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Yamareco

記録ID: 8589499
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ハイキング
比良山系

滋賀遠征8/19-21初日8/19:石山寺、琵琶湖博物館、水生植物公園みずの森

2025年08月19日(火) 〜 2025年08月21日(木)
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みのちゃん その他1人

コースタイム

 今回の滋賀旅行、初めは私一人でお盆休みに1泊2日で行く予定の旅だったのですが、急遽孫っこたちが、お盆に遊びに来ることに成り、盆明けに旅行を延期。つれあいは、お盆中はいくつか予定があって、都合が悪かったのですが、御盆明けなら都合がつくと言う事で、盆明けにつれあいの希望のジオポイントも組み込んで、2泊3日でつれあいといっしょに行く計画に変更。さらに私一人なら、伊吹山山頂で、車中泊を計画していたが、つれあいとでは、そう言う訳にもいかず、急遽宿などの手配も進めて、ちょっとバタバタしたスタートとなりました。
 計画に追加したのは、石山寺の硅灰石と琵琶湖博物館の2か所。ここは場所としては大津の近くで、まとまっており、1日あれば回れるので、この近辺で初日の宿をとり、2日目私の一番の目的、ナツエビネを見るため、二ノ谷山へ行き、3日目は、百名山で未踏の伊吹山、そしてサギソウの山室湿原を回るということで、長浜近辺に宿を探して、予約しました。
 つれあいは膝が悪く、厳しい山のルートは無理なので、通常はあまり山行へ誘えるケースが少ないのですが、今回は二ノ谷山、伊吹山ともに、標高差は小さく、距離も短いので、つれあい向きの山だったと言えるでしょう。それで誘って一緒に行くという運びとなりました。
滋賀旅行のレコURLは以下です。
初日:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8589499.html
2日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8582117.html
3日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8584744.html
天候 3日とも快晴のち晴れ時々曇りで35℃以上の猛暑
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
初日8/19:秦野中井IC→新東名→名古屋環状→新名神→瀬田東IC→石山寺→イオンモール草津→琵琶湖博物館→水生植物公園みずの森→スーパーホテル草津
2日目8/20:ホテル→道の駅くつき新本陣→桜峠→二の谷山登山→道の駅マキノ追坂峠→道の駅塩津海道あぢがまの里→グランドメルキュール琵琶湖
3日目8/21:ホテル→伊吹山→山室湿原→醒ヶ井宿→関ケ原IC→名神→東名→新東名→秦野中井IC
初日はジオ巡りの旅。最初の訪問場所は石山寺です。
立派な山門だあ!
2025年08月19日 09:39撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/19 9:39
初日はジオ巡りの旅。最初の訪問場所は石山寺です。
立派な山門だあ!
本堂は趣ある造り
なにか京に近いだけに、京風のたたずまいがありますね。
2025年08月19日 09:58撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 9:58
本堂は趣ある造り
なにか京に近いだけに、京風のたたずまいがありますね。
清水寺っぽい
2025年08月19日 09:59撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 9:59
清水寺っぽい
これがお目当ての天然記念物に指定された硅灰石。石灰岩に花崗岩が接触した際に生じる熱作用により変成した岩。
2025年08月19日 10:01撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/19 10:01
これがお目当ての天然記念物に指定された硅灰石。石灰岩に花崗岩が接触した際に生じる熱作用により変成した岩。
硅灰石に根差したコマツナギ
2025年08月19日 10:04撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 10:04
硅灰石に根差したコマツナギ
コマツナギがいっぱい
2025年08月19日 10:07撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 10:07
コマツナギがいっぱい
本堂の風鈴が涼し気
2025年08月19日 10:18撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 10:18
本堂の風鈴が涼し気
三十八所権現社
2025年08月19日 11:02撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 11:02
三十八所権現社
鐘楼
2025年08月19日 11:02撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/19 11:02
鐘楼
蓮如堂と硅灰石
2025年08月19日 11:04撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 11:04
蓮如堂と硅灰石
天然記念物硅灰石の前で記念撮影
2025年08月19日 11:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/19 11:09
天然記念物硅灰石の前で記念撮影
重要文化財に指定されている多宝塔
2025年08月19日 11:11撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 11:11
重要文化財に指定されている多宝塔
イオンモールで昼食後、琵琶湖博物館へ移動
水族展示室は淡水魚の水族館
2025年08月19日 14:30撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 14:30
イオンモールで昼食後、琵琶湖博物館へ移動
水族展示室は淡水魚の水族館
でっかいオニヤンマくんの目がギラリ!
2025年08月19日 14:54撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 14:54
