、確か右に進路をとりました。地形図を見て判断したいのですが、基本的に木々に覆われすぎて、地形が見えない。ホント大雑把なことしかわからない…少し先に行くと、また分かれ道。木々が途切れていたので、ちょっと右へ行ってみると…「お〜!」大覚寺方面に開けている。これはこれは、また長閑で気持ちのよい眺望で。と、先が続いているように見えたので数歩行ったら行き止まりというか足場が…というわけで、元の場所に引き返してさらに進む。
また進んでいくと、鋭角に右へ曲がる道がくっついてる分岐点に来た。しかし、見るからに急激に高度を下げていっている。けど、赤いテープが巻いてある…ん〜どっち?地図の等高線を見ながら、だいたい今自分がどこにいるのか良くわからなくなっているものの、何か向こうが窪んでるなぁ…とか、まぁ色々考えまして、ここはまず左を選択。ミニ九十九折のあと、また高度を上げながら進んでいく。ずっと進んでいくと、少し下った後、何だか別の道に合流したような感じに。一旦引き返して、ここまでの高度の変化とかも含めて考え直そう、というわけで三叉路まで引き返す。もう一度地図を開いて、さっきの道の感覚を思い出して…ん〜やっぱり左か?さっきの道の先に何かが見えるかも?というわけで同じ道をもう一度進むことに。
暫く歩いていくと、左に中途半端なコンクリート舗装のされた道が現れました。なんやこれ?あまりの人工的な道に、一体どこに辿り着いたのかと思ってしまう。一旦、逆方向に歩き出してみた。数分で行き止まり。先は柵で囲われて進めない。まぁ元に戻って…この道の先を見に行くことに。歩いていると、な〜んか、このカーブが地図のカーブのような感じがしてくる。地形図の様子にも周りが似ている。てことは、あってそうだ。とりあえず先まで進んで確認してみよう。と、歩いていったら、嵐山・高雄パークウェイの接点に出た。「お〜、通り抜けられた!」
けど、もう一回登って通り抜けろといわれると…自信があるようなないような、というくらい、トラップの多い山道でした。
「パークウェイは歩行禁止!」と看板で書かれているのがまず目に入ったので、これ進めなかったら終わりやなと、不安になったものの、小さな道が脇についていたので一安心。しかし、車道とは違って、アップダウンが多い…しかもロープが張ってある。一回ずるっとなった時には、お世話になりました。持ってて良かった。持ってなかったら力の掛け具合で、崖に落ちてたかもしれません。大丈夫とか言わないで、万が一のために持っておくこと、お勧めします。基本的に一方的に急な下りを進み、六丁峠に到着。こちらの口は過去に一度だけ見たことがありまして、こうやって出てくるのかと、やっとこさ、この道のなぞが解けました。
六丁峠からは落合橋へ向かいます。数分も歩けば、保津川に掛かる嵯峨野観光鉄道(旧・山陰本線)の橋梁が見えるところにやってきます。ちょっと今日は、霞んでよく写りませんでした。六丁峠から落合橋は、かなり高低差があるところで、それもあって、ついつい保津峡駅側から来たときには、清滝へ迂回して帰っています。向こうから落合橋を通ってくると、このヘアピンが要塞のように立ちはだかるので…
落合橋まで来れば、もう後はいつものコース。清滝までひょひょいと行ってしまいます。清滝の金鈴橋辺りでお昼休憩。今日も、前回と同じ鳥でしょうか、遊びに来ていました。数日前よりも少し色づきが進んでいたので、写真を撮りつつ嵐山へ戻ることに。となると自然と足取りも遅くなってしまいます。途中、外国人観光客の方2組の道案内をしていたことも手伝って、結果的に清滝から阪急嵐山駅まで、普段の2倍、約2時間掛かってしまいました。それでも、京都にせっかく来てくれた方が、少しでも楽しんで行ってくれれば…それが何よりです。
こんばんは、DR3104さん
小倉山踏破できてよかったですね。
感想に思いがけなく私の名前が・・・・
お役にたてて、光栄です。
大覚寺や嵯峨野が一望できる場所の先がわかりづらかったと思います。あの時は山の会に参加して登ったので、人も多いし、先頭が矢印もつけてくれるので歩けましたが、一人では迷っていたでしょうね。あの直角の曲がり角は。
紅葉もだいぶ進みましたね。もう一度いこうかな
katatumuriさん、こんばんは。
コメントに、チェックに、ありがとうございます。
katatumuriさんのアップしてくださっていた写真がなかったら、
「確かに展望場所みたいに丸太ベンチもあるけれど、
本当にこの道であってるのかな…」
なんていう不安がずっと付きまとっていたと思います。
全く道案内がない上に、わき道というか作業道というか、
そういうのがたくさんあったので、
真偽はともかく、分かれ道っぽいところでは、
少し行っては周りの地形の雰囲気を感じては戻って確認し…
というのを続けていたので、
皆さんが1時間半で阪急嵐山〜落合橋を行かれていたところ、
倍の3時間掛かってしまいました。
保津川を見ながらのんびりしていた時間を差し引いても2時間半は…
結果的には、初入山の時、
小倉山への入口から道を間違ってたってところも、
実は隠れた真実で…
私には、どう見ても一番左を真っ直ぐ進む道のほうが
目立ってしまってて、全く気がつかなかったのです。
小さな山ですが、なかなか骨の折れる山ですね。
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