滋賀遠征8/19-21初日8/19:石山寺、琵琶湖博物館、水生植物公園みずの森


コースタイム
計画に追加したのは、石山寺の硅灰石と琵琶湖博物館の2か所。ここは場所としては大津の近くで、まとまっており、1日あれば回れるので、この近辺で初日の宿をとり、2日目私の一番の目的、ナツエビネを見るため、二ノ谷山へ行き、3日目は、百名山で未踏の伊吹山、そしてサギソウの山室湿原を回るということで、長浜近辺に宿を探して、予約しました。
つれあいは膝が悪く、厳しい山のルートは無理なので、通常はあまり山行へ誘えるケースが少ないのですが、今回は二ノ谷山、伊吹山ともに、標高差は小さく、距離も短いので、つれあい向きの山だったと言えるでしょう。それで誘って一緒に行くという運びとなりました。
滋賀旅行のレコURLは以下です。
初日:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8589499.html
2日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8582117.html
3日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8584744.html
天候 | 3日とも快晴のち晴れ時々曇りで35℃以上の猛暑 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2日目8/20:ホテル→道の駅くつき新本陣→桜峠→二の谷山登山→道の駅マキノ追坂峠→道の駅塩津海道あぢがまの里→グランドメルキュール琵琶湖 3日目8/21:ホテル→伊吹山→山室湿原→醒ヶ井宿→関ケ原IC→名神→東名→新東名→秦野中井IC |
写真
感想
石山寺は、瀬田川沿いにあって、立派な東大門の構えが素晴らしい風貌です。この山門前に駐車場があり、1回600円。山門を入って少し進んだところに、社務所があって、拝観料600円/人を支払い、中に入ります。お寺境内は非常に広く、古い建物は、国宝や重要文化財に指定されたものが多数。鬱蒼とした木々の中を、きれいに整備された道がぐるっと巡っており、これらの建物や、庭園を見て前われるようになっています。われわれのお目当ての硅灰石は、天然記念物に指定されており、本堂へゆく広場の目の前に、ドドーンと鎮座していました。
硅灰石は石灰岩に花崗岩が接触した際に、生じる熱作用により、変成した岩。ここ石山寺のように、巨大な硅灰石は非常に珍しく、寺名の由来になっています。実物をみると、初めての硅灰石がどの部分なのか?よくわからなかったけど、その大きさには、すごい岩だなあと感服しました。自然の造形はなにか心を打つ美がありますね。
午前中は石山寺で、少し暑さにやられて、クールダウンのため、イオンモール草津に立ち寄り、ここでお昼ご飯に冷やし中華を食べて、英気を養いました。午後の部はまず琵琶湖博物館へ向かいます。駐車場は広く、有料の表示がありますが、入館すれば、無料の駐車券が受け取れますので、実質無料です。入館料は840円/人。
琵琶湖博物館は、正に琵琶湖の縁にあって、琵琶湖のすべてを知るのには、うってつけの博物館です。琵琶湖の成り立ち、地形、岩石、植物、動物、鳥類、魚類、人の生業、生活、文化、歴史など多くの要素を網羅した展示がなされており、大変興味深い博物館でした。琵琶湖は400万年前に誕生し、現代までその姿を変えつつも、湖としての姿を維持している、いわゆる※古代湖の一つです。以下Wikipediaより
※古代湖(こだいこ、英語:ancient lake)とはおよそ100万年以上存続している湖の呼び名。一般的に湖の寿命は数千年から数万年と言われている。これは、流入する河川からの堆積物で湖が埋め立てられるためである。しかし一部の湖は100万年以上の年齢をもち、なかには数百万年から2000万年以上の寿命を有する湖が存在する。このような湖を古代湖と呼ぶ。その多くは、断層活動によって地殻に深い裂け目が生じた結果生まれた構造湖である。古代湖では水域が長期間に渡って存在するため、固有種と呼ばれるその湖に適応して独自の進化を遂げた生物による豊かな生態系が見られる。
世界に古代湖は20程度しかなく、琵琶湖はその一つなのです。ちょっとすごくないですか?初めて知りました。お魚でも固有種の多い琵琶湖は、すごいところなのですね。そんな豆知識も吸収しつつ、あっという間に時間は過ぎて行って、2時間ほどの滞在でしたが、いろいろ楽しめました。
その後は併設された水生植物公園みすの森に移動して、見たことのなかったオニバスを見てきました。オニバスの構造や葉の付き方など、実物で見れて良かったです。その他たくさんの水生植物があって、1時間足らずでしたが、なかなか見ごたえのある植物園でした。入園料が大人300円、65歳以上150円。琵琶湖博物館との共通券もあり、それだと920円なので実質80円の入館料ということに成ります。お得感のある植物園ですね。17時の閉館時刻まで粘って、本日のお宿へ向かいました。
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