でっかいオニヤンマくんの目がギラリ!
オオタカの剥製はすんごい迫力
2025年08月19日 14:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/19 14:57
オオタカの剥製はすんごい迫力
400万年まえの化石展示など
テーマごとに分かれた展示室は子供に大人気!1日ゆっくり楽しめますよ!
2025年08月19日 15:10撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 15:10
400万年まえの化石展示など
テーマごとに分かれた展示室は子供に大人気!1日ゆっくり楽しめますよ!
水生植物公園みずの森へ移動。16時が最終入館時刻なので、間に合うように琵琶湖博物館を出ました。車で2分ぐらいの至近距離に位置します。
2025年08月19日 16:00撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:00
水生植物公園みずの森へ移動。16時が最終入館時刻なので、間に合うように琵琶湖博物館を出ました。車で2分ぐらいの至近距離に位置します。
目玉のオニバス
2025年08月19日 16:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/19 16:07
目玉のオニバス
1株からたくさんの葉っぱが放射状に出てる。中央にお花。
2025年08月19日 16:08撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:08
1株からたくさんの葉っぱが放射状に出てる。中央にお花。
いろいろな色のハスがあるんですね。
紫色のハス
2025年08月19日 16:23撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:23
いろいろな色のハスがあるんですね。
紫色のハス
濃いピンクのハス
2025年08月19日 16:23撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:23
濃いピンクのハス
オオシオカラトンボ
2025年08月19日 16:26撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:26
オオシオカラトンボ
琵琶湖に自生しているハス
見頃は過ぎています。半分以上は実になっています。
2025年08月19日 16:27撮影 by  X30, FUJIFILM
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8/19 16:27
琵琶湖に自生しているハス
見頃は過ぎています。半分以上は実になっています。
ハスの実
根っこのレンコンと同じように穴だらけ!
2025年08月19日 16:27撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:27
ハスの実
根っこのレンコンと同じように穴だらけ!
白いハス
2025年08月19日 16:29撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:29
白いハス
イチジクの仲間?
2025年08月19日 16:29撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:29
イチジクの仲間?
黄色いハス
2025年08月19日 16:31撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:31
黄色いハス
熱帯植物温室の花々
2025年08月19日 16:32撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:32
熱帯植物温室の花々
いろとりどり
2025年08月19日 16:33撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:33
いろとりどり
ツル性
2025年08月19日 16:34撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:34
ツル性
地べたを這う
2025年08月19日 16:34撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:34
地べたを這う
サボテンコーナーもありました。
2025年08月19日 16:35撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:35
サボテンコーナーもありました。
ラン科かな?
2025年08月19日 16:36撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:36
ラン科かな?
小雨が降って、外に大きな虹が現れました!
2025年08月19日 16:52撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:52
小雨が降って、外に大きな虹が現れました!
外庭には日本自生の植物も
オミナエシ
2025年08月19日 16:56撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:56
外庭には日本自生の植物も
オミナエシ
ヤブラン
2025年08月19日 16:56撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:56
ヤブラン
オオバギボウシ
2025年08月19日 16:57撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:57
オオバギボウシ
ヒオウギ
2025年08月19日 16:57撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:57
ヒオウギ
玄関にあるへびたち。愛嬌ありますね。
2025年08月19日 16:59撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 16:59
玄関にあるへびたち。愛嬌ありますね。
ホテルは夕食無しのプランだったので、草津の市街にくり出し、肉酒場で近江牛を堪能。猛暑で冷えたビールや酎ハイが、しみわたりました!
2025年08月19日 19:05撮影 by  X30, FUJIFILM
8/19 19:05
ホテルは夕食無しのプランだったので、草津の市街にくり出し、肉酒場で近江牛を堪能。猛暑で冷えたビールや酎ハイが、しみわたりました!
撮影機器:

