四阿山


- GPS
- 12:24
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,426m
コースタイム
- 山行
- 12:12
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 13:01
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日の遭遇。
鹿:12匹。
ヒキガエル:4匹。
須坂市役所に確認して、米子大瀑布から浦倉山までの道が通れるようになったとのこと。
ただし、笹がヤバいので気をつけてくださいとのことでした。
私は人の行かない所ばかりを好むので、藪漕ぎは慣れてます。
米子大瀑布から根子岳、四阿山、浦倉山の縦走周回ルートに挑戦。
俺の足だと12時間以上の長丁場だが、まあなんとかなるでしょ。
四阿山は勿論有名な百名山。
自分は全く百名山には興味はないため、百名山目的で登ったわけでは無く、周回ルートが取れそうなので、目的地に設定しました。
メインルートは菅平の方から登るルートなので、米子大瀑布からは全く人に会いません。
熊がいてもおかしくないくらい、人気のないルートです。
こちらからだと、四阿山を目標とすると、ピストンでも10時間くらいかかり、周回だと12時間以上かかります(62歳の私の足では)。
せっかくルートが開通したので周回ルートを選択。
さあ地獄の始まりだ。
誰もいないため、熊よけの笛をピーピー鳴らしながらのスタート。
前半、北肩まではたくさん滝が見られる楽しいコースですが、後半は結構きつい。
眺望も良くないため、黙って笛吹きながら黙々と高度を上げます。
1900mを超えると、森林限界ではないものの、高木がなくなり眺望が開けてきました。
雨飾山のビーナス付近の感じです。
北肩までで1/3の行程。
腹減ったので、ドーナツを食いました。
ここから根子岳に縦走です。
が、実はこの区間が1番の核心でした。
斜度がきついとか岩場で危険とかでは無く、笹地獄!
身長180cm以上ある私でも隠れてしまうくらいの笹が延々続きます。
朝露で濡れた笹を文字通り藪漕ぎするわけですが、もう全身びっしょり。
濡れたくない人は雨具フル装備で挑んでください。
このルートはほとんど歩く人がいないらしく、草刈りは全くされていません。
足元が全く見えないため、最新の注意が必要です。
ここで足でも挫いてしまうと、撤退するのもかなり大変です。
マジで気をつけてください。
なんとか笹地獄を抜けて小根子岳へ到着。
さっきまでは晴れていたのに、ここら辺りからガスが出始めました。
続いて根子岳へ。
可愛らしい登頂看板がありました。
もちろん猫はいませんが、肉球がありました。
さあ、次は目的地の四阿山ですが、もう辺りはガスってしまって、この山の良さが全くわからん。
天気がいいと素晴らしい眺望なんですか?
何も見えないので、さっさと帰路につきました。
最終目的地は浦倉山。
しかし、この山は全く眺望がない山で、登頂する喜びが感じられません。
群馬県境稜線トレイルの一部区間なんですが、眺望ポイントもガスってて、ちょっと残念でした。
さて、最終の降下ポイントに着きました。
看板はまだ外されていなくて、通行止めの注意がされています。
まあそもそも、米子大瀑布から登って来なければ、この道で降りることは無いため、四阿山に来る人の97%くらいの人には意味ない道なんですが。
笹が酷いと市役所の人には情報もらっていたんですが、北肩~小根子岳までの笹地獄をすでに経験しているので、全く問題ありません。
多少道が見えない所もありますが、問題なく下れます。
登りは極端に遅い私ですが、下りはCTくらいには進めます。
ヤマレコのCTだとこの区間は1:20とありましたがウソです。
100分以上はかかります。
途中崩落現場を見に行ったり、チェーンスパイクをどこかで紛失してしまったのを探しに戻ったりしてたら、かなり時間を食ってしまいました。
17時の下山予定でしたが、最終的に駐車場に戻れたのは、辺りも暗くなってきた18時過ぎになってしまいました。
12時間以上歩くと流石にしんどい。
なんとかヘッテンは使わずに到着出来てホッとしました。
駐車場のトイレで頭と身体を洗って、さっぱりしました。
今回、途中水場が無いため、5リットルを準備したのですが、途中水を入れ替える時に水筒が倒れてしまった事に気づかず、2リットルほどこぼしてしまいました。
沢はあるものの、この付近はもともと硫黄鉱山で、沢の水はソーヤー使っても飲めないんです。
最後はのどカラカラでの到着。
車の中にたまたま用意してあった水をありがたく飲みました。
やっぱ水っていいよなあ!
帰りの道は鹿に飛び出されて急ブレーキを踏んだりしましたが、なんとか下山。
ちょっとつらい山行でしたが、今度は正規ルートで四阿山に天気の良い日に行ってみたいと思いました。
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