滋賀遠征8/19-21 2日目8/20:ナツエビネ・ミヤマウズラ満開二の谷山



- GPS
- 04:20
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 392m
- 下り
- 392m
コースタイム
計画に追加したのは、石山寺の硅灰石と琵琶湖博物館の2か所。ここは場所としては大津の近くで、まとまっており、1日あれば回れるので、この近辺で初日の宿をとり、2日目私の一番の目的、ナツエビネを見るため、二ノ谷山へ行き、3日目は、百名山で未踏の伊吹山、そしてサギソウの山室湿原を回るということで、長浜近辺に宿を探して、予約しました。
つれあいは膝が悪く、厳しい山のルートは無理なので、通常はあまり山行へ誘えるケースが少ないのですが、今回は二ノ谷山、伊吹山ともに、標高差は小さく、距離も短いので、つれあい向きの山だったと言えるでしょう。それで誘って一緒に行くという運びとなりました。
滋賀旅行のレコURLは以下です。
初日:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8589499.html
2日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8582117.html
3日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8584744.html
天候 | 3日とも快晴のち晴れ時々曇りで35℃以上の猛暑 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2日目8/20:ホテル→道の駅くつき新本陣→桜峠→二の谷山登山→道の駅マキノ追坂峠→道の駅塩津海道あぢがまの里→グランドメルキュール琵琶湖 3日目8/21:ホテル→伊吹山→山室湿原→醒ヶ井宿→関ケ原IC→名神→東名→新東名→秦野中井IC 2日目、二の谷山 朝10時前に、桜峠到着時点で、清掃センター前空き地の駐車スペースは、9台停められており、満車。広いスペースの向かい側の道路脇に、縦列路駐しました。真ん中あたりの広いところは、清掃車の旋回スペースになっているようで、空いていても、中央部分に停めるのは、迷惑駐車になってしまいそうです。道路の奥は通行止めになっているので、その両脇の方が良さそうです。土日は直ぐいっぱいになってしまいそうですね。 なおPM14時帰着時の車は私の車含め2台だったので、早い時間よりは、遅い時間の方が、空いているかもしれません。皆さん、暑さを避けて早朝に登山する方が、多い感じでした。確かに午前10時では27℃、午後14時は32℃でしたので、朝のうちの方が、快適に登山できるのは間違えないです。 桜峠にトイレはありません。水場もコース中無いので、大津側から入山の場合は、手前の朽木の道の駅で、済ませておくのがよいです。猛暑ですので、熱中症対策と、たっぷりの水の持参は必須です。コースが短いからといって、侮ってはいけません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【桜峠〜477mピーク】国道を少し朽木側に戻って、清掃センターの反対側へ渡ったところに登山口があります。ぱっと見、道標は見えず、登山口がわかりにくいです。入口まで行くと、高島トレイルと書かれています。 出だしは杉林で、しばらく急坂が続きます。基本は林の中なので直射日光は、避けられますが、あまり風はなく、直ぐに滝汗になります。猛暑でかなり乾いているので、ヤマビルは大丈夫そうな感じでしたが、時期が変わるとわかりません。坂が緩やかになると緩い上下を繰り返して477mピークに着きます。 【477mピーク〜545mピーク】ここからは歩き易くなって、杉林と広葉樹の混生林の中を緩やかに登っていきます。1か所開けて、竹生島が見えるポイントがありました。しかし基本は樹林帯の中の道です。少しだけ涼風が吹くと気持ち良いです。 【545mピーク〜二の谷山】545mピークで直角に右の方へとまがります。しばらくは平頂で、平らな杉林の道を行きますが、少し行くと下っていきます。ここはすこし急坂です。再び登りとなり、最初の出だしは緩やかに杉林の中を辿ってゆきます。二ノ谷山直下の最後の急登を登りきると、水坂峠への道を分けて、ゆるく左へ登ってゆくと、まもなく二ノ谷山山頂です。二ノ谷山の道標があります。 |
写真
感想
2日目はいよいよ目的の山、二ノ谷山です。お宿の草津からは、琵琶湖大橋を利用して、R367を北上、道の駅くつき新本陣が最後トイレになるので、ここで用を足し、また昼ご飯用に、名物の鯖街道の鯖寿司を購入して、桜峠へ向かいました。
気温は少し山の中に入ってこともあって、桜峠10時前の気温は26℃と、まだ耐えられる温度だったのですが、それでもやはり暑い!樹林帯の道で直射日光は受けず、歩けましたが、湿度が高く、風も無風で、登りは覚悟はしてましたが、滝汗状態でしたね。水分補給・塩分補給を十分行いながら、登らないと熱中症で倒れてしまいますので、十分の準備を怠らず、登山に臨んでください。14時帰着時32℃でした。
さて目的のお花、ナツエビネですが、タイミング的にはほぼジャストで、見頃のお花を楽しめました。初めてのナツエビネは、凛とした気高いたたずまいで、咲いていました。涼し気な淡い紫のお花は、ホント美しいです。
またミヤマウズラも、思った以上にたくさん咲いており、ピヨピヨちゃんを、いっぱい見られて良かったです。ミヤマウズラは、たいがい固まって咲いてるので、1つ見つけられれば、周りを見るとたいがいいくつか咲いてます。
二の谷山ですが、季節を変えて登っていないので、なんとも言えませんが、お花自体は、ナツエビネとミヤマウズラ以外はめぼしいお花はなくて、植生自体は単調で豊かな感じはしませんでした。全体に杉林の中の道で日当たりがいいわけでも、水が豊かなわけでもないのに、どうしてこんな植生の場所に、ナツエビネやミヤマウズラが咲くのだろう???と不思議な感覚になりました。この単調な杉林の半日陰が、あっているということでしょうかね。考えてみれば、クマガイソウなんかも杉林の半日陰が好きな植生ですもんね。
下山後は、やはり少し熱中症気味になっていたのでしょうか?いくら水を飲んでも癒されない感じの、喉の渇きが続いて、1L以上はがぶがぶ飲み物を飲み続けました。この時期熱中症にはやはり細心の注意が必要に思います。
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