感想

 石山寺は、瀬田川沿いにあって、立派な東大門の構えが素晴らしい風貌です。この山門前に駐車場があり、1回600円。山門を入って少し進んだところに、社務所があって、拝観料600円/人を支払い、中に入ります。お寺境内は非常に広く、古い建物は、国宝や重要文化財に指定されたものが多数。鬱蒼とした木々の中を、きれいに整備された道がぐるっと巡っており、これらの建物や、庭園を見て前われるようになっています。われわれのお目当ての硅灰石は、天然記念物に指定されており、本堂へゆく広場の目の前に、ドドーンと鎮座していました。
 硅灰石は石灰岩に花崗岩が接触した際に、生じる熱作用により、変成した岩。ここ石山寺のように、巨大な硅灰石は非常に珍しく、寺名の由来になっています。実物をみると、初めての硅灰石がどの部分なのか?よくわからなかったけど、その大きさには、すごい岩だなあと感服しました。自然の造形はなにか心を打つ美がありますね。
 午前中は石山寺で、少し暑さにやられて、クールダウンのため、イオンモール草津に立ち寄り、ここでお昼ご飯に冷やし中華を食べて、英気を養いました。午後の部はまず琵琶湖博物館へ向かいます。駐車場は広く、有料の表示がありますが、入館すれば、無料の駐車券が受け取れますので、実質無料です。入館料は840円/人。
 琵琶湖博物館は、正に琵琶湖の縁にあって、琵琶湖のすべてを知るのには、うってつけの博物館です。琵琶湖の成り立ち、地形、岩石、植物、動物、鳥類、魚類、人の生業、生活、文化、歴史など多くの要素を網羅した展示がなされており、大変興味深い博物館でした。琵琶湖は400万年前に誕生し、現代までその姿を変えつつも、湖としての姿を維持している、いわゆる※古代湖の一つです。以下Wikipediaより
 ※古代湖(こだいこ、英語:ancient lake)とはおよそ100万年以上存続している湖の呼び名。一般的に湖の寿命は数千年から数万年と言われている。これは、流入する河川からの堆積物で湖が埋め立てられるためである。しかし一部の湖は100万年以上の年齢をもち、なかには数百万年から2000万年以上の寿命を有する湖が存在する。このような湖を古代湖と呼ぶ。その多くは、断層活動によって地殻に深い裂け目が生じた結果生まれた構造湖である。古代湖では水域が長期間に渡って存在するため、固有種と呼ばれるその湖に適応して独自の進化を遂げた生物による豊かな生態系が見られる。
 世界に古代湖は20程度しかなく、琵琶湖はその一つなのです。ちょっとすごくないですか?初めて知りました。お魚でも固有種の多い琵琶湖は、すごいところなのですね。そんな豆知識も吸収しつつ、あっという間に時間は過ぎて行って、2時間ほどの滞在でしたが、いろいろ楽しめました。
 その後は併設された水生植物公園みすの森に移動して、見たことのなかったオニバスを見てきました。オニバスの構造や葉の付き方など、実物で見れて良かったです。その他たくさんの水生植物があって、1時間足らずでしたが、なかなか見ごたえのある植物園でした。入園料が大人300円、65歳以上150円。琵琶湖博物館との共通券もあり、それだと920円なので実質80円の入館料ということに成ります。お得感のある植物園ですね。17時の閉館時刻まで粘って、本日のお宿へ向かいました。

 